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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016年04月08日 10時26分50秒

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    多翼祭壇画と聖会話祭壇画

    多翼祭壇画(Polittico)と聖会話(方式)祭壇画、ヘンテコなトピック題名で何のこっちゃと思われる方がいらっしゃるでしょうね。
    百聞は一見に如かず、先ずは多翼祭壇画の写真からです。

    これが多翼祭壇画です。聖人などがパネル毎に描かれています。

    ベルナルディーノ・ダッディの「サンタ・レパラータ司教座教会の多翼祭壇画」です。
    Cattedrale di Santa Reparataって、何処の大聖堂?と思われる方がいらっしゃるかも知れません。
    これって、一応常識なので、改めて写真を出すのはチョット躊躇しますけど、これがサンタ・レパラータ大聖堂です。

    フィレンツェ大聖堂です。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂とも呼ばれますが、中世の頃はサンタ・レパラータ大聖堂と呼ぶのが普通でした。

    少し脱線しました。話を元に戻します。

    ベルナルドの多翼祭壇画はウッフィツィ美術館にあります。
    多翼祭壇画は古い形式で、やがて聖人などが一枚の画面に描かれるようになりましたが、それを聖会話形式の祭壇画と呼んでます。

    ルーカ・シニョレッリの作品(1510c)です。(ウッフィツィ美術館にあります)
    これが聖会話形式の祭壇画です。
    ルーカは多翼祭壇画も沢山描いています。

    ルーカ・シニョレッリの「アルチェーヴィアの多翼祭壇画」(1507)
    多翼祭壇画と聖会話形式祭壇画の両方を制作した画家は少ないです。15世紀後半を境にして、それ以前は大体多翼祭壇画が主流で、それ以降になると専ら聖会話形式の祭壇画となります。

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