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  • from: AMAGYさん

    2025/01/08 13:33:09

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    ケチな根性が決別を招いた話

    🌟あまぢいです

     かつて、隣町E市で開催のフェスに参加していた時期があった。
    ある年のフェスの話をしたい。
     その時で5回目の参加。朝は日差しもあり気温も上昇。
    出番の二時間前から受付とあったが、早すぎると手持ち無沙汰になるのが嫌で、
    家のことを片付けて、一時間前に現地に。

     空、少し曇り出し、風も出てくる。
    会場のある公園のPに車停めて受付へ。
     毎年、stageとして使っていた場所には誰もおらず、変だなと思っていたら、
    後から今年は、stage場所が変更していたこと知らされた。

     公園内にある日本庭園の池に突き出た幅二メートル、奥行き1.5メートルほどの、
    地面がstageだという。たしかにマイクやアンプが設置してあった。
     随分と妙竹林な場所でやるもんだ。
    今はオンナのhip-hopバンドが演奏していた。

     けっこう音は響いていたので期待大。
    stage裏手の東屋が楽屋になっているらしく、
    そこに通じる木橋の向こうに女性staffがいた。

     受付表に記入して領収書もらう。
    参加費は、当初千円だったのが値上がりして今は1,500円に。
    持ち時間は15分、頑張って四曲やるけど、
    少ないこずかいのやり繰りだから、これ以上の値上げは勘弁してほしい。

     Guitarと小道具を取り出して、図書館裏の芝生でtuningと音出し。
    子供が見に来てすぐに逃げた。

     この日のギターは〔Greg Bennett D-8〕というモデル。
    Netオークションから中古で入手した。
    持ち主は購入後まもないようで使用歴は少ない美品。


     トップはシダー、サイド&バックがインディアンローズウッドという材構成。
    Dig Q-10というdigital画面表示のプリアンプ装備され、これが秀逸。
    豪華なabalone Bindingなど、仕様も素晴らしい。
    ※ただ、GroverのGold-pegに少しサビあり、それが残念。
     
     出番の20分前に楽屋の東屋に移動。
    風よけに周囲をぐるりとブルーシートで囲っている。

     床が板張りで土足のためHard-case、小物袋置くのがためらわれる。
    神経質なのだ。
     このフェス常連でstaffの一人でもある者とその相方に挨拶。
    今回、二人は約300キロ離れた街から参加してきた。
     高速利用でも三時間くらいか?頑張るなぁ。

     彼は前年までトラック運転手として全国を走りつつ、
    各地でストリートライブを展開してきた猛者だった。
    彼のブログは時々覗いているが、会うのは前年のフェス以来で一年振り。

     去年、軽い脳梗塞を患いトラックを降り、会社を辞めてその時は求職中。
    ブログによれば一旦、就職した会社の仕事が合わず、たった二日で辞めたあと、
    現在、別の会社に求職、返事待ちだと言っていた。

    〔Ayers〕を持ってきていた。
    豪州のルシアーが設計し、台湾の資本家が金を出し、ベトナムで安く高品位に製作されたブランドだとは知っていた。
     実物を見たのは初めて。
    見た目にもアバロン・バインディング豪華で、OMタイプのボディとcutawayが使いやすそう。

     オレも欲しかった。
    (後年になって近隣のギター弾きから五万で手に入れたが、
    ボディの割れが音に影響していて、響きが良く無かったので売却した)

     相方の者とは初対面。
    地元でbandもやっている三十代後半の気さくな男。
    遠いけど、ぜひ〇〇にも来てくれ、と店の名を告げて誘ってくれた。

    〔Morris W-25〕を持ってきていた。
    エントリークラスの価格帯とはいえ、日本製の古い個体のせいか、
    音は高音がキラキラしてとても良かった
    生音では、〔Ayers〕より上。

     オレより後の出番の者にも挨拶。
    初対面なのにやけに馴れ馴れしいオレの態度に閉口してか言葉少なし。
    初手でグイグイ行くから、好き嫌いがはっきり分かれる。
    万人に好かれなくてもいいや。

     彼は60年代製の〔Epiphone〕を持っていた。
    ボディトップ、とくにピックガードのあたりに凄い弾き痕というかハゲがある。
    指板も万遍なく減ってる歴戦の勇士という感じ。

     生音はさほどでもなかったが、後からPA通しで弾いているの聴いたら、
    ストロークもGibsonのようにパーカッシブでとても良かった。
    聞いたら、なるほどGibsonの工場製なんだと。
     納得だな。

     知的な風貌とでしゃれた格好がよく似合ってた。
    元々こっちの出身なのか、まったくの首都圏生まれなのか不明だが、
    このフェスに参加するためにはるばる飛行機賃かけて来たという。

     オレの出番になった。
    予算とスタッフ不足で、今年はこの場所になったという。
    使い勝手が悪くて、正直残念だった。
    去年までの場所の方が百倍良い。

     観客席も狭く(というより、庭園用のベンチがいくつかあるだけ)、音も響かず、足場も悪い。やむを得ないとはいいながら、もっと適地はなかったのか。
    (主催者じゃないから勝手なことを言う自分に呆れる。きっと色々事情はあったんだろう。そういう点にまで気が回らないのは、大人げなく、下劣なのだと、今なら思える)

     目の前の池の中を鴨がすいすい泳いでいる。
    樹々の様子や景色などは風情があっていいが、肝心の音は良くない。

     ボランティア主体の運営には限界があり、至らないところもやむを得ない。
    参加費を払っている出演者からすれば不満もある。
    市からの援助もあるようだが、なぜいつもの野外ステージを使わせて貰えなかったんだろうか、疑問。

     草土の地面にドラマーが使うようなの丸椅子のみ一つ。
    小物置きのイスも欲しかったが用意無いというので、地面に直に置く。
    神経質だから、汚いのは嫌だ。

     Guitar搭載のpreamp「Dig Q-10」のたくさんあるeffectのうち、
    自然で常時かけても違和感無いという「chorus 1」に設定して。
    PA通しの音聞いたら、その通りの自然な広がりある響きが良かった。

     前日のライブ会場のセトリと同じ四曲をそのままやった。
    ギターの音は良し。声ものびのび出て自己満足。
    観客少なく、拍手も少なし、出来は良かったと自画自賛。

     ※このイベントはその後も継続して開催していたらしいが、いつの間にか参加しなくなった。
     内心の不満が知らず知らずのうちに態度や言葉に表れていたようで、主催者リーダーのオレに対する態度が明らかに硬化していったのが丸わかりになってきていた。
     歓迎されないのに尻尾ふってノコノコ出かけていくほど、落ちぶれちゃあいない。
    と、アマチュアシンガーのくせに、自尊心の発露から、縁切りを決めたのだ。

     ※もう少し謙虚な姿勢で、どうせならスタッフの一人としてイベントの手伝いにでも出向く位の器量があれば、今も参加出来ていたのかもしれないが。
     いったん掛け違いの起きたボタンは容易には元に戻らない。

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