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  • from: 哲ちゃんさん

    2024年07月26日 18時33分50秒

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    ラジオの青春 10

    2024.7.26 Fri

    愛してやまないR&B系のロックやブル-スという音楽だったが

    それほど世間的にはポピュラ-な存在にはなっていなかった

    ビ-トルズがアルバムの中で歌ってみせた「ロングト-ルサリ-」

    「You Really Got a Hold on Me」「プリ-ズミスタ-ポストマン」などが

    彼等のオリジナルではなくアメリカの黒人R&B系の曲をカバ-したもの

    だと知っていたのは、かなりなポップス通であり音楽好きな人々で

    客席で失神していた女の子たちは、そんな事どうでも良かった(と思う?)

    そんな時代だから僕らが目指していたロックバンドの理想型も

    あの季節、ましてや広島というロ-カルでは「ワカッテもらい難い」

    音楽志向だったと思う

    (ちなみに僕が歌うレパ-トリ-はリトルリチャ-ド「Good Golly Miss Molly」

    マッコイズ「ハングオンスル-ピ-」キンクス「All Day & All of the Night」

    ソロモンバ-ク「If You Need Me」テンプテ-ションズ「マイガ-ル」

    などがメインで・・大好きだった女性歌手ティミユ-ロ「涙が頬をぬらす時」

    を歌うと客席から黄色い声が飛んでいた・・親衛隊の女の子たちだった(笑)

    もともと僕個人はFENの影響で60年代アメリカンポップスが大好き

    だから自分が歌うとなると選曲がそちらへ偏りがちだったのだが

    リ-ダ-のM君が毎回の練習場に持って来て我々に聴かせるのは

    市内のレコ-ド店で彼自身が取り寄せたLPやEP盤で

    黒人R&B系の曲が多くなっていた事もあって

    バンドがそっちの方向へ向かって行くのは自然の成り行きだった

    彼は新たに「バンドを作り直そう」という決心をした頃から

    黒人ア-ティストのR&Bという音楽に魅力を感じていたようで

    持ち前のハイト-ン(歌う声が男声としては高い音域でカッコいい)を

    充分に発揮出来る曲を選んで来るようになっていた

    しかし例えば僕が彼のボ-カルのバックで弾く事になる

    エレキギタ-のカッティング等は非常にユニ-クでざん新だけれど

    当初は曲によって戸惑うくらいに、従来のアメリカンポップスとは

    アプロ-チが違っていてマスタ-するのに戸惑う事も多かった

    ドラムスもベ-スも同じ事が言えたのである

    この貴重な体験が、後の僕の音楽の最大の支えとなり

    また、時代の変化の中で逆らえない荒波に、もまれる事もあったが

    そんな時の心の誇りでもあった

    *画像はダウンタウンズ最後のリサイタルとなったステ-ジで

    M君が歌うプロコル・ハルムの「青い影」

    僕はこの曲では有名な「オルガンソロ」をキ-ボ-ドで弾いた

    3回目のリサイタルをもってバンドは活動に終止符をうつ

    2回のヤマハライトミュ-ジックコンテストで中四国代表に

    その間、山口県の岩国市米軍キャンプ、広島市内のディスコや

    ライブハウスに出演しながら4人の青春の日々を送った

    2024年 7月26日  拓郎

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