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from: 藤堂俊介さん
2012年09月13日 14時06分37秒
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カシオ FD-30
【主な特徴】
AC電源。15桁(整数計算は16桁)。2メモリ(メモリ2をスイッチでGTメモリに切り替え)。加算式。表示は蛍光管。
1980年代から〜1990年代にかけて製造されていた高級電卓。非プリンタタイプで最高額34,800円で販売されていた。
本体に《使いやすさに徹した15桁》とシールが貼っており、15桁の計算機かと計算してみると、16桁まで計算可能である。ここでいう15桁は小数点を含んだ計算をさすようだ。
加算式電卓としては使い勝手がよく、ツーゼロ、スリーゼロキーを装備している。
入力件数を示す《アイテムカウント》は、加減算関係なくカウントアップ、減算はカウントダウン、アイテムカウントオフがスライドスイッチで選べる。
メモリは2つ装備。そのうち1つをスイッチでGTメモリへ振り分けられる。小数点桁指定も0〜8桁と2桁おきで選べる。
事務計算必要な機能が満載である。現在はプリンタなしの蛍光管タイプは絶版であり、プリンタ装備の機種へ統合されている。
カシオ計算機の電卓は現在14桁が最大で、16桁は、作られていない。通常の事務計算は12桁のそれで十分だからだ。
この電卓はいただきもので製造から25年たつ。動作は正常。電源の確保さえ出来れば、事務計算に十分使える。日本製電卓がいかに丈夫なつくりだったかよくわかる機種だ。
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