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from: 花散里さん
2019年11月19日 17時33分36秒
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リッポン本 「元彼編」
只今絶賛格闘中のリッポン本
特に興味ひかれた部分だけでも、所々、順不同で(訳したくなった部分から)日本語訳紹介していけたらいいなと思ってます。といっても、英語力のないど素人のわたしが、辞書とネット検索駆使した翻訳ですから、まるまる全部の細かい部分までの「正確さ」は保障できないのだが(^^;)💦
まあ、そこは、まるまる全部が大間違いってことも無かろうくらいに大目に見ていただいて、わたし、花散里はこんな風に解釈して読んだくらいに、受け取ってくださいませ。その上で感想も書いていきたいなと思っています。
まずは腐女子のわたしとしては気になるリッポン君の男関係(なんか、こう文字にしてみるとすっごい下世話な響きだわ(゚Д゚;)我ながら(ーー;)すんません-
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コメント: 全30件
from: 花散里さん
2020年01月15日 11時01分00秒
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≪仮想恋人JPさん、ついに現実の恋人になる≫P233の下から10行目~P234の15行目
オリンピックの後、僕はもう世界選手権に行くつもりはなかったので、ミラノのでの計画は取りやめになった。JPは、いつもロサンジェルスに引っ越すのが夢だと語っていたが、彼はまだロスに来たことが無かった。もし僕に時間があれば、彼は僕を訪ねてくることができただろう。彼はロスには自分の友達が居るからそこに泊まれると言った。彼は旅行に来る計画をたてていたが、僕はもし事が上手くいかなかったらと考えた、でも、彼は少なくとも友達と過ごせるから、僕は何の責任も感じなくて良いと。
僕達は、最初の数日間は、どちらのテリトリーでもない場所で一緒に過ごしたいと思ったので、僕はサンディエーゴへの旅行を計画した。
僕が空港へ向かっている時、僕のエージェントであるジャスティンに、何をしに行くのか告げたら、彼は言った。「これまで会ったこともない人物を空港に迎えに行くって?あなたが無事かどうか、一時間毎にわたしに連絡しなきゃいけませんよ」
僕が車でJPを拾って、最初に思ったことは「うわぁ、本当に背が高い」僕達は最初のデートだったので、本当に上品な女性達がインターネットボーイフレンドを連れて行く場所チーズファクトリー(アメリカ各地どこにでもあって、ファミリーレストランよりはちょっとだけグレードが高い)に行った。
それからサンディエーゴに向かった。2時間のドライブの最初のうち僕達の会話はちょっとぎこちなかったんだけれど、すぐにちょうどビデオメッセージを送ったり受け取ったりしているような感じになった。でもお互い現実に隣に座ってね。
結局彼は10日間ロサンジェルスの僕の家で過ごし、それ以来、僕達はお互いを見つめ合っている(そしてビデオメッセージも続いている。何故なら彼はフィンランドに住んでいて、僕はいつも移動しているからだ)僕の人生はいつもドラマティックになる傾向があったから、僕にヘルシンキとロサンジェルスを行き来する外国人の恋人がいるってのは理にかなっていて、僕達は一緒に時間を過ごす為に世界半周の旅行をしているんだ。
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from: 花散里さん
2020年01月15日 10時24分32秒
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≪感想≫
リッポン君とJPさんが、少しづつ互いの距離を縮めていく様子が(´∀`*)
「星の王子様」の中で狐が王子様に「仲良しになる」ってことについて説明する台詞を思い出させた。「これはしょっちゅういい加減にされることだけど『関係を作る』ってことさ」(中略)「でもどうすればいいの?」と王子様は尋ねた。「辛抱強くすることだよ」とキツネは答えた。「最初はおれから少し離れて、そこの草の上に座る。おれはあんたを目の隅で見る。(中略)1日毎にあんたはだんだん近づいてきて座れるようになる」
踏み込みすぎない。要求しない。互いの歩調を合せるかのように時間をかけて、段階を踏んで、距離が縮まっていくような。。。╰(*´︶'*)╯♡
それがリアルでマテリアルな距離というより、仮想現実空間でのやり取りを通して、実際の距離より気持ちの距離の方が近く感じられるってところが、なんとも現代っ子らしいというか、SNSに親しんできた世代だなぁと思う。でも使えるツールが異なってるだけで、狐の言うところの「関係の作り方」の基本は外してないというか
性急に求めあうのではなく、時間をかけて
見栄を張らずに素のままの自分を見せてそれで冷められてしまうならそれでもいい、壊れるなら早いうちがいい・・・ってな、ちょっと大胆なのか臆病なのか?
