報復を、誓う「臥薪嘗胆」

臥薪嘗胆とは「呉越同舟」という４文字熟語があり　憎み合う者同士が　一緒の船に乗り合せると

喧嘩沙汰　コロし合いになるという意味

呉の国王「夫差」と　越の国王『句践」は「憎みあう敵対関係」

そして　呉の国王「夫差」が　越の国王『句践」を支配下に置く　そして「句践」に　馬の糞掃除をさせ

牛馬の如く　酷使する　そのため句践は　夫差に　復讐するため　夫差に「忠誠を誓う　振り」をする

ところが　夫差が病気になり　句践が　夫差の垂れた糞を舐め　夫差の健康を願う

そのため　夫差は　句践が心底から　自分に忠誠を誓っていると信じ　油断　こうして句践が　夫差を破る

これが「臥薪嘗胆」

「臥薪」とは　句践が　薪の上に座り　痛みに耐え報復を誓い　「嘗胆」とは　句践が　「苦い熊の胆」を舐め　報復を誓う意味

実際は　熊の胆ではなく「夫差の糞」を舐める

人間の糞にも　熊の胆と同じ　苦い胆汁が含まれていて　糞を舐めたとは　体裁が悪く

熊の胆を舐めたことになっている

句践は　報復を誓い　薪の上に座り痛みに耐え　夫差の糞まで舐め「報復」を果たし

呉の国は滅び　夫差は　自害する

人間は　恨みを抱くと　いかなる手段を用いても　相手を報復せずには　気持ちが　安らがない

臥薪嘗胆で　中国人が　日本人に　報復するため　日本人を「襲う意味」が分かるであろう

呉越の戦い

これをドラマ化したのが　中国ドラマ「燃える呉越」

このドラマにも　句践が　夫差の糞を舐めるシーンが登場する

句践は　夫差の糞まで舐め　報復を誓い　句践が　夫差を破り　呉の国は滅びてしまう

熊の胆を　舐めたくらいで　報復は誓えない　子供でも分る

韓国の歴史ドラマは　軽薄短小だが　この中國歴史ドラマは　重々しい「重厚感」があるドラマ

　　　燃える呉越