奈良県立美術館
寿ぎのきもの　ジャパニーズ・ウェディング
前後期とも見てきました。
ほとんどが入れ替えるとの事だったので、行きましたが、なるほど！衣装の数がすごかったです。

昔は白、赤、黒の着物を作り、祝言、数日間の宴会に着わけていたとか。
それを簡略化して、内側から、白、赤、黒と重ねた歴史があったとか。
祝言のお料理の再現もあり、とても楽しい展覧会です。

奈良県立美術館は、造りも古いのですが、肉筆浮世絵を多数持っているし、企画も良いし、好きな美術館です。

松に鶴。おめでたい柄ですが、実はコウノトリです。
ツルは湿地に暮らすので、木の枝をつかむ足の構造はしていません。
蓮の花に銀杏羽を持った鮮やかなオシドリも季節は合っていません。
夏の羽は結婚時期ではないので、雌と見紛う地味さです。

おめでた柄以外でも、事実とは違う、理想像はありますねー。

今日、「ゴールデンカムイ 展」のチケットを買いました。
京都文化博物館で、７月〜９月に開催されます。

　学生時代から北海道の博物館を周って、アイヌ民族や開拓民の生活道具や衣服を見、昔話など集めてきました。
　アイヌの風俗や生活用具を知っている方だと思うのですが、ゴールデンカムイ （漫画）を読んで、知らないことがたくさんあり、生活や言葉に至るまで、詳しく知ることができました。
　展覧会も楽しみです。
ネットで無料公開された事で、たくさんの方が読まれたらしく、夏休みにもかかる事で、展覧会は混雑が予想されます。
　しかむ、曜日ごとのミニ色紙の配布などあり、入館するのに並ぶのではないか、と思います。
　
　フェルメールも、鳥獣戯画も並びましたが・・・。

　この漫画、ネットでも読みましたが、それ以前に夏に過ごす山小屋にあったので、読んだのです。
　雨の日、読書と称して、小屋にある漫画を読み、雨が上がると、露をふくんだ花の写真を撮っていました。

少し前に、梅田阪急百貨店で見た、NAGI YOSHIDAの
「DRAG QUEENN」

　まるで、絵画のような質感。



　カメラマンのモデルの身長差が面白かった作品。というか、裏話風景。
タイツを数枚重ねて、「脚」を作り出している。
トイレへ行けないから水我慢しているのかなあ、と思ったけれど、美脚です。



　生き様を表すセリフもカッコイイ！




　日本のクイーン５人を撮影していました。
これは、どう見ても、鶴橋の商店街でのロケ。

QUEEN50周年展
　　大丸梅田　5/9まで

　2回見ました。
たくさんの映像があるのです。
　ブライアンやロジャーへのインタビュー多数。

　「Killer Queen」は、FM大阪の「ポップスベスト１０」で聴いたんだと思います。
すぐにシングルレコードを買いました。
　真ん中の穴のあいている周りの絵が、アゲハチョウの幼虫の絵で！
う！キモい！
　その後、QUEEのＬＰを買った人に聞いたら、ＬＰだとアゲハチョウが描かれていたと。
　懐かしいですわ。

モディリアーニ　愛と創作に捧げた35年
中之島美術館

　ワンフロアだけとは言え、広いです。
たくさんの絵に会えます。
　同時代の交友があった画家たちの絵も展示され、関係性の解説もあり、画家本人を身近に感じられたなあと思います。

今日の日曜美術館の「アートシーン」、午前と午後では内容が違っていました。
今まで、一緒だったのに。
　午後のは、先週の日曜の午前の番組のを放映していたのじゃないかしら？

　長いエスカレーターを上がると見える巨大垂れ幕。期待感up!


