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from: シニョレッリさん
2022年11月11日 15時09分06秒
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オペラ鑑賞のイタリアの旅
多くのイタリアの街では、市立劇場があって、そこではオペラが上演されてます。大体、一月に一演目のオペラが上演されることが多いのですが、上演日は月に2,3回が普通です。
ロンドン、パリ、ウィーンなどのオペラ劇場は毎日上演されることが多く(休演日は月に数日が普通です)、嫌いな演目は見ないことにしても、旅程を工夫すれば一回の旅でかなりの数のオペラを観ることが出来ます。
所がイタリアでは上演日が多くないので、一回の旅で多くのオペラを観ようとすれば、旅程策定に相当な準備が必要です。例えば、ミラノのスカラ座にしても毎日公演が行られることはなく、上演日が限られてます。
2013年10月の旅では、オペラを数多く見ることを目的に旅程を組みました。
10月2日 ミラノ到着
4日 クレモナで「オテロ」
6日 パルマで「シモン・ボッカネグラ」
11日 ピサで「運命の力」
13日 ブレーシャで「愛の妙薬」
17日 ブッセートで「ファルスタッフ」
18日 クレモナで「愛の妙薬」
22日 トリノで「リゴレット」
23日 トリノで「シモン・ボッカネグラ」
24日 トリノで「椿姫」
28日 ミラノ・スカラ座で「アイーダ」
29日 ミラノ・スカラ座で「ドン・カルロ」
30日 ミラノから帰国
ナポリ、パレルモ、ボローニャは、期間中、公演がありましたが、スケジュールが合わないで断念しました。
12日、パレルモで公演がありましたが、パレルモに行くには前後の予定を断念する必要がありました。
相当な無理をしてブッセートの切符が取れたのですが、ゼネストの予定日と公演日が重なってブッセートを断念しました。返す返すも残念でした。
イタリアのオペラは大体午後11時半終演に合わせて上演されるので、翌朝の移動が難しくなります。
それに加えて、私の場合、オペラ当日の夕食が課題でした。オペラ劇場周辺にオペラ客受けのレストランがあって、深夜でも営業しているのですが、深夜の飲食が苦手なのです。仕方がないので、公演前にホテルの自室で簡単な夕食が食べるのですが、これが実に味気ないのです。
オペラが終わってホテルに戻って、就寝しようとすると頭の中や耳元で管弦楽と歌手の歌声が鳴ってます。興奮して眠れません。
体力の限界に挑戦したようなものになってしまったので、こんな旅はこの時だけで終わりにしました。
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