4月初旬～中旬にかけて令和6年度著作権相談員養成研修を受講しました。

著作権相談員とは、文化庁の作成した著作権テキストをベースに、著作権登録、コンピュータプログラム登録等の研修を行い、著作権に関する効果測定に合格した著作権業務に精通した行政書士です。
著作権相談員は著作権相談員名簿に登載されており、名簿は行政書士会が管理しております。

著作権相談員養成研修とは、この著作権相談員を養成することを目的とした研修です。
この研修の講義を受講の上、効果測定を受験し、名簿登載基準を満たした会員について、著作権相談員として認定され名簿に記載されるそうです。
また、名簿に記載された行政書士には著作権相談カードが交付されます。

研修の講義は、著作権法概論、裁定制度及び登録制度に関する十数分～二十数分程度の
講義が18回ありました。
およそ5時間19分ほどありましたが、年度によって違うようでもあります。
一日で視聴はできませんでしたので、数日に分けて視聴しました。

講義後のテスト（効果測定）は30問出題され、そのうち7割正解できれば合格となり、
修了証書のダウンロードデータのアイコンが表示されます。
私は22問正解でしたので、辛くもクリアした感じでした。

ちなみにこのテストの挑戦は1回のみであり、この1回で7割正解できなければ、次年度の研修まで待たなければならないようです。

知的財産分野は、行政書士業務の中では地味な分野ではありますが、近年、「著作権等の取扱い」については、よく見聞するので活用できる機会があればぜひ活用していきたいと思っております。