赤ねぎさん

昭和末期から平成半ばまでの日本円は大変強い通貨でしたし、日本円一万円あれば上海でも香港でもかなり楽しく遊べたのは本当です。
でもけっこう海外渡航経験のある私でも純粋に観光としての海外旅行に行ったのは台湾旅行1回こっきりで、それ以外の海外渡航歴は全て出張業務、駐在、留学です。
言い換えると、黄金の1980から90年代に楽しく海外旅行満喫したのは私達よりも上の世代の人達と上級国民様の子弟の人達が多いのです。
つまり私達が海外で1日12時間とか猛烈に根を詰めて必死に働いていた時に上級様の子弟が楽しい海外旅行を満喫していた訳です。
こういう事について強い恨み節をあまり書き連ねても仕方ないのは分かっていますから、これくらいにしておきますけど
まだ頭の動く今のうちに少しはのんびりしても神様は罰しないだろうと思うのです。
繰り返しますけど、何十回と重ねた海外渡航のうち純粋な観光旅行は1回、留学2回で、あとは全て苦しい出張業務と駐在ばかりです。
ですからむしろ少しの余暇を見つけて日本国内の一泊二泊のプチ旅行の方を程々に楽しんでおいて正解でした(笑)

庶民である私達はボチボチと現実と折り合いながら、時々いくらか楽しませてもらう。それが本当の所だと思います。