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from: 藤堂俊介さん
2012年09月14日 20時26分20秒
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ルートキーがなくなった代わりに。
カシオの廉価版電卓MS-6を購入して気づいた。8桁1メモリの一般的な電卓。よく見るとルートキーが省かれ、右シフトキーに置き換わっている。
右シフトキーは10桁以上の電卓についている、桁を右に1つずらして消して行く訂正キー。わざわざ置数訂正キー(CまたはCE、CI)を使って全部消して入れ直すより、1〜2桁程度の入れ直しの場合では効率がよい。
顧客の要望かそれともカシオの意向かそれとも必要性の問題か、一般電卓でのルートキーに代わり右シフトに変えている機種を見るようになった。12桁の普及版でもそれが登場している。
日常生活は四則演算で必要十分。お金をはじめ加減算中心の伝票計算は、そう開平計算は登場機会が見えて来ない。
開平計算が省かれた機種はカシオに限ってみれば、ゲーム電卓を含め多機能電卓に存在した。ただし、右シフトキー採用機種は少なかった。
電卓はこれからも重要な計算器具として使われる。ルートが完全に右シフトキーに置き換わっていくのか、消費者の選択にかかっている。
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