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  • from: AMAGYさん

    2015年02月17日 17時30分57秒

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    2015.2.某日の極寒野外Live

    2015年2月某日 晴れのち曇り -1℃~-10℃

    今日は野外Liveの日だ。
    野外といっても北国の事ゆえ気温は半端でないのだ。
    Netの予報ではオレの出番の時間帯の気温は-10℃。

    それでもまだましな方だ。
    しかも吹雪きどころか雪そのものも降らない予報。
    さらには晴天でなく曇天というのが幸いだ。

    じつは数年前、当時毎年参加していた(訳あって去年から参加しなくなった)
    あるLiveイベントの番外編ともいうべき野外Liveに参加したことがあった。

    今日と似たような時期のLiveだったけど、
    朝から吹雪いて最悪の天候。
    しかも会場ではご丁寧に高さ数メートルの櫓が組まれていた。

    つまりは、その上をステージにLiveをやれというのだ。
    実際にその櫓の上に立って分かったのは、気温は地上よりも
    高くなるにつれてより下がる、ということだった。

    上から下まで完全防寒だったけど、
    ギターの弾き語りなので両手は指先をちょんぎった手袋を履いた。
    吹雪の中で譜面台が倒れないように脚でフォローしつつ、
    凍えながら三曲なんとか完奏したのを思い出した。

    おっと、そろそろ出かけねば。
    今日のLive会場は自宅から車で40分ほどの○○市の駅前だ。
    JRの駅前にある公園のステージなのだ。

    この時期、ちょっと吹雪くと道路が走りにくい。
    北国に暮してもう四十年になるが、ドライブは
    やはり冬よりは夏の方が断然いい。

    ここから東に四百キロくらい走ると、
    カミさんの実家のある街があるが、
    そのあたりの道路はゆるやかな丘を縫うように走っていて、
    信号機もめったに無く、周囲の田園地帯には白黒マダラで胃が4つもある大型動物や、顔はめんこいが食べたらけっこう肉の美味い大型草食動物がタムロしているだけのエリアなのだ。

    そういう場所にゆくとやたらと突っ走りたがる馬鹿野郎がいるが、そんなに急いでどこへ行きたいんだか。
    余命いくばくもない庵奔痰に限って陳家な車を高速で動かしたがる。

    本当の裕福者は広くてまっすぐな道を時速20キロくらいで
    巡航しつつ時折窓外に両マナコを向けつつよきかなよきかななとど浄瑠璃などを呟いているような者なのだ。

    おおっと、そーこーしているうちに目的の街に入った。
    実はこの街にはここ数年毎月やってきている。
    というのも、この町の英語でゆうところのhappytownという町名の家電店の2階にLiveハウスがあって、そこの浄蓮の滝、つまり常連なのが何を隠そうこのオレ様なのだ。

    常連っつったってただ毎月参加費を払って唄わしてもらっているだけで相手に何がしかの利益をもたらしているわけではない。代価を支払って行為を行のうという点においては「顧客」と言っていい。

    が真実は、代金を支払って客と思しき人々の前で歌を唄っているので、そうゆう意味ではサービスの提供者ともいえる。
    その労働の対価としてはマルクス経済的にゆえば何某かのお足を頂かなければならぬが、いかんせん客と思しき人々はオレのサービスを正当なサービスとは理解しておらぬようで、投げ銭どころか投げ拍手さえも出し惜しむような有様なのだ。

    そうゆう主客転倒の交錯したような状況の中で、
    毎回5曲くらいを弾き語りしては冷ややかな視線を避けるように
    家電店の2階からすごすごと退散しているという毎月なのだ。

    さて、そんな街の駅前広場では
    いままさしく冬の祭典が行われていた。
    電飾煌めくりっぱなステージでは、御素屁瑠シンガーが団体で
    冬の夜空に歌声を響きわたらせていた。

    そうなのだ、書き忘れていたがLiveは夜行われるのだ。
    なぜなら、このイベントそのものが
    街全体を氷像、つまり氷で小細工した偶像を多数展示しつつ、
    これまた氷で造ったバケツの中になんの因果か相反する性質のローソクを灯し入れて多数飾りまくるというコンセプトなのだ。

    暗闇は七難隠し魔物が巣食うとかいうが、
    このイベントの場合真昼間ではこの宣伝効果は半減どころか全壊してしまう。
    夜であれば氷像の細かい瑕疵などよりはそのmaterialの妙と光に眩惑される。

    そのためイベントは日が沈んでから開始される。
    そのためオレの出番はかなり冷えがきつくなる夜8時からなのだ。御素屁瑠シンガーの次がオレの出番。

    ステージ袖で、主催者に挨拶してから、
    控室となる建物を案内されたので、
    ギター(今回は野外でもあるので多少濡れてもいいように Epiphone AJ-100 NAをもってきた)と小物入れを抱えて、そこへ向かったのであった。

    紙数が尽きたので、以下、次回。

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