　部屋を出ると壁にもこんなのが。窓の外は、川（中之島なので、二つの川に挟まれています。）。

人間浄瑠璃
　
　昨夜の産経新聞に「森村泰昌×桐竹勘十郎　人間浄瑠璃」が載っていました。
　新しくできた中之島美術館（大阪市立です）の「ハロー！スーパーコレクション」のイベントして開催。チケットはすぐに完売となり、私は行くことができませんでした。
　
　50年以上前から、この界隈へは行っていたので、阪大理学部（大阪国際美術館、市立科学館）、阪大医学部（中之島美術館）の姿はよく覚えています。
　
　中之島美術館。二人のコレクターからの寄贈を中心に集められたコレクションの代表的なものを並べました。
　絵画中心のワンフロアを見るだけでも、大変だったのに、さらに上階へ。
彫刻や、ポスター、家具。
　もう、いいって！と思うほどの量でした。市税でここまで集めてたんか。
と、大阪市民は、ちょっと複雑です。

みやこ踊り

　「みやこ踊りはー。ヨーイヤサー。」で始まる、みやこ踊りへ行ってきました。
京友禅の着物に、西新の帯で新調した衣装は美しく、楽しかったです。
　梅が咲く冬から始まり、蛍の季節、箕面勝尾寺の紅葉、仁和寺の桜で終わる、季節感のある景色の中で舞い踊ります。
　１時間の舞台です。
　今日は初日の第一部で見たこともあり、混んでいました。
終演後、南座正面で、インタビューされている人もいました。
　南座隣の満月のお花見団子に心惹かれながら、六花亭のお菓子を取り寄せて本日受け取りだったので、まっすぐ帰りました。

　京都市美術館、京都国立近代美術館、京都文化博物館で見たいものがあるので、後日また行きます。

何必館・京都現代美術館（かひつかん）

　近代的な冷たい感じの建物なので、一度も入ったことがありませんでした。
産経新聞に館長が文を寄せていて、難しい文面ですが、そう冷たい人でもなさそうだ。
日本画大好き！な熱い想いを感じ、見に行きました。内部もモダンで、最上階では、中庭もあり（京都の伝統的な家屋と同じ。）木影が部屋の壁にも映っていました。
　そうして、奥の和室に村上華岳のお軸がかけられていました。
　山口薫、北大路魯山人とフロアごとに分けて展示されていました。

　この日は、南座で三月花形歌舞伎の番町皿屋敷を見に行ってきました。
お気に入りのローズ色の琉球かすりに半幅帯の気軽ないでたちで見てきました。

　蓬莱山の木型と再現したお菓子。
　雪輪のデザインは大好き❤
　デザイン画の展示もありました。
　黒田辰秋の作品も。パトロンだったのかなあ？

年末に顔見世興行を見に南座へ行った時に、ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUMへ行きました。
　葛切りで有名な鍵善良房が開いている美術館です。
お香のいい匂いが漂う一力さん（歌舞伎や落語で有名な、かな手本忠臣蔵七段目の祇園お御茶屋）の角を曲がって、花見小路を南へ。
　「美しいお菓子の木型　手のひらの宇宙」を見てきました。
和三盆のお干菓子の型。かなり深く掘り込んでいます。
型から出しやすくなるように、傾斜も付けています。
直角に彫るんじゃないんだー、と感心しました。
　このあたり、お洒落なカフェや雑貨屋さんがあり、四条通を歩いていたロリータファッションのお嬢さん２人がお茶していました。
　この後、井伊美術館へ行きましたが、休館。予約して見に行かないとダメなようです。
　顔見世、午前と夜の部を見に行ったので、時間潰しに、漢字ミュージアムへ。
漢字の成り立ちや、地方によって独特の漢字があることなど、一度は入っておくと面白いとこでした。
　何必館・京都現代美術館（かひつかん）へも行きましたが休館中でした。

ゅーちゃん

　ザワザワと気になる展覧会ですね。
巡回は、と調べたら、大阪で一番にやっていました。
全く知らないんです。ポスターもチラシも見た覚えがありません。
おかしいなあ。