サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: シニョレッリさん
2016年01月07日 10時27分48秒
icon
美術館・教会巡り(439) フェッラーラ大聖堂
サヴォナローラ像がフェッラーラに似合いますね。
大聖堂は市庁舎の向かいにあります。
Basilica Minore Cattedrale di San Giorgio Martire
1959年、教皇ヨハネ23世によってBasilica Minoreに任じられました。
12世紀初頭に創建され、1135年に奉献された、基本的にロマネスク様式の建物です。
「基本的」と書いたのは、12世紀に一応の完成をみた建物は、その後幾度となく修復工事が行われ、その都度、ゴシック様式、ルネサンス様式、バロック様式の一部増築を経て、ロマネスクからバロックまでの様式が認められる造りとなっているからです。
ファサードの一部が修復中でした。
身廊側です。
身廊のロッジアに商店が並んでますが、ロッジアの商店がフェッラーラ大聖堂の特徴になってます。
鐘楼
小さな子供たちのお気に入りです。子供たちの祖父と思われる方の顔を塗りつぶしました。
中は修復工事中でした。
見どころが多いですが、これでは仕方がありません。
これらの写真は2015年7月に撮りました。
2013年10月に撮った写真があるので、聖堂内部の紹介はそれらによって行うことにします。
(つづく)
コメント: 全1件
from: シニョレッリさん
2016年01月13日 11時01分05秒
icon
美術館・教会巡り(439) フェッラーラ大聖堂 続き
それでは、修復工事前に撮った写真を使うことにしましょう。
三廊式、ラテン十字形の聖堂内部は。その構造自体はゴシック様式が色濃いものの、バロック様式の装飾が目立ちます。
入り口近くから見た左側廊方向です。
左側廊です。
入り口近くから眺めた右側廊方向です。
右側廊です。
装飾されていない箇所を探すのが難しいですね。
ドゥオーモを見れば、その街の繁栄振りが分かります。
主祭壇と後陣です。
後陣のフレスコ画「最後の審判」は、セバスティアーノ・フィリッポ通称バスティアニーノによって1577‐1581年に描かれましたが、その制作に当たって、バスティアーノはミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」を参考にしたと伝えられてます。
次に注目すべき作品を幾つか紹介することにしましょう。
エルコーレ・グラツィアーニの「聖ジョルジオの斬首」(1735)
フランチャの「聖母戴冠と聖人たち」(1510c)
バスティアニーノの「栄光の聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖バルバラ」
ガロファロの「玉座の聖母子と聖人たち」
ガロファロの「聖母の結婚」
グエルチーノの「聖ロレンツォの殉教」
詳細不明
ドメニコ・ディ・パリスの「聖マウレリオ」
詳細不明
壁や柱に聖人が描かれてます。
制作者は分かりません。
大聖堂の貴重な作品は大聖堂付属博物館で見ることが出来ます。
作品が沢山あり過ぎて紹介しきれません。この辺にしましょう。
主祭壇前から眺めた入口方向です。
外に出ました。
雨が降り続いてました。
非常に見ごたえがあります。
(おわり)
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト
ぐら姐、 maria、