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from: Dr. スリップさん
2019年10月02日 16時51分31秒
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The train(大列車作戦)1964 ジョン・フランケンハイマー監督
今回は骨ばった映画を紹介します。第2次世界大戦末期のドイツ占領下のフランス。パリのある美術館に展示されている、ゴッホやピカソやセザンヌ等々の名だたる名
今回は骨ばった映画を紹介します。第2次世界大戦末期のドイツ占領下のフランス。パリのある美術館に展示されている、ゴッホやピカソやセザンヌ等々の名だたる名画は退廃芸術だから燃やせとヒトラーから命令されていたが、美術品愛好家のドイツ将校はこの命令を無視し、保護していた。しかし、連合軍が迫り、パリ解放間近と噂されると、この大佐はこれらの美術品を略奪し、ドイツ本国へ運び出そうとする。女性美術館長はこれを阻止してほしいと、フランス国鉄の鉄道員で組織されたレジスタンス組織に訴える。多くの仲間を失ってきた鉄道員組織のリーダー、操車主任のラディッシュ(バート・ランカスター)はたかが絵のために命を投げ出すのは馬鹿げていると拒否する。
そんな中、独軍大佐は、戦況窮迫のため軍用列車最優先を無視し、独断で列車を仕立て、ドイツへ向けて出発してしまった。この列車の老練な機関士は単独で蒸気機関車のピストン・クランクに工作してオーバーヒートさせる挙に出て1日運行を遅らせたが、発覚して虫けらのように銃殺されてしまう。これを見てラディッシュは組織的サボタージュを決意する。鉄道の全ネットワークに指令を発し、ドイツへ向かって走ると見せかけてループ線に引き込み、元の出発駅に戻らせ、前もって脱線転覆させていた期間車に激突するように工作し、列車の後ろからも機関車をぶっつけて完全な立往生を計った。このために、添乗しているドイツ兵たちが怪しまないように駅名を徹底して偽装したり、迂回する正当な状況を演出したり、駅員から転轍夫から運転手から全鉄道員を上げてのトリック作戦をやってのけた。そして、ラディッシュ自身は機関士を務めた。
これが成功し、殆ど運行が不可能となった。ラディッシュ自身は機関車を衝突させる直前に飛び降り、レジスタンスにかくまわれるが、関与したネットワーク上の鉄道員たちはナチスによって悉く銃殺されてしまう。
こんな犠牲のもとにやり遂げたことなのに、ドイツには有能な技術少佐がいて、再起不能と思われた列車を4日間で修復させ、再度ドイツへ向けて走り始める。殆どの同士を失ったラディッシュの孤軍奮闘が始まる。機関車の前デッキに市民を人質として乗せ、ゆっくり走らせながら有能な技術少佐が先頭で前方を見据えているので、路線爆破もできない。レールの犬釘を抜いて機関車を脱線させることに何とか成功するが、大佐はあきらめず、並行して走る幹線道路を移動中の、ドイツの敗残兵を乗せた車列を止め、負傷兵たちを下ろして絵を載せ替えようとするが、技術少佐がこれを遮り、もうあきらめましょうと言って車列に部下を乗せてその場を去ってゆく。大佐は1人、絵と共にそこに残り、ラディッシュと対峙する。機関車の蒸気バルブを閉じてゆくラディッシュが見たものは、銃殺された人質市民たちの死体だった。ラストシーンでは、この市民たちの死体と絵の箱に記されたミロやゴーギャンのロゴとが交互に映し出される。人の命と文化遺産とどちらが????
この話は実話だそうです。かなりシリアスな映画でしたが、本当の主人公は蒸気機関車だったような気もします。
①独軍大佐は今までヒトラーの命令を無視して絵画を守ってきたが。
②老機関士の銃殺を撤回するようにラディッシュは大佐に食い下がるが。
③大佐はラディッシュ自身が機関車を運転するように命令する。
④鉄道員たちの組織的サボタージュで較坐する略奪列車。
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koko、
from: Dr. スリップさん
2019年10月03日 11時33分59秒
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主人公の名は「ラディッシュ」ではなく「ラビッシュ」でした。ラディッシュは大根でしたね。
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koko、