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from: シニョレッリさん
2015年11月19日 09時41分53秒
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街歩き(109) カルピ
カルピ Carpiは、人口約7万1千人のエミリア・ロマーニャ州モデナ県にあるコムーネです。ルネサンス期にピオ家の領地として繁栄しましたが、現在では、この街周辺の工業や農業の中心地になってます。
カルピ駅に到着しました。
カルピは、モデナ~スッザーラ~マントヴァを結ぶFS支線上にあり、モデナから約15分、マントヴァから約50分で着きます。
カルピの駅舎
駅前広場
駅からチェントロに向かう道です、この道を真っ直ぐに徒歩7,8分でチェントロに行くことが出来ます。
チェントロが見えてきました。
交差点を渡りました。
1319年から1525年にカルピを支配したピオ家によって、街が整備されました。
Corso Sandro Cabassi
2012年5月の大地震によって、モデナからマントヴァにかけて大きな被害を受けましたが、中でも被害を受けたのはカルピと言われてます。
現在は、流れが変わってますが、紀元前にはポー川の沖積地だった関係で地盤が弱かったのが、大きな被害の原因だそうです。
この街の目印となっているレンガ造りの塔です。(実際は教会の鐘楼)
図書館の建物ですが、市庁舎の一部にもなってます。
図書館内に観光案内所が設けられてます。地図を貰いました。
Palazzo del Pioです。ピオ家の宮殿です。
ピオ宮殿は博物館として公開されてます。
中に入って階段を上ったら、呼び止められました。
建物の修復工事中なので、その間、休館だそうです。
マントヴァ、モデナ、スッザーラなどに行きましたが、地震の影響が未だ認められましたが、被害の痕跡が然程ではなかったので、カルピも同じだと思ってました。
(つづく)
コメント: 全2件
from: シニョレッリさん
2015年11月20日 09時51分52秒
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街歩き(109) カルピ (その2)
49.5mの鐘楼です。
752年創建のサンタ・マリア・イン・カステッロ教会です。
鐘楼が高過ぎて、ファサードと鐘楼が一緒の写真が撮れません。
現在の教会の建物は、「カノッサの屈辱」で有名なカノッサ城の城主だったトスカーナ女伯のマティルダ・ディ・カノッサによって、12世紀に建てられたロマネスク様式のものです。なお、奉献は1184年でした。
ロマネスク様式の浮彫です。
ロマネスク~ルネサンスのフレスコ画や彫刻が中にあるので、拝観したい教会でしたが、数年前に教会機能が停止されて、特別な場合を除き公開されなくなったので、扉が閉まっていたのは予想の範囲でした。
Palazzo dei Pioの中庭です。
宮殿は工事のため立ち入り禁止でした。少し遠回りして広場側に出ました。
Piazza dei Martiriです。
ドゥオーモも修復工事の真っ最中でした。
広場に面して建つ市庁舎です。
ピオ宮殿の正面入り口です。広場に面してます。
楽しみだったサンタ・マリア教会、ピオ宮殿、ドゥオーモの3つがダメだったので、時間の潰しように困りました。
これだけ規模の大きな広場はあまりないと思います。
(つづく)
from: シニョレッリさん
2015年11月25日 15時48分38秒
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街歩き(109) カルピ (その3 最終回)
この建物も修復工事中でした。
16世紀の円柱です。
秋の日差しが結構強くて、日に焼けました。
バロック様式の建物がないのでホッとします。
銀行の建物です。
歴史的的建造物と教会を見れば、何時頃繁栄した街か、大体分かります。
バールで一休みしてから駅に行って帰ることにしました。
カルピでで人も見たいところは三か所でしたが、全部ダメでした。
地震の影響なので、それは仕方がないと諦めました。
ここで泊まらなくて良かったとつくづく思いました。
最低でも1泊しないと、その街のことは分からない、が信条ですが、ここで1泊したらさぞや退屈だったと思いました。
サン・パオロ教会
この教会も修復工事中でした。
サンタ・キアーラ教会
(おわり)
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