赤ねぎさん

厚生年金適用は一応得意分野の1つなので語ってしまいますと……
ピンクレディとか天地真理さんとかそういうアイドルの全盛期でものすごく売れまくっている時に「お給料制」選択してしまうと
1年で何億円何十億円稼ぎ出す売れっ子なのに「お給料制」で月給100万円にも遥かに満たない給料でしこたま搾取されて
その後、それほど売れなくなってからフリーになると稼ぎはダイレクトに給料に反映されるけどその時はフリーだから厚生年金適用ではない、つまり国民年金加入だけなんです。

つまり、芸能界やマスコミにめちゃくちゃ貢献しているのにその割に……という事になります

ただ、若い頃にお給料制だった売れっ子アイドルは20代の頃に厚生年金保険料上限目一杯納付していますので売れなくなって芸能界引退してもちゃんとした仕事で厚生年金加入していれば老後の厚生年金手厚くなるのですが
まあ若い頃から芸能界やっている人達なのでそういう手堅い人はとても少なく、それで若い頃から金遣いも荒いので困窮してしまうケースが多いです。

中小企業の経営者が様々な手練手管を使って若手従業員の厚生年金適用（納付）額をいかに抑えようか知恵を巡らせているのは言うまでもありません。

だから本当は高校生に年金制度の概要を勉強させた方が良いのに敢えてそういう事はしないというのがずる賢いのですね。
学生時代の社会科で年金制度や税制の概要について勉強したほうが、小難しい話をするよりよほど実用的なのにそれはやらない訳です。

私も30代後半以降にたまたま年金や労基関係の業務経験した時に年金や社会保険勉強して色々知ったのですが
その時に過去に仕えた経営者の本当の手練手管が分かって驚いたのです。

チープサラリーマンこそ、年金含む社会保険しっかり入っておくべきなのに、現実にはそうはなっていないのです。