本日はお世話になっている日本語学校の卒業式がありました。
とある会館の一室を貸し切って挙行されました。
頑張って勉強した人とそうでない人にはっきり分かれた年次でしたが、それぞれの進路に向かって旅立っていきました。


本日3月11日で東日本大震災から11年目を迎えました。
11年前の3月11日は、私が出訴した簡易裁判の確定判決が出た日でした。
東京都内は朝から晴天で肌寒い日であったと記憶しております。

午前中に簡易裁判所へ行きまして、昼前には自宅に戻ってきたのですが、中野駅から歩いて帰宅する際に、自宅近くのある場所でカラスの群れが飛びながら激しく騒いでおりました。カァー、カァーと激しく合唱しているような感じでしたので、その光景を何人かの人たちも立ち止まって見ておりました。
私はカラスたちが騒いでいるのは何かがあるのか、繁殖期で騒いでいるのかと思っていたのですが、結果的には前者でした。今思えばカラスたちは察知していたようです。

夕方から郵便局での仕事がありましたが、夕方まで時間がありましたので、昼食として購入してきたパンを食べた後は、行政書士の受験勉強「民法」をやっておりました。
エイプリルカフェという今は無き通信教育会社の教材です。
午後3時前、初めはグラグラ揺れていたので、「ああ地震か。大きいほうだなあ。」ぐらいに思っていたのですが、そのうち揺れがグラグラどころではなくなり、ガタガタ大きな揺れになって、台所のほうで何か物が落ちる音がしました。

部屋の中の物もいくつか崩れ落ちてきました。
揺れがおさまった後は、崩れ落ちた物の片付けをしました。
すぐ近くを走っている西武新宿線の電車は、非常停止の音なのか、警笛とは違った、けたたましいベルの音を出しながら、緊急停車しました。

あれから11年がたって未だに避難している方々が多数おられる現況を鑑みると、自然災害の恐ろしさを感じます。

下記の掲載画像は、東日本大震災からちょうど9年が経とうとしていた2020年3月11日の午後2時46分過ぎに、、宮城県名取市の震災メモリアル公園上空に出現した大きな虹です。
地震の発生時刻ちょうどに大きな虹が出現した現象は、偶然ではないように思いました。「私たちはここにいますよ。」という亡くなられた方々からのメッセージのようにも思えます。