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from: シニョレッリさん
2016年06月15日 16時35分58秒
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村歩き(120) オルタ・サン・ジュリオ
オルタ・サン・ジュリオは、人口約1200人のピエモンテ州ノヴァーラ県にあるコムーネです。
ノヴァーラから鉄道で到着しました。毎日1-2往復の列車しか走ってません。
ORTA-MIASINOが駅名です。
先ずホテルに向かいました。
駅から湖に向かう道です。
この日のお宿が見えてきました。
中世の城を改造したホテルと思って予約したのですが、それは大きな間違いで城を模した新しい建物でした。
ゴテゴテ感あり過ぎの、カネをふんだくる、とんでもないホテルでした。
チェックイン後、村のチェントロに向かいました。
オルタ湖です。
徒歩で行くことにしました。
歩きやすい道です。
道は湖畔沿いに通ってます。
沢山の魚が泳いでいたので撮りましたが、写っていない!
湖畔沿いに民宿が点在してます。
歩いても歩いても着きません。
どうやら歩いたのは失敗と悟りましたが、後戻りは無理なので先を急ぎました。
(つづく)from: シニョレッリさん
2016年06月21日 17時02分47秒
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村歩き(120)オルタ・サン・ジュリオ(その5)サンタ・マリア・アッスンタ教会です。拝観しました。村の規模にしては、質の高い作品がありました。教会の祭
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from: シニョレッリさん
2016年06月18日 13時26分32秒
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美術館・教会巡り(470) リヴォルノ、サンタ・カテリーナ教会
ドメニコ会のサンタ・カテリーナ教会です。
17世紀末から18世紀中ごろまでトスカーナ地方を中心に活動した建築家ジョヴァンニ・デル・ファンタジア(フィレンツェ1670‐リヴォルノ1743)の設計によって、1720年創建、1753年に完成したバロック様式の教会です。奉献は1753年に行われました。
ファサードは未完成です。
ほぼ四角形の外壁の上に高さ63m、八角形のクーポラが乗ってます。
遠くからしか見えない鐘楼は、ローマ、ナポリで活躍した18世紀の建築家フェルディナンド・フーガ(フィレンツェ1699‐ナポリ1782)によって設計されました。
内部は八角形で、その上に八角形のクーポラがあります。
八角形の先に祭壇と7つの礼拝堂が設けられてます。
バロック様式なので装飾が多いようです。
クーポラのフレスコ画は、チェーザレ・マッフェイ(シエナ1805生まれ‐1876年頃死去したようだがその場所を含めて詳細不明)によって1855‐58年に制作されました。
マッフェイのフレスコ画のうちの「聖母戴冠」
主祭壇
主祭壇画はジョルジョ・ヴァザーリの「聖母戴冠」(1571)です。
ヴァザーリの作品は教会の完成よりも180年も前に制作されたものです。それにも拘らず、この教会の主祭壇画になった理由や、その間何処に作品があったのか、その辺の詳しい経緯が不明です。
詳細不明の「聖母子」
「ロザリオの聖母」も詳細不明です。
見るに値するのは、ヴァザーリの作品とクーポラのフレスコ画でしょうか。
リヴォルノはイタリア海軍の基地が置かれていたので、第二次世界大戦で爆撃によって徹底的に破壊されました。その結果、古い貴重な祭壇画やフレスコ画は殆ど残されていません。
祭壇前から見た入口です。
教会の横に運河が走ってます。
(おわり) -
from: シニョレッリさん
2016年06月16日 17時58分49秒
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修復
私「シニョレッリ」のプロフィール写真は、ルーカ・シニョレッリが1504年に制作した「マグダラのマリア」です。
これです。
この作品画像は外部サイトから拝借したものですが、修復前のものです。修復が行われたのは2012年頃でしたが、当時は写真撮影が禁止されていたので、私の写真がありません。だから、外部サイトから拝借したのです。
この作品は、オルヴィエートのドゥオーモ付属博物館にあります。
これが修復後の作品の写真です。(2015年頃から写真撮影が解禁となりました)
空の色など随分違った感じがします。制作当時の空の色はこうだったそうで、絵の具の経時変化によって、修復前の赤っぽい色に変色したという研究結果に基づき修復が行われました。
全体の印象も修復前と修復後では随分感じが違います。修復前の姿に慣れてしまっている私としては、修復の価値というものが中々分からないのです。from: シニョレッリさん
2016年06月17日 15時50分46秒
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「修復」の続きです。今回はウルビーノのサン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所を取り上げます。先ずはファサードです。修復前のファサードです。14世紀に建
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from: シニョレッリさん
2016年06月14日 15時31分54秒
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2016年夏の旅 旅の終わり
先ほど自宅に戻りました。
半日以上雨が降った日は僅か2日で、天気に恵まれた旅でした。40度の猛暑日が続いた昨年と比べれば、今年は30度以上の日は一日もなく、朝夕は涼しさを通り越して寧ろ寒いくらいでした。
列車の遅れを心配していましたが、杞憂に終わりました。
所が逆方向行の列車は1時間以上の遅れでした。
特急は地下ホームから発着すると思っていましたが、特急の約40%が地上ホームからの発着になっていました。
列車が2時間遅れても十分間に合うように、ボローニャを出発したので、マルペンサ空港では逆に時間が余り過ぎました。でも乗り遅れるよりは良かったです。 -
from: シニョレッリさん
2016年06月10日 15時18分16秒
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マスク不使用の御勧め