って心の機微がいい
その慎重さと余裕とに「大人らしさ」を感じさせつつも(*^-^*)毎日のやり取りが楽しみになってきていて、彼にいい報告がしたいから、ってモチベーション上がってるのが伝わってきて、( *´艸`)可愛い❤
オリンピック後リッポン君を取り巻く状況がすっかり変わってしまったけれど、JPさんはそれで焦ることも怯むこともなく、それまでと変わることがなかったんだね。そのことがリッポン君の彼に対する好意と信頼を深めたってのは、理解る気がする。わたしも読んでて、いっそうJPさんのこと好きになったよ。
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from: 花散里さん
2020年01月14日 16時58分58秒
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≪続 仮想恋人のフィンランド紳士≫P232の下から2行目~P233の下から11行目
オリンピックと世界選手権出場の資格を得た時、その計画は書き換えられて、僕達は世界選手権で会おうってことになった。その年の世界選手権はミラノだったからね。競技会の後、彼は少し下ってきて僕達はちょっとイタリアで一緒に過ごそうって計画した。
その時点で僕達は互いにいろんな種類のロングメッセージを送り合っていたんだけど、僕がオリンピックに行ってる間だけその会話は途絶えた。僕は競技と同時にソーシャルメディアにおいて、トランプファミリーを打ち落とすのに忙しくて、彼からのとても長いメッセージを受け取る時間が無かったんだ。けれど、それでもまだ、JPは毎日彼が何をしているのか20分のビデオメッセージを僕に送り続けてくれていたんだ。
暫くして後に、僕はソーシャルメディアにおいて百万もの新しいフォロワーを得たことが分かった。そしてフィンランドにおいても僕のことがニュースになっていたんだけれど、僕が注目を集めていることについて、JPはまだ何も言ってこなかった。彼はオリンピックについては一切触れることなく、ただ全て普通のことのように、これまで通りのやりとりを続けていたので、ぼくは「彼は実際何がおきてるのか知らないのかな?」といぶかしがった。
それから、その翌日に、彼はメッセージで「私は、今、全てが変わってしまって、沢山のことが起きているのを知っている。ただ、あなたに、わたしが分かってるよってことだけ知ってもらいたい」それは、僕の生活が狂気の沙汰のレベルになっているってことを彼が認めたってだけのことだったが、僕は彼が知っていて、彼が知っているってことを僕が知っていることを彼は知り,やがて、彼女が、そして皆が、僕の仮想のフィンランドの恋人がより現実的なものだと思っているってことを僕達は知った。事実、僕は彼のことをこれまで以上に好きになっていた。なぜなら、僕がフィンランドからホームに戻って目立たずトレーニングを続けていた時に彼が僕に示してくれた関心と比べて、物事がうまくいっている今の僕に、彼が、より一層の関心を示すとことも逆に興味を失うということも無かったからだ。
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from: 花散里さん
2020年01月14日 16時22分42秒
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≪仮想恋人のフィンランド紳士≫P231の下から8行目~P232の下から2行目
僕の人生に全く期待していなかった別の機会が訪れた。それはオリンピック前のフィンランディア大会の間にヘルシンキで、ティンダーを通して知り合った素敵な紳士JPのことだ。フィンランドからホームに戻った後も僕達はティンダーでのメッセージをやり取りし続けていた。それからそのやり取りの舞台はインスタグラムに変わった。彼が僕にメッセージを送ると、僕は一日か二日まってから返事を書き込むんだ。あんまり物欲しげに観られたくなかったからね。彼もそうだったろう。それが一月程続いた。
