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from: シニョレッリさん
2014年08月27日 07時17分36秒
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美術館・教会巡り(311) マントヴァ大聖堂
2012年5月29日に発生した地震の影響が色濃く残るマントヴァ旧市街です。
中世そのものといった感じのソロデッロ広場です。
マントヴァのドゥオーモ、Cattedrale di San Pietro Apostoloです。
鐘楼と後陣
5世紀頃に建てられた初期キリスト教会が前身で、894年の火災によって消失してしまいました。Jacobello dalle MasegneとPierpaolo dalle Masegneの設計によって、1395年-1401年にゴシック様式で再建されました。
鐘楼は、ゴシック様式で再建された当時の建物です。
ドゥオーモの特徴は、この身廊の外観です。
16世紀に再び火災が起き、大きな被害を受けてしまいました。今度はジュリオ・ロマーノの主導によって、焼け残ったファサードはそのままにして、聖堂内部が再建されたのです。
ところが、何を思ったのか、オーストリア軍のエンジニアでローマ出身のNicolo Baschieraの設計によって、ファサードがバロック様式に改築されてしまいました。
大聖堂の建物とファサードが何処となくチグハグに見えるのは当然です。
五廊式、壮大なマニエリスム様式の聖堂内部です。
右側壁方向です。
左側壁方向
右から二番目の廊下
右側廊
左側壁から二番目の廊下
左側廊
天井の装飾
朝食の時間となったので、一旦切ることにします。(つづく)
コメント: 全1件
from: シニョレッリさん
2014年08月27日 13時46分01秒
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美術館・教会巡り(311) マントヴァ大聖堂 (続きです)
また、やってしまいました。
オーナーであれば、「編集」機能を使ってそのまま続けることが可能でしたが、ウッカリして、ここではオーナーではないことを失念していました。
当時のマントヴァの繁栄が偲ぶことが出来る造りです。
見事な聖人たちの彫刻が並んでいます。
主祭壇と後陣
作者不明の「磔刑像」
じっくりと鑑賞したかった後陣は立ち入り禁止でした。
Clemennte Ruttaの「聖母子と聖フランチェスコと聖女キアラとパドヴァの聖アントニオ」
Antonio Maria Vianiの「イトリアの聖母」(1595c)
Domenico Maria Canutiの「守護天使」(1670)
Bernardino Malpizziの「聖母子と聖人たち」(1599c)
Ippolito Costaの「聖女アガタの殉教」
Lorenzo Costa il Giovaneの「聖女スペチオーザ」(1552c)
Fermo Ghisoniの「聖女ルチア」(1552c)
Felice Campiの「聖ジロラモ」(18世紀)
この大聖堂はさながら美術館ように祭壇画やフレスコ画が多いところです。キリがないので、作品の紹介はこの辺で終わりにしましょう。
この日は広場に市が立っていました。
マントヴァは地震の被害が大きかった街ですが、この大聖堂は頑丈な造りだったようで修復工事が行われていませんでした。
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