赤ねぎさん

良く色んな記事で早寝早起き朝ごはんが健康の源だとか、朝から晩までしっかり働き頑張る事が健康なの素みたいな事を言われるのですけど
実はそれって半分本当で半分はウソだとも思います。

もちろん体力や忍耐力の個人差はあると思いますけど、若い頃に海外出張やらなんやらやり過ぎみたいにやってた人で高齢になっても元気な方って、実は海外出張先では比較的暇で現地で美人さん相手に鼻の下伸ばしていたとか
国内でも多忙そうにみえたけど結構よろしく楽しみもあったという感じでして

逆に過酷な冷凍庫作業や倉庫作業、時差を超えて海外ハードスケジュールで飛び回っているのを繰り返しているうちに中年になるとすっかり普通の人よりも無理が効かなくなって、とか
労基署や年金事務所の窓口で長年クレーマーに晒されているうちに内臓のあちこちにストレスが積み重なりとかで
リタイア年代前後であの世に旅立つとかいう事例は結構見聞しています。

つまり人間の体力ってそれぞれ多少のサイズの違いはあってもビーカーに注がれた一杯の水、みたいな感じで、若い頃にその水を激しく消費出来る人は八面六臂の大活躍が出来る代わりに水が尽きるのも結構速くて、
逆に若い頃はトロくてグズだと思っていた人が中高齢になってもけっこうしぶといとかあったりするのだと思います。

だから自分という容器に入ったビーカーの水が残り少なくなったなぁと自覚したら、あんまり必死にならずに、朝遅くまで寝てみたり、温泉♨でのんびりしたりして英気を養うって大切な養生だと思います。
もっとも中には若い頃にパワー全開でアグレッシブに太く短く生命を燃やす！と公言しているような人もいたりしますので、それはそれでその方の価値観なので他人様にその価値観を強要しない限り温かく見守ってあげましょう☺☺

最も嫌な奴とか経営者って、いつも自分が楽して美味いもの食べてばかりいてそして他の人に嘘っぱちの価値観押し付けてこき使おうと企んでいる人です。
こういう経営者や上司に引っかかった「若い頃に
生命力全開で太く短くパワーを燃やそう」という価値観の人はけっこう悲惨で、
灘→京大出て厚労省キャリアで40歳前に亡くなってしまったとかならまだ名誉の戦死だけど
非正規なのに洗脳されて変に張り切り過ぎてボロボロになるまで働くとか、そんな酷いケースもあったりするので
この労働ダンピングの世知辛いご時世、若い頃ならともかく、怠け者なぐらいが丁度良いのかもしれません^^;