体内時計

現代ビジネスは「理系脳」の識者がいるようで体内時計の話題

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なんと、絶滅した生物もいたかもしれない...じつは、この地球で生きるためには「時を刻むしくみ」が必要不可欠だったという衝撃の事実
12/25(水) 6:54配信

現代ビジネス
photo by gettyimages

朝に多い → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈

月曜日に増える → 狭心症

冬に33％増 → 心臓死

【画像】多くのパターンで、この体を調節していた「体内時計の、驚愕のはたらき」

病気が生じやすい"魔"の時間帯が存在することをご存じでしょうか？

脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めています。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっているのです。

病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか？　薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか？　それらを治療に活かす方法は？

時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する『時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間』から、そのエッセンスをご紹介します。

今回は、体内時計がどのように発見され、その研究が進んできたかを見てみます。研究が進むにつれ、地球の生物にとって、体内時計は生命を支える重要なシステムであることがわかってきました。

*本記事は、『時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。

「体内時計」の発見

タマリンド(マメ科)の木と実　photo by gettyimages

私たちヒトを含む、地球上のすべての生物の体内に、生体リズムとしての時を刻む時計、すなわち「体内時計」が備わっています。

体内時計は、なぜ必要なのでしょうか？

それは、私たちの体にさまざまな生体リズムが存在しているからです。たとえば、一定の間隔で上下する血圧や、たえず脈打つ心拍のリズムがすぐに思い浮かびます。体温の変化や排便も周期的なリズムをもっており、これらに狂いが生じると体調を崩したり病気になったりします。

ヒトはもとより、他の動物や植物にも、それぞれの環境や生態に応じた生体リズムが備わっています。それらを適切に機能させるためには、体内時計を通じて"時刻"を知っておくことが必要不可欠なのです。

体内時計が刻むリズムには、拍動のような秒単位の短いものもありますが、最も早くから知られていたのは「24時間リズム」です。24時間リズムについての最初の記録は古く、紀元前300年代にアレクサンダー大王に仕えた、ある部隊長の日誌に記されています。

彼は、戦闘で各地を転々とするたびに、植物の生態を観察し、気を紛らわせていました。タマリンドというマメ科の植物の葉が昼間に開き、夜になると閉じることを記録していたのですが、これを「就眠運動」といいます。ただし、この当時はまだ、葉は明るくなったときに開き、暗くなると閉じるのだと単純に考えられていました。＞

体内時計の仕組み

これは「創造主」が　生き物を「生存」させる為に授けた摂理

分りやすく説明

脳内には「松果体」と云う部位がある　どこにあるのか

この掲示板では　貼り付けた「URL」が　観れないので不便

この「松果体」では「睡眠作用」のある「メラトニン」が作られる

アミノ酸は「２０種類」あり人間にとって必要な「必須アミノ酸」に

トリプトファンがあり　このトリプトファンを材料にして松果体で

「睡眠作用があるメラトニン」が　作られる

この時　トリプトファンから「精神安定作用」のある「セロトニン」も作るられる

メラトニンは　太陽からの電磁波を受け　電磁波が増加する　朝　昼は

睡眠作用のメラトニンが「減少」

電磁波が　減少する「夜」は　睡眠作用にあるメラトニンや　

精神安定作用のあるセロトニンが「増加」する

だから　朝　昼は　眠くならず　興奮　夜は　セロトニンで　

精神が安らかな気分になり　メラトニンで　睡眠

これを同じ脳内の「視床下部」という部位で　

１日のリズム（サーカディアンリズム）を作る

朝は　目覚めさせ・・ああ！気分がいい朝だ！　とか　さあ！　これから仕事だ！　　

とか　脳神経細胞の末端から快楽物質の「ドーパミン」や　

興奮作用の「ノルアドレナリン」が脳神経の末端から　すき間のシナプスに分泌される

これらが　脳神経細胞の「隙間のシナプス」で　次の脳神経細胞に「物質」で　

「情報」を伝える「神経伝達物質」

こうして　朝から　昼　夕刻まで「脳神経細胞のネットワーク」が「フル回転」

だから眠りから「覚醒」して「仕事に励む」

こうして１日のリズム「体内時計」が　作られている

この１日のリズムを　医学的に「既日リズム（サーカディアンリズム」と云っている