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from: にょん太さん
2014年07月31日 12時29分04秒
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ぐら姐さん
残念ですが、アルベルティ設計のものは残されていないようです。
改築前の泉の様子を描いた絵画でも残されていれば、と考えて調べてみましたが、ありませんでした。
「トレヴィの泉」の初代は、アウグストゥスの命を受けて、アグリッパの部下たちによって創られたそうで、現在の場所とは少し離れた所にあったようです。icon
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ぐら姐、
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from: シニョレッリさん
2014年07月30日 09時59分03秒
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美術館・教会巡り(300) マントヴァ、サン・バルナバ教会
「美術館・教会巡り」はとうとう300回の節目を迎えることが出来ました。にょん太さんのサークルで、300回目をアップするとは思いもしませんでした。
この通りの先に目指す教会があります。
サン・バルナバ教会です。
1263年のマントヴァの記録に、この場所にサン・バルナバ教会があったと記されています。
1397年、フランチェスコ・ゴンザーガ1世の命により、サンタ・マリア・デイ・サルヴィ尼僧院となったそうです。
ラッファエッロの一番弟子でマントヴァで活躍したジュリオ・ロマーノが1546年に死去しましたが、その際、この教会に葬られたそうです。
建物の老朽化が進んだので、1737年から大改修工事が行われ、バロック様式に改造されました。現在の建物は、このバロック様式の改造後のものです。
教会前の広場に「イルカを抱く少年」の噴水があります。
ファサードに四体の彫刻があります。
目新しいものではありません。
では、内部に入りましょう。
単廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。
左右の側壁に礼拝堂が設けられています。
左側壁
装飾を抑えたすっきりした天井です。
クーポラ
主祭壇と後陣
主祭壇の作者不明の「磔刑像」と「聖母子と聖フィリッポ・ベニッツィ」
主祭壇前からファサード方向を見たところです。
Teodoro Chisiの「救世主」
ジロラモ・ボンシニョーリの「マントヴァのベアタ・エリザベッタに顕現する聖母子」
Bartolomeo Picenardiの「マントヴァのベアタ・エリザベッタ」
Bernardo Malpizziの「聖母子と聖フィリッポ・ベニッツィ」
ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネの「パンと魚に奇跡」
教会を出ました。
それ程傑作や秀作がありませんが、ジュリオ・ロマーノの墓があるので、行ってみて損はないと思います。-
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にょん太、
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from: ぐら姐さん
2014年07月29日 11時26分10秒
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from: にょん太さん
2014年07月29日 10時58分03秒
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ぐら姐さん、
ローマのトレヴィの泉に行かれたことでしょうね。
トレヴィの泉もアルベルティの設計です。現在のトレヴィの泉は1732年に全面的に改修されたもので、アルベルティが設計したトレヴィの泉は跡形も残っていません。長年に渡る強い水流によって、老朽化したので改修されたと聞いてます、
万能の天才、アルベルティのトレヴィの泉も見てみたかったと思いませんか。icon
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from: ぐら姐さん
2014年07月29日 10時26分09秒
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from: シニョレッリさん
2014年07月29日 08時55分37秒
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美術館・教会巡り(299) マントヴァ、旧サン・セバスティアーノ教会
この通りの先に、目指す教会があります。
これがサン・セバスティアーノ教会です。
初期ルネサンスの万能の人レオン・バッティスタ・アルベルティ(1404ジェノヴァ生まれ~1472ローマで没)の設計に基づき、1460年にルカ・ファンチェッリの手によって建築が始められました。完成は1529年で、同じ年に奉献が行われた、ルネサンス様式の教会です。
20世紀前半にファサードの一部改造が行われ、階段が付け加えられました。
二階構造となっており、一階部分のクリプタはゴンザーガ家の霊廟になっています。