ついに僕は彼をテストしてみることにした。僕は彼のメッセージにビデオで返事した。僕はメッセージを録画する前に鏡を見たことを覚えている。鏡の中の僕はナイトクリームをつけていたからとてもテカテカしていて、醜く見えた。でも、こう思ったんだ。「誰か気にするってんだ?!」彼がこのテストに合格するには、彼もビデオで返事してくる、それだけであった。僕は彼が話すのを聞いたことがなく、実物がどのようなのか見たことがなくて、とても好奇心が強かった。彼はそのテストに合格した。
僕達は毎日ビデオメッセージを送り合う仲にアップグレードした。それから彼のビデオはより長いものになりだして、時には10分~20分にもなった。これは僕がリンクで練習している時だと受け取るのが難しかった。それらはとても長かったのでそれを読み込むのは家に帰るまで待たねばならなかったんだ。けれども僕は毎日見ていて、それから僕の生活で起きた全てのことについて彼にメッセージを返した。それはとても不思議な感じだった。何故なら、これまで一度もあったことがない人だっていうのに、僕は彼を親しく思い、信頼し始めていたからだ。
それからこれが僕のスケートにも影響しはじめたんだ。でも、良い方向にね。グランプリ大会や他の競技会に行く時、上手くやらなければと思った。僕はフィンランドの仮想恋人に競技会で自分がどうだったのか報告せねばならなかったからだ。僕は彼に6位~10位だったとは言いたくなかった。1位~2位になったと報告したかったんだ。フィンランドの僕の仮想恋人には、僕が素晴らしいスケーターだと思ってもららう必要があった。
僕達は毎日のように話していながら、これが現実になるとは予想もできなかった。僕は自分に言い聞かせ続けていた。「決して彼に会うことはない。決して彼に会うことはないんだ」って。僕がJPのことを話したのはアシュリーだけだった。彼女とは親友だったからね。それとマライア・ベル、彼女は、僕には、実際には会ったこともないインスタグラムボーイフレンドがいるって事に興味津々だった。ある日マライアと話していて、僕は決心した。もし僕がオリンピック出場の資格をのがしたら、その時はヘルシンキに旅行してJPに会いに行こうと。
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from: 花散里さん
2020年01月14日 16時05分23秒
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≪元彼ではなく今彼JPさん発見≫ P186下から2行目~P187の14行目
≪ショーン君と別れた後、オリンピック終わるまで、リッポン君には実際に付き合ってる彼氏はいませんでした。トレーニングと競技に集中していました。それに嘘はないのですが・・・(^_^;)・・・オリンピック前のグランプリシリーズの前哨戦となるフィンランディア杯で、早くも、リッポン君好みのいい男発見(♡♡)って話≫
フィンランドにいる間に僕はテンダーを開いてみた。新たに行った国であまりに時間があり余ってる時、他に何をすればいいのさ?さてとタレントをスカウトする時間です。それで僕は退屈を免れた。僕バージョンの「キャンディー・クラッシュ」(フェイスブックアプリのゲーム)で遊ぶようなものだ。僕はちょっと左にそれからちょっと右にページをスワイプする。で、このすっごくハンサムですっごく背の高いJPという名前のフィンランド人に出会っちゃったんだ。
僕はとても長い間スケートをしてきたので、その時点でも、僕は、ソーシャルメディアにおいて相当数のフォロワーをもっていた。といっても、Kardashian(アメリカで人気のリアルテレビシリーズ)の庭師程じゃないけれど、平均男性のインスタグラムよりははるかに上回る数のね。JPはフィギャアスケートのファンではなかったから、僕のことを魅力的だとは思ったけれど、後で言ってたには、僕をインフルエンサーになりたがってる奴だと思ったんだって。いつかFlat TummyのティーとかSugarBearHairを売ったり、そしてたぶん、もし幸運に恵まれたら自分のアカウントの後ろに自分自身のディスカウントコード(それを知ってるとセール価格で買えるというもの)をもつようになる、そんなことを夢見ているようなね。彼は魅力的で彼の英語はちょっとばかりおかしいんだけど、それが最高に可愛らしかった。それで僕達は競技会の後よくチャットするようになったんだ。
