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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016年03月05日 05時55分57秒

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    2016年早春の旅 プラート

    一ヶ月経つと気温が来た時よりも高くなり、陽射しも強くなってきたので、「早春の旅」では不適当で「春爛漫の旅」とタイトルを代えるべきかも知れません。

    プラートに来たのは、最近、再開館の運びとなった市立美術館に入館するためです。

    建物の修復工事のために2008年秋ころに閉鎖された市立美術館ですが、建物の工事が2014年頃に終わったにもかかわらず、市立美術館自体の閉鎖が続いて気になっていました。2014年、2015年は何かの特別展で建物が使用されたと思います。
    その市立美術館が今年初めに再オープンされたので来たという訳です。

    真新しい案内板です。

    ビックリしました。
    各展示室が明るく、整然と作品が展示され、非常に見やすくなりました。以前は、薄暗く、どちらかと言うと乱雑な展示でして、お世辞にも見やすいとは言い難い美術館でした。

    現在、東京で開催中のボッティチェッリ展に、この美術館の至宝と言うべき作品が数点展示されているんですね。

    ドゥオーモは必見です。

    昨年2月に来た時は、リッピのフレスコ画があるドゥオーモの後陣とMuseo Diocesanoは別々に切符を買うことになっていましたが、今回はそれが一本化されてました。

    ドゥオーモの後陣に描かれた有名なフィリッポ・リッピのフレスコ画です。

    大聖堂付属美術館(旧Museo Diocesano)の入り口です。

    入館者はいずれも私一人でした。勿体ないですね。
    フィレンツェの観光客はプラート無視のようです。

    良いですね、プラートは。

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