永観堂は、京都でもトップクラスの入山料１０００円のお寺です。しかし、決して広くない
境内に、約３０００本のもみじ・楓が植えられていて、確り管理されて綺麗な紅葉を見せて
くれます。綺麗な紅葉の３大要素「光・・・重ならない日照時間が長い位置」「風・・・風
通しが良く密生して植えてない」「水・・・川・湖の近く。永観堂は、樹々の根元を保水性
の高い苔で覆っていている。」因みに、紅葉の上のほうが赤いままにクルクル巻いて
落葉するのは、水が葉まで十分に行かない為に立ち枯れ状態の為です。

２年前の写真ですが、大変に混雑する為、雨の日を狙って朝一番で入山しました。
　境内に観光客があふれ出す前の１時間が勝負。この時は、前夜来の雨も上がり、
　モミジは雨に洗われて色を増し、多宝塔からはカスミの中に京都の街と西山が見え
　最高のコンディションとなりました。京都の有名どころの寺社の紅葉写真を撮るなら
　ノープランでは写真は撮れないと思って下さい。また、当然三脚は不可ですので、
　手振れ補正が強烈なカメラが適していると思います。この時は、ｋ－３で撮影。
　今のカメラ、Ｋ－１ならもっと綺麗に失敗無く（ドクターＸの様に？）撮れたでしょう。

これも、勧修寺(かじゅうじ)の境内。沢山の観光客で混み合う醍醐寺の近くに有りながら
大変な穴場です。京都地下鉄「小野」駅が最寄り駅です。

国歌の「君が代」に出てくる「さざれ石」、この石は京都市山科区の勧修寺（かじゅううじ）
の境内にあります。有名な「醍醐寺」の近くです。