ルワンダのジェノサイド
生き残ったツチ族の人が書いた本を読んだことがある

「昨日まで友人だった隣人（フツ族）が今日突然斧をもって我が家に突撃し襲ってきた」
家族で生きている者は必死に逃げた
逃げる道中ラジオからアナウンサーのスピーチが聞こえてきた
それが連日続いて流れたそうだ
「ツチ族は存在してはいけない民族だ　ツチ族を殺せ　ツチ族を殺せ」と
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こんな文章があった

ツチ族が優秀と評価されていたことでフツ族はうっ憤をためていたんだろうね
「ラジオから流れるアナウンス」を何度も聞く内に
そのアナウンスが正しいと思い込むに至った


フツ族のツチ族へのうっ憤
それが憎しみとなり殺意に変わった
そうして起きたジェノサイド

昨日まで笑顔を交わした隣人が今日は敵となり斧を振り上げ襲ってきた

・・・・っと
そんなイメージで読んだ本（実話）だった

うっぷんの蓄積
それが憎しみに変わった時　人は悪魔になる
ってことだろうね