前にもリストランテでのマスク着用の女性の話を書いたことがあります。
10日ほど前のオルヴィエート駅(FS)での出来事です。
フォリーニョのFS駅と同じく、オルヴィエート駅でフィレンツェSMN行の電車を待っていたら、制服着用の警官と私服警官と思われる総勢8人のグループがやってきて身分証明書の展示を求めると共に、職務質問が始まりました。
このような事は、今回の旅では二回目ですが、今までのイタリアの旅でパスポートの展示を求められたのは随分前にピストイアだけでしたから、それだけ警備が厳重になったことでしょうね。
私はパスポートを提示しただけで、質問を受けることはありませんでした。
ふと見ると30-40mほど離れた場所に、マスクを着用した二人の東洋人女性がいました。その女性たちに警官がやってきて何か言ったようですが、二人の女性たちは警官の言葉が分からないのか、マスクを外すこともなくぐずぐずしていたら、何と女性たちは警官たちに取り囲まれて、やがて警察車両の方に連れられて行ってしまいました。
昨夜、夕食の際、この話をイタリア人の友人にしたら、「警官などに接する時は、顔を隠すようなマスクは直ぐに外すべきである。顔を覆うようなものを着用して公の場に出ることは法で禁じられている。マスクを外さないので、厳重警告のため警察車両に連れ込まれた可能性が高い」との事でした。
二人が東洋人と分かりましたが、私から少し離れていたので、女性たちの国籍までは分からないものの、マスク愛用の日本人が多いので、二人は日本人だったかも知れません。
イタリアでは、健康に特に問題がない限り、マスクの着用を止めた方が無難です。イタリア人からマスクは奇異に見られてます。 -
from: シニョレッリさん
2016年06月09日 15時27分13秒
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2016年夏の旅 シエナ
カラヴァッジョ展が終わる6月12日以前に帰国して、もう一度行きたいとの思いがありましたが、もう二度行っているので無理はしないことにしました。
一週間ほど滞在してシエナ派芸術を堪能したい所ですが、今回は僅か2泊のシエナです。
一年前のイタリアは連日40度を超すか、超さないかのニュースにげんなりしていましたが、今年は30度を超すこともなく過ごしやすいので有難い限りです。
アレッツォからのバスが通学・通勤の人々でほぼ満員でした。アレッツォからシエナまで毎日通っておられる人が多数いらっしゃるんですね。
一週間前に見たオルヴィエートのドゥオーモと似てるように思いました。
拝観させて頂きました。オルヴィエートのドゥオーモと少し似ているのはファサードの一部だけですね。シエナのドゥオーモの規模の大きさに圧倒されました。
所謂シエナカラーです。
宿泊する観光客は少ないようで、午後5時を過ぎるとひっそりとしてきます。
午後7時過ぎの人通りです。from: シニョレッリさん
2016年06月10日 16時03分46秒
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晴れ、曇り、雨の変わり易い天気が続いてます。雨と言っても、30分ほどで直ぐに上がったのが二度あったくらいで、観光には全く支障がありませんでした。少し新
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from: シニョレッリさん
2016年06月07日 04時06分59秒
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2016年夏の旅 アレッツォ
月曜日のアレッツォは教会巡り中心の観光になります。
サン・ドメニコ聖堂は毎年必訪です。
通りがかったサンタ・マリア・イン・グラーディ教会が開いていたので拝観しました。
傑作とは言い難いが、秀作2点があるので、拝観する価値は十分にありです。
天気が安定してきました。
アレッツォに来たならば、何が何でもここだけは拝観しないといけません。
ミサに参加する地元の人たち以外はまだいないようでした。
独り占め!
フォルリの「ピエロ展」が私にとってイマイチ(実際はイマハチでした)だったので、ここに来て本当に癒される思いでした。
ドゥオーモ
ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画
去年は6月のジョストラの日に来たのですが、その出陣式がドゥオーモで行われ、ピエロのフレスコ画のある部分が立ち入り禁止となっていたので、このフレスコ画を見るのは2年振りです。from: シニョレッリさん
2016年06月08日 15時24分40秒
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火曜日は美術館・博物館が開館します。殆どの時間、晴れていましたが、時々激しい雷雨に見舞われました。入館料が無料になったとの情報があった国立中世近代美術
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from: シニョレッリさん
2016年06月06日 04時15分39秒
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2016年夏の旅 アッシジ
ペルージャ~アッシジ間のバスは、平日よりも減便となるものの日曜日でも運行されているので、アッシジに移動してきました。
6月ともなると大体混雑しているようです。
人里離れた修道院や教会に行きたい気もしますが、時間・体力対効果を考えると、ちょっと大きめの街に毎年行った方が良いと思うようになりました。
アッシジにせよ、他の同じ規模のコムーネに行けば、Museo Civicoがあり、そこには近在の教会や修道院、貴族の館などから集められた一応の質を備えた彫刻や絵画があって、人里離れた修道院や教会に行くよりも遥かに数多くの傑作に出会うことが出来るからです。
アッシジに来るのはほぼ1年振りです。
観光客が一時的に途絶える午後の気怠い時間です。
各教会で何を見ればよいのか、諳んじているので急ぐ必要がなく、ノンビリできる点が気に入ってます。
雲がかかっているので、既に夕方の雰囲気ですが、6月は日が長いので暮れるにはまだ間があります。
from: シニョレッリさん
2016年06月22日 15時44分40秒
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村歩き(120)オルタ・サン・ジュリオ(その6最終回)サクロ・モンテは、広い山中に聖フランチェスコを奉る礼拝堂が約20棟点在する一大聖地です。聖フラン