本日は朝から冷たい雨が降り続いています

元旦から晴天続きでしたから　植物にとっては恵みの雨になった事でしょう

私は薩摩の知覧特攻基地の近く生まれ　中学卒業まで過ごしました

幼い頃から記念館近くは遊び場で　その記念館がどの様な意味が有るのか　大人たちから聞かされたものです

我が家は酒屋でしたから両親とも多忙で　いつも子供たけで遊んでましたが　毎年「子供の日」だけは　家族でピクニックに出掛けていました
私が小学校三年生の時　開聞岳の麓に行きました
開聞岳は薩摩富士と言われる山で風光明媚な場所です

帰り際に母が「特攻花を皆で摘んで帰りましょう」と言うのです
ご先祖様の墓前に飾る為とか
「特攻花ってどの花❓」辺りには沢山の種類の花が咲き乱れ初夏の緑に彩りを添えてました

「ここに咲く花全てが特攻花だよ。昔、知覧特攻基地を飛び立つ時に　桜が終わった季節には当たりの草花を花束にして兵隊差に差し上げましたよ。若い兵隊さんは本土最南端の開聞岳を一周して　飛行機の窓から花束を投げ捨てたとのこと」　


「僕は散りゆく身だけど　君たちは種を落とし地に足をつけ国土を綺麗な花でいっぱいにして欲しい」との想いだったと伝えられました

身を犠牲にして　生きとし生けるもの、草木の命さえも慈しむ若者の　尊い志に胸を打たれ　幼い私は夢中で特攻花を摘みました

五月の空を見上げたら　零戦が上空にあり　空から花束が落ちてきて私はそれをキャッチしたのです
幻覚だったのでしょうが　私は兵隊さんの気持ちを受け取りました

その夜考えました
私に何ができるでしょうか、、
結論、分からないから分かるまで「勉強しよう。役に立つ人間になろう」

小学校三年生から「ガリ勉」になり知識を詰め込みました

今もあの日の花束を受け取った私は　考え続けています

農業て貢献出来る道が私のできる事だと　やっと分かりました

女でも　一生を掛け、命を掛けて守りたい想いは理解出来ます💪　

もも

聞けわたつみの声

わたつみ　とは　海神のこと

森永卓郎は　潔い　１９４３年の　学徒出陣と同じ

この学徒出陣した若者達が　残した手記に基づき映画化されたのが

「聞け、わたつみの声」

「聞け　森永卓郎の声」

訂正

兵隊差→兵隊さん