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from: にょん太さん
2014年08月01日 08時59分05秒
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イタリア語の必要性
昔、古代ローマ建築の勉強のためにイタリアに行きました。その前に付け焼刃覚悟でイタリア語の特訓を受けました。
その甲斐があって、簡単な日常会話が出来そうと言った状態でイタリアに出向きました。でも、こんなお粗末な語学力では、とても勉強になるまいとの悲壮な覚悟をもって。
1ドル=360円の固定為替レートで、それに加えて外貨持ち出し制限が厳しい時代で、外国に勉強に行くなら、必ず成果を上げねばならないとの周りからのプレッシャーがあり、それに押しつぶされそうでした。
ところがです、お世話になった建築関係の先生方、博物館やパラッツォなどの説明をご担当した先生方の説明は、全部英語で行われたのです。皆さん、それこそ英語が達者でした。(英語が必ずしも得意ではない教授さんもいらっしゃったかも知れませんが、多分、説明担当から外れたのでしょう)
大学の研究室(勿論、日本の)には何人かの東南アジアからの留学生がいて、彼らと日常的に英語を話していたことが大いに役立ちました。
それ以来、仕事で度々イタリアを訪れてますが、仕事上では、イタリア語ではなく全部英語でやってます。私の拙いイタリア語よりもイタリア人の英語の方が遥かに流暢ですから。
イタリア人曰く、「建築の分野では英語が出来ないと話にならない」そうです。
昼食や夕食など私的な場では、私は成るべくイタリア語で話すように努めてます
また、良くイタリア人から話しかけられるのですが、殆ど英語でして、イタリア語で話しかけられたことは滅多にありません。
私の場合、仕事では、イタリアに限らず、ドイツ、フランスなどでも、全部英語で行われています。
トスカーナのアシャーノで偶々マンマたちの会話を耳にしたのです。
「あらあら、こんな所に日本人は珍しいわ、何をしているのかしら」
それに対して私。(イタリア語で)
「建物を見ているのですよ。少し前に、傑作が多く展示されている市立美術館に行ってきたところです。ところで私は日本人ですが、どうして日本人と分かりましたか」
「あなたの立ち居振る舞いで、多分、日本人だと思いました」
中国人や韓国人と見分けた理由が知りたかったのですが、マンマたちは自分たちの会話に熱中し出したので、それは叶いませんでした。
イタリア語が出来れば、それに越したことはありませんが、旅行中の必要性と言う点では簡単な日常会話ができるレベルで十分だと思います。
(下の写真は本件と全くの無関係です)-
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コメント: 全1件
from: シニョレッリさん
2014年08月01日 09時53分01秒
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にょん太さん、お元気ですか?
にょん太さんと違って、私はイタリアで仕事をしたことがないので、その辺の事情がよく分かりません。
ただ、ドイツ、フランスの国際的な大企業の会議や仕事上の連絡・報告はドイツ語、フランス語ではなく全部英語です。
私はイタリア語会話が全然出来ませんが、何時も大過なく無事に旅行を済ませています。イタリア語を全く出来なくても、ホテルに泊まれるし、レストランで食事ができるし、店屋で買い物ができる、公共交通機関に乗れるのです。ただ、イタリア語が出来たらなあ、と何度も思いましたが。
マンマと特に話すことが無いし、バールで屯している御爺さんたちと話をしても仕方が無いので、イタリア語が出来なくても何とかなると変な自信を持ってます!
私の顔に「イタリア語を話しません」と書いてあるのでしょう、話しかけられるのは何時も英語と日本語です。驚くのは、イタリア人から日本語で話しかけられることが度々あるんです。
午後9時頃、ナポリの卵城前で怪しげなお兄さんから、「セクシーな若い子がいるよ、紹介するよ」と英語で呼び止められました。イタリア語ではなく、英語で。怪しげなお兄さんが立派な英語を話す、これがナポリ、と妙に得心した次第です。
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にょん太、