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りんごのひとりごと

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公開 メンバー数:8人

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  • from: りんごさん

    2024年04月11日 18時18分57秒

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    懺悔

    夫の生前から
    私は体がしんどくて
    「もう働きたくない、隠居したい」と言っていた。

    仕事のある幸せを忘れていた。

    ただ夫と2人 ゆっくりのんびり隠居生活を
    送りたかった
    ただそれだけだった

    夫は単身赴任先から帰らせて貰えなかったが
    こっちでの就活にあまり乗り気でなかった。

    亡くなってから知ったが
    夫は懲役していた。
    前科がある事は知っていたが
    懲役までは知らなかった。

    夫は隠していたのではなく
    私に知られて嫌われるのが怖かったのだ。
    「前科があるんや、知られたら嫌われると思って言うのが怖かった」と言っていた。

    履歴書を書くには懲役も書かなければならない。
    だから就活に積極的でなかったんだろう。

    私はシェーグレン症候群も鬱もあり
    易疲労性から全身倦怠感が酷く
    そのくせ仕事は手を抜けず
    ボロボロになるまで働いていた。
    上司に「良い意味での[適当]良い意味での[良い加減]で仕事しろ」と何度言われても
    全力疾走は止まらなかった。

    仕事のある幸せを忘れ
    「隠居したい」と嘆いた。

    夫が亡くなって遺族年金を貰い
    仕事は自主退職勧奨で退職
    ふと気付くと念願だった年金生活、
    隠居暮らしになっていた。

    私が願ったばかりに夫の生命と引き換えに
    手に入れた隠居生活。
    しかし夫のいない生活は淋しくて・・・

    どこまで傲慢なんだ

    夫の命と引き換えに貰った隠居暮らし。
    私が夫を殺した。
    私のせいで夫は死んだ。

    何度も何度も「もしあの時こうしていたら」と
    後悔しても始まらない。

    こうちゃんに贈って貰った
    松山千春の歌を聴きながら
    私もいつの日か幸せを
    自分の腕で掴んでいいのだろうかと思いながら
    夫の冥福を祈る

    🍎りんご🍎

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