クリプタです。
内部は三廊式となっています。
柩が置かれていた場所の上に墓碑が掲げられていますが、柩は移されて、ここにはありません。
二階部分のファサードと入口の間に柱廊が設けられています。
入口扉上の装飾です。
ラテン十字形、ルネサンス様式の二階内部です。
所々に剥離フレスコが残されています。
非常にイタミがあって、何が描かれていたのか分かりません。
現在、この教会の建物は、レオン・バッティスタ・アルベルティが設計した教会に関する博物館として使用されています。
アルベルティが設計した教会の模型が展示されています。
フィレンツェのサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会
リミニのマラテスタ寺院
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会のファサード
マントヴァのサンタンドレア聖堂
教会自体は見る価値がありますが、博物館にはわざわざお金を払って見る価値があるのか、稍疑問に思いました。 -
from: にょん太さん
2014年07月26日 10時00分13秒
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シニョレッリさん
この教会は、マントヴァでも由緒ある教会の一つですが、それを知らない観光客が多く、わざわざ足を運ぶのは、何時も地元の信者だけのようです。
ただ、建物や彫刻・祭壇画にトスカーナ辺境伯の痕跡が全くないので、それも当然だと思います。
ニコロ・ソリマーニのフレスコ画ですが、「聖ベネデットによって戴冠される、幼きキリストを抱いた聖母」がテーマとされています。
写真のように現存するフレスコ画には、戴冠の冠が無いし、、聖ベネデットの身体の表現が不自然です。修復する時に、剥離していない部分を適当に繋ぎ合わせたのではないか、とされているようです。
このサイトに書き込んでいただいて、感謝です。icon
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from: シニョレッリさん
2014年07月26日 08時52分02秒
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美術館・教会巡り(298) マントヴァ、オーニッサンティ教会
今日から「美術館・教会巡り」と「リナシメント芸術家」シリーズを一時的な試みとして、にょん太さんのサークルでアップすることにしました。
マントヴァのCorso Vittorio Emanueleです。
通りに面して教会が建っています。
新しそうに見えますが、興味深い歴史を持つオーニッサンティ教会です。
1080年、トスカーナ辺境伯Grancontessa Matilde di Canossa(1046-1115) が教会や病院を建てるために、財産の一部をサン・ベネデット・ポー修道院に寄進しました。Martildeが寄進した金に加えて、1159年に当時の法王アドリアーノ4世が資金援助を行い、12世紀に建てられた教会が前身です。
現在の建物は、1752年から1755年にかけてバロック様式で再建されたものです。
Matilde di Canossaは、有名な「カノッサの屈辱」の舞台となったカノッサ城の城主で、1077年法王グレゴリウスをカノッサ城に保護して、神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ4世を屈服させた陰の主役でした。
この辺の背景を知っていると、この教会に巡りたくなるのです。
単廊式、バロック様式の内部です。
右側壁方向
左側壁方向
バロック様式の教会としては、比較的地味な装飾です。
天井のフレスコ画は、Giovanni Cadioli(1710-1767)によって描かれました。
主祭壇です。
クーポラのフレスコ画もGiovanni Cadioliの作品です。
主祭壇画は、Ippolito Andreasi(1548-1608)の「聖人たちに囲まれる聖ベネデットと聖スコラスティーカ」です。イッポリートはジュリオ・ロマーノのマントヴァ時代の弟子でマントヴァとその周囲で活動しました。
制作者不明の「磔刑像」
Ippolito Andreasiの「福音書記者聖ヨハネ」
作者不明の「死せるキリストの埋葬」
「受胎告知」のステンドグラス
二枚のステンドグラスから成っています。
主祭壇前からファサード方向を見た写真です。
Giuseppe Bazzani(1690-1769)の「聖母子と聖アンナ」
Giovanni Cadioliの「病院を癒す聖マウーロ」
Ippolito Andreasiの「洗礼者ヨハネの説教」
Cappela del Morteです。
このフレスコ画が、再建される前の教会にあった唯一の作品です。
Nicolo Solimani da Veronaの「聖母子と聖ベネデット」(1463)
作者不明の「父なる神」
カノッサ城主だったMatildeゆかりの教会ですが、その名残を一切感じられませんでした。
教会を出ました。 -
from: にょん太さん
2014年07月18日 15時03分03秒
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from: シニョレッリさん
2014年07月17日 12時48分30秒