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from: 花散里さん
2020年01月09日 10時23分15秒
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≪感想≫
ロサンジェルスからやってきた短期滞在のオープンリーゲイさんが、
地方出身の初心なクローゼットボーイの心を開いて、ぞっこん惚れさせておいて、旅の終わりには、別れを告げて、去って行く。ってどこかで聞いた話だな、おい
自分がベン・・もとい仮名スコッティ―さんにされたことと同じパターンを立場逆でやっちゃったのね~(^^;)
2年くらい恋人として付き合ってたようだから、「全然同じじゃないよ。僕は遊びじゃなかった」ってリッポン君に反論されそうだけど
その間の大半は、遠距離恋愛で、その頃のリッポン君は今程裕福では無かったし、ショーや競技やトレーニングで忙しそうだったから、怪我してオリンピックセンターに行く前には、そんなに頻繁に会えたとは思えないし、
その頃、わたしは、インスタやツィッター見てて、リッポンちゃんったら、いっつも誰かに(ベンジーさんとかバトルとか、チャーリーさんとかエバンさんとかに)懐いていたから、わたしゃ「この八方美人め」って思ってしまってたけど
「いつだって優しくて寛大だった」(とリッポン君に言わせてしまう)ショーン君は、ピートと違って、変に勘ぐったり厭味言ったりせずに、
あまり会えなくても文句言わなかったんだろうな、
怪我の療養でコロラドに行き一緒に暮らした時は「ショーンと過ごす時間は僕達の関係を素晴らしいものにした」で、別れを告げた時にも責めることなく理解を示してくれて、だから今も友達って・・・ちょっと、リッポン君にとって「都合の良い恋人」だった気がして
電話が切れた後、リッポン君と過ごした部屋に一人残されたショーン君の喪失感を想像すると( ;∀;)うぅ・・・(ノД')・゜・。
短期間であっさりサヨナラ告げたスコッティ―さんと、どっちの方が酷なのかな?って。。。少しばかり思っちゃったんだよね(^_^;)
でも、リッポン君がスコッティ―さんに感謝こそあれ、後悔などないように
ショーン君もきっと、最初の相手がリッポン君で良かったって、思ってるんじゃないかな・・・きっと
リッポン君が、オリンピック前後から急に注目浴びだしてLGBTQの人々のアイコンになってしまって、沢山の人から賛美されるのを見聞きして(誰かに吹聴することはなくても、内心)この人に愛されてたんだって、誇りに感じられると思う
ショーン君にとっても今後ゲイメンとしての生きていく為の強さと自信を与えられた「良い恋」だったんだと思う。(´ー`)
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from: 花散里さん
2020年01月09日 09時53分04秒
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≪ショーンとの別れ≫P182下から16行目~P183の下から9行目
コロラドを離れる日、デンバープライドで友達のダグラスに会う為に、デンバーまでドライブした。カルフォルニアに戻る道路に乗る前に、僕が去る前に、ブランチをとって、僕はショーンのことをどうすべきなのかをダグラスに相談した。
「君は既に自分がどうすべきか知ってるんだろ」ダグラスはいつものように無遠慮に言った。
