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from: シニョレッリさん
2013年01月28日 08時53分05秒
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美術館・教会巡り(86) スポレート、サン・ドメニコ教会
美術ファンにとっては見逃せない、スポレートのサン・ドメニコ教会です。秋の青空にファサードが目立ちます。13世紀末から14世紀初頭にかけて建てられたゴシ
美術ファンにとっては見逃せない、スポレートのサン・ドメニコ教会です。
秋の青空にファサードが目立ちます。
13世紀末から14世紀初頭にかけて建てられたゴシック様式の教会です。
このような案内板は私にとって非常に有難いのです。この写真の下に説明文が書いてありますが、その部分を拡大写真を撮っています。教会の写真について、私が説明を加えますが、大体このような案内板に拠っています。
外観は赤と白の石を縞模様に組み合わせたものです。
ルネッタに描かれたフレスコ画です。
16世紀に建てられた鐘楼です。
1934年から1937年に大改修工事が行われたものの、建設当初の姿を留めているそうです。
この日は開いていたので安心!何度も書いていますが、開いている筈の時間に行っても閉まっている教会があるので、実際、中に入れるかどうかは運次第と言えると思います。
内部は翼廊と礼拝堂がある単廊式バジリカ様式となっています。
教会内部の殆どが14世紀から17世紀にかけて描かれたフレスコ画で装飾されています。可なり落剝が進んでいる部分があるのが残念です。
ウンブリアの無名画家の制作だそうです。
この「玉座の聖母子」は傑作だと思います。
一般的に、教会内部のフレスコ画は、当時読み書きが出来ない人が多く、それらの人々に聖書の物語を伝えるために描かれたと言われています。
この「ピエタ」も中々良いと思います。
この礼拝堂のフレスコ画はペルージャの画家ペリーノ・チェーザレイによって描かれました。
この部分の下にクリプタに行く扉があるのですが、カギがかけられて地下に行けませんでした。クリプタは初期キリスト教時代のサン・ペテロ教会となっているらしいです。
天井にもフレスコ画がありそうですが、20世紀の改修によって天井は木材による補強で覆われて見ることが出来ません。
オルガン右にジョヴァンニ・ランフランコの作品がありますが、その作品だけの写真を撮り忘れたようです。
15世紀初頭に描かれた「聖トマス・アクィナスの勝利」ですが、制作者は不明です。
from: シニョレッリさん
2016年12月10日 13時40分33秒
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イカデビルさん、
コメント、有難うございます。
6世紀末に教皇グレゴリオ1世によって、マグダラのマリアとベタニアのマリアが同一人物とされ、同時に聖ルーカ福音書に出てくる「罪の女」もマグダラのマリアとベタニアのマリアと同一とされました。
それ以降、カトリック教会ではそれ以外の解釈は異端とされ、全てマグダラのマリアに統一されたと承知してます。
中世に描かれた絵画を数多く観るうちに、私はマグダラのマリアはキリストの妻であり、「最後の晩餐」に関する聖書の記述と併せて、福音書記者聖ジョヴァンニは女性であり、マグダラのマリアであろうと思うようになりました。
東欧などの教会では、グレゴリオ1世の決定を支持せずに現代に至っているようです。
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from: イカデビルさん
2016年12月09日 22時32分20秒
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シニョレッリさん、こんばんは
マグダラのマリアの礼拝堂?という名前でしょうか、「我に触れるな」の場面の左に「ラザロの蘇生」が見えます。
マグダラのマリアとベタニアのマリアの同一視問題を考えてしまいます。諸説あるのかも知れませんが、私は同じである方が新約のストーリー的には好ましいと思っています。
どちらでも良いのかも知れませんが、シニョレッリさんはどうお考えですか?
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