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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016年04月22日 09時48分25秒

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    美術館・教会巡り(463) リヴォルノ、サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会


    リヴォルノのVia della Madonnaです。この通りに面して建っている教会です。

    サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会です。バロック様式のファサードを持つ、ごく普通の教会のように見えます。

    元の教会の名称であるChiesa dei Greci Unitiと案内板に表記されているようにギリシャ正教徒のための教会でした。

    リヴォルノは、トスカーナ公国の貿易港として大いに栄えましたが、ギリシャ正教徒が貿易のために訪れたり、この街に住んでいました。そのため、16世紀後半にギリシャ正教会教会の建設が要望され、当時の建築家アレッサンドロ・ピエローニやジョヴァンニ・バラッタなどの設計によって、1601年に創建され1606年に完成したビザンチン様式の教会が前身です。

    18世紀にファサードがバロック様式に改修され、ほぼ現在の姿になりました。しかしながら、実は第二次世界大戦で爆撃され、ファサードを除き崩壊したので、ファサードだけがオリジナルで、それ以外の建物は1951年に再建されたものです。
    また、第二次世界大戦後、正教会からカトリックのPurificazione派の売却され、現在はカトリック教会になってます。

    単廊式、ビザンチン様式の内部です。
    カトリック教会乍らビザンチン様式を伝える教会として有名です。

    目立つのは沢山のイコンです。

    祭壇やイコンに使用された金が光り輝くように、中は黄色味を帯びた照明に照らされてます。

    豪華な祭壇です。

    金銀がふんだんに使用されているそうです。

    教会の歴史を知らないと、少し違和感を抱くかもしれません。





    カトリック教会らしい祭壇画はこれだけのようです。





    祭壇前から見た入口方向です。

    珍しい、一見に値する教会です。

    この街を訪れたら見逃せません。

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