「その答えが嫌なんだ」僕はそう言った。「でもドライブしながら考えるよ」
僕はブレッケンリッジ(コロラドのスキーリゾート地)に向かって4時間ドライブした。そこで車を停めるつもりでいたが、僕は疲れていなかった。その間、僕は車の中で音楽も聴かずに、ただ、ホームに戻ってからショーンのことをどうしようかと考え続けていた。僕は車を走らせ続けることにした。
数時間後に疲れを感じて、高速道路を降りた。そして山中の街ブレッケンリッジを過ぎて2時間の所にあるホリデーインに行った。受付係が満室だと言った。何かのイベントがあってこの辺り一帯の全てのホテルは100マイル先まで予約が入っていると。一番近いホテルの部屋は多分ベガスだと彼女は言った。
僕はラスベガスまでの道のりをドライブした。デンバーからは14時間も離れていた。ベガスでガソリンスタンドに寄ったのは午前4時頃だった。ロサンジェルスまであと4時間程であったが、僕は家に着く前に、ホテルをとって休みたかった。僕がガソリンスタンドに着くと、酷く酔った二人連れが、文字通りのろのろとガソリンスタンドの油じみたコンクリートを横切っていた。そこは僕が出血した後のPM11時のダンスフロアよりも汚かった。他に道はないのでそこに停めるしかなかった。
いい加減にしてくれ。-僕は家までの道をドライブし続けた。18時間も車の中にいたので、ちゃんと家に辿り着けないんじゃないかって気がした。旅を終了する為の何かが必要だったので、僕は海岸に向かった。スターバックスでアイスコーヒーを買って桟橋に歩いて行き、海岸に座った時、ちょうど朝日が海から登るのが見えた。
僕は自分が何をしなればならいのかを知った。僕はショーンと別れなければならない。
「君は何も悪くない」彼に電話して僕はそう言った。「僕は自分が居るべきところに居て、自分がすべきことだけに集中する必要があるんだ。本当にすまない。本当に身勝手だけど、これは僕にとってただ一度のチャンスなんだ」
僕達は二人とも電話で泣いていた。彼は僕に理解っていると言った。
「これが君にとって、大切な一度っきりのチャンスだと、ぼくは知っている」と彼が言ったので、彼がとても協力的なことがより一層ぼくを泣かせた。
どうしてこんなに優しい子を遠ざけることができるんだろうか?それが誰であっても可能な限りであろう程、良い別れ方をしてくれたんだ。
だからショーンと僕はまだ友達だ。
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from: 花散里さん
2020年01月08日 12時58分42秒
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≪感想≫
リッポン君の考えもよく分かるし、ショーン君の気持ちも理解できる。
普通、いきなり息子に男性を恋人と紹介されて、歓迎する両親はあるまい。リッポン君が懸念したように考えるのが普通であろう。
ましてやショーン君は、以前に一部家族へのカムアウトに失敗しているのだから
彼の両親がゲイに対して良いイメージを抱いてないのは明らか
でも、だからこそ、ショーン君は考えたんじゃないかな?リッポン君なら彼の家族がゲイに対してもっているイメージを変えることができるんじゃないかって
恋の欲目も手伝って、自分の両親だって彼(リッポン君)に会えば、彼を好きになってしまう筈だって、
そうなれば、息子がゲイだってことも受け入れやすくなるんじゃないかって、
そう期待したんじゃないかな
ゲイに対して拒否感を示す人々はゲイに対してステレオタイプのイメージしかもってないことも多い。
日本でいうオネエ系、あちらではドラッグクィーン的な、普通の女性以上に女性的色気が強調された前期フレディータイプか、ハードゲイと呼ばれる、外見的には普通の男性以上に男性的エロシズムを強調したマッチョ・短髪・髭の後期フレディータイプかみたいな・・・どちらにしても自己顕示とエロティックなイメージが強すぎるのが、保守的価値観の持ち主達を引かせてしまうのかも(^^;)?
