はなさん
赤ねぎさん
みなさん

地方でもターミナル駅前と郊外と農漁村では状況が違うように、首都圏でもターミナル駅前と郊外商業地と住宅地ではかなり状況が違います。
今回、親戚の子が大学行事の関係で部屋を使いたいというので1週間程度明け渡し、私は同じ東京郊外でも駅前中高層から住宅地平屋に一時的に移っただけでも結構発見がありましたので参考までに。

・駅前だと徒歩数分以内にスーパーもショッピングモールも飲食店も銀行も何でもあるけど、郊外住宅地だと小さなスーパーや地場の店までかなり歩かないと到達しない

・駅前の中高層の建物鉄筋コンクリートだとこの時期でもまだ暖かく暖房不要だけど、住宅地平屋の方はけっこう足下から底冷えもする

・駅前の方はご近所さん何やっててもよほどの迷惑行為でなければお互い別に干渉も無いけど、住宅地はご近所のおばさん勢が折りに触れ「猫の集会」みたいなのをやってる。
静かな分、ご近所さんの物音はとてもよく聞こえます。

・駅前の方は色んな高層の建物が多いので小さな短波受信のラジオをオンしてもなかなか遠方の放送局は受信出来無いけど、
郊外住宅地で周囲に高層建築物があまり無いと夜から早朝まではハングル、中国語、英語の放送局はけっこう受信出来る。
これは個人的には頭の体操に良いです(笑)

※子供の頃、地方住みの遠縁の親戚の家が養殖池の湖畔にあったので夏休みに行った事もあるのですが、森に囲まれとても静寂、番犬の吠えるのが空に響き渡り、
周囲のご近所さんは2km先にいかないと無い所ですので自動車は必須、電気系統、動力系統の知識が無いとトラブル時にはどうにもならなくなるし
夏冬の暑さ寒さも堪えるので冷暖房はガンガンかけていました
その代わり野菜類はとても安いし、時には魚や肉も安く入手していたみたいですけど、まとめ買い必須なので大きな冷蔵庫、冷凍庫までありました。
昭和30年代までは自動車を飛ばせば漁村があって、漁師も半海女みたいなのもいたりして様々な種類の海産物が時価だったし、その遠縁の親戚自身も養殖場管理で素潜りもスキューバもやっていたそうです
私がまだ産まれる前の頃は、その周辺の若者は養殖池でも、地元漁業権と畑の兼業で、畑中心にやってる人、養殖や地場店員兼業していたり、兼業海女みたいに畑も耕すけどシーズンだけ海女もやるとかなかなかだったそうです

いつも私は話すのですが、昭和30〜40年代の日本というのは今よりも農漁村に若者が多く、より多く大地や海の恵みをうまく受け取っていたし
私がかつて貿易買い付けの現場で見た、安いけど手抜きだらけの中国産品に頼らなくて済んでいた時代の日本の方が遥かに強靭で都会も地方も若者が活き活きしていたように感じるのです。