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from: 哲ちゃんさん
2014/02/09 00:43:17
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去年の「クリ約」ウラ話 後編
「これは歌いたくない、という曲はあるのか?」とかさ。
でも「ない」って言うからさ。
じゃ、曲も「こっちで決めよう」って...。
こういう確認は大事なんだな。
リハーサルはやったのに、その後で「この曲は違う」って別の曲になったりすると、こちらの気持ちも変わるし、曲順も、アレンジもコーラスも変わるから。
俺としては、拓郎というカリスマにテイク2をやらせちゃいけないというのはあったんだ。
ただ、1曲目の「落陽」に関しては、最初だし緊張するし、あまりいい表情で撮れなかったり、ちょっと声が出にくかったりする可能性もあったから、「最後にもう1回やろう・・・」って決めてたんだ。
事前にそのこと言ったら、「おお、わかった」って言ってくれたし。
でも演奏が終わったら、いい雰囲気だったし「大丈夫だな」って...。
拓郎もやることやったら袖に引っ込んじゃったしね。
あとで小委員会の時、スキマの大橋がやり直したりしてたけど、それを見てて拓郎が、「なんだ、やり直してもいいのか」とは言ってたけど、言ってみただけで、自分はやり直すつもりはなかったんだと思うんだ。
拓郎が俺のことを「音楽的には相当な凝り性」と言ってたけど、曲目にしてもアレンジにしても、そうとう俺の意見を通したのは事実なんだけど、それでいてぱっと聞く分にはオリジナルと較べて「特別なことはなかった」と思えるものにした積りだけどね。
懲りすぎたことやってしまうと「俺の見せたい吉田拓郎じゃなくなる」っていうのがあったから。
まあ勝手な俺の言い分だけどね。
俺としては、「拓郎を一番カッコよく見せる」ということだったからさ。
吉田拓郎の名前を告げた瞬間の場内の熱狂ぶりはすごかった。
しかも、曲も始まってない、アレンジも見せてない。
ただ名前を告げた、あの瞬間がね。
そして、そこに拓郎が居たという、その濃密な瞬間というのが、全体のインパクトの半分ぐらい占めてたかもしれないね。
俺はもう、そこで「よっしゃ!」って。
-まず拓郎さんを呼び込む前に「the flag」を歌い、あれは同世代の同志への呼びかけの歌で、そしてご本人登場という流れが秀逸でしたね。最後は「人生を語らず」というのもまた見事なシメで。-
もちろん拓郎といえば「結婚しようよ」でも良かったけど、そういうもので押し切りたかったんだな。
あいつは「襟裳岬」をやりたがってたけど。
もちろんやれば受けたかもしれないけど、それを俺の我が儘で、何回も「襟裳岬」の攻撃がきたけど、知らん顔してさ。
拓郎の気持ちも分かるんだよ。
「これやるとウケるよ」ということだったと思うんだ。
別にあの作品が悪いってことではないし、もしそんなにやりたかったら、MCで一言、「俺はこれがやりたかったんだ」って一節歌ってもらうことも考えたんだけどね。
まあ客はその時点で(もっと聞きたくて)わーってなっちゃたかもしれないけど。
それでもいいと思ったけど、でも今回は硬派で行きたかったんだな。
と、以上「クリ約」2013ウラ話でした~!!-
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