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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2016/09/05 09:20:03

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    美術館・教会巡り(488) ヴィテルボ、サンタ・マリア・イン・ポッジョ教会


    通りの先に教会があります。

    サンタ・マリア・イン・ポッジョ教会です。サンタ・マリア・デッラ・クロチェッタ教会とも呼ばれているようです。

    1076年に記録にこの教会の存在が初めて記されていますが、創建が具体的に何時頃だったのか不明です。
    この教会が知られているのは、1251年に死去した聖ローザの遺体が教会前で荼毘に付された後、この教会に埋葬されたからです。そのため、聖ローザ信仰の巡礼地の一つになってます。 
    1258年、当時の教皇アレクサンドル4世によって、聖ローザの遺体が旧サンタ・マリア教会に移され、それと共にサンタ・マリア教会はサンタ・ローザ教会へと改称されたのです。

    現在の建物は17世紀に再建された二代目のものです。鐘楼の写真がありませんが、現在の鐘楼は1258年のものです。

    ロマネスク様式を模した手すり

    ファサード前にあるのは13世紀に作られたFontana della Crocettaです。

    初代の建物のロマネスク様式を踏襲した単廊式の内部です。非常に新しく見えるのは20世紀末の修復によるものです。

    左側壁

    右側壁

    祭壇と後陣

    17世紀のローマの逸名画家による「聖母子」

    後陣のフレスコ画(20世紀末)

    「ヴィテルボの聖ローザ」(21世紀)
    実は、小さいながらもこの教会は貴重なフレスコ画や祭壇画が幾つかあることで知られてましたが、20世紀の大規模な修復の際に全て撤去されてしまい、新しく描かれたものに置き換えられてしまったのです。
    それらは市立美術館やローマの美術館で展示される予定と聞いてます。
    しかし、市立美術館では未だ展示されていません。


    小さな教会では貴重な芸術作品に維持管理と盗難防止が大変なので、この辺は仕方がないと思います。

    外に出ました。

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