外国産の物が幅を利かせて、ハマグリ何ぞこの辺りでは全て中国産ですから、お正月用にと思っても買うことが出来ません。

　如何に外国頼りの食生活かが身にしみますね。

　タケノコは体質的に私に合わないので、年に１回食べれば良い方で、それも今上の方が掘ったとくれますから仕方なく食べるくらいです。

　畑があっても野菜が栽培できる期間が限られているので、どうしても端境期にはスーパーで購入することになります。

　孫たちにも収獲出来た時は極力持参して遣りますが、それは一時のことで年中スーパーの野菜を口にしていることでしょう。

　昔は我が家に大釜が据えてあって、今頃からもう少し先になると近所の方と一緒に、正月用の豆腐を作っていました。

　今ではその大釜も無くなり、そんな光景も見ることさえありません。

　私はシメナワは自分で作りますが、周りにもそういう方が見られなくなりました。
　それもこれも田んぼを耕作する人が居なくなったので、藁が手に入らないからです。

　商売で近所にシメナワ作りをする方が１人いますが、その方と私だけです。

　シメナワは神様を敬うためのものですから、普通に縄をなうのとは反対方向になうのです。

　それさえ知らない方が居ます。