もちろんどちらもショーアップされた舞台やTV番組向けのイメージであって、例に挙げたフレディーも普段はシャイな大人しいタイプだったらしいが
ゲイに寛容でない地域の人々が知るゲイは、TVなどメディアに登場するゲイらしさを誇張されたステレオタイプのゲイキャラクターだけだ
リッポン君は、一見してそのどちらにも当てはまらない。どちらかというとバービー人形のボーイフレンドのケンのような
中流のアメリカ人両親が好感を持ちやすい外観をもっているし
そのように振舞うことができるし、人当たりもいい
オリンピック後、メディアでリッポンフィーバーが起きた時
あるアメリカのセラピストが、それについて書いたリポートが面白かった。彼はまずリベラルな地域の一般家庭の夫たちにインタビューし、その次にはあまりリベラルではない地域の男達にインタビューした。彼らの答えたリッポン君の印象は「可愛いらしい」「ハンサム」「優雅」など概ね好評で、普段はゲイを嫌ってるタイプの男性達までもが、彼の態度が「生意気」な程「堂々としている」点を評価した。ゲイ嫌いの男性から
「一緒につるみたいとは思わないが、もし、自分がゲイなら、彼のように誇り高くありたいと思うよ」という意見まであったのに驚きを現していた。
そして、皆が共通して言ったのが「彼はとても面白くて愉快だね」だったそう。
そうユーモアはリッポン君の強力な武器である。リッポン君は初対面の人と話すのが上手。ジョークを交え笑わせながら相手の警戒心を解き、誰にでも自然にその場に打ち解けていると思わせてしまう。
真剣に話す時には、彼の話は分かりやすく、感動的で、とても説得力がある。
とはいえ、ショーン君の両親の説得は、リッポン君の負うべき責任ではない。
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from: 花散里さん
2020年01月08日 11時33分12秒
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≪ショーンと別れた方がいいのかもとリッポン君は考えた≫P181の下から9行目~
僕を悩ませたのは、ショーンがカムアウトしはじめてから、彼の家族に「僕はアウトゲイで、この人が僕の恋人だ」と紹介したいと、強く望んでいたことだ。僕はその考えを好まなかった。なぜなら、彼の両親はこれを一時的な気の迷いだと考えるだろうし、僕が彼を騙し、ホモセクシャルの手練手管で彼をゲイにしたかのように捉えるだろう。彼がカムアウトするのは「僕達の関係の為にそうすることが正しいと考えるから」ではなく、「自分がそうしたいと思ったから」でなければならない。
ショーンは僕より一つだけ歳下だが、僕と同じくらいに大人だとは感じられなかった。僕はもっと多くのことを経験してきたように思われた。僕は家族に告白してから公にカムアウトした。僕はこのすべてを既に自分の人生の中で順序通りに経験してきた。レベルが違うとは思わなかった。-ただ僕達は異なる過程にあった。ショーンは、初めてスコッティ―と会った時の僕そのままだった。
僕は自分自身の事に、そしてオリンピック選手になることに気持ちを向けねばならなくて、ショーンのことまで気に掛ける余裕はなかった。
彼は、アウトゲイとして、どのように振舞えば良いのかを手取り足取り彼に教えてくれる誰かが必要だと考えていたが、僕は、彼のようには決して考えなかった。僕は彼に彼らしさを失ってもらいたくなかった。これは彼の旅なのだ。丁度ラファエルが僕に教えてくれたように、もし彼が一人でそれを成し遂げるなら、彼はより強くなれるだろう。
しかし、彼と別れるのは悪いことに思われた。何故なら彼はいつだってとても優しくてとても寛大だったから「彼は何も悪い事をしてないし、僕達の関係にとっても悪いことは何もない」と僕は考えた。「これはあまりに自分本位で、自分の為にも怖ろしいことだ。でも僕はそうしなければならない」ホームに帰るまで待ちたいと思ったので、心を決める前に考える時間はあった。
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from: 花散里さん
2020年01月07日 10時26分19秒
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≪ショーン君のもってたグミを食べて幻覚体験≫
(補足ー読む前に承知しておいてほしいのは、アメリカでは州によって異なる法律もあって、コロラド州ではマリファナが合法化されている。一般市民でも観光客でも酒やたばこと同じように嗜好品として手軽に購入できるということ。
時々飲酒を楽しむ者がアルコール依存症ではないように、ショーン君が麻薬常習者だったとかそういうことではないのだ。)P178の下から5行目~P180の8行目
それは恋人のショーンと一緒の時だった。彼はいくつかのグミをもっていて、ソーセージパティ―というアニメ映画を観たがった。映画が始まる一時間前に僕達はグミを食べた。それを食べるとすぐにショーンは「僕はハイだ」と言った。
「いいね。僕は違う」映画を見ながら一時間くらいたったが、僕はまだ何も感じなかった。僕は起き上がってバスルームに行ってもう一つグミを食べることにした。映画が終わっても何も感じなかったので、もう一つグミを食べた。
ショーンはカウチの上で意識を失っていたので、僕は彼を起こして言った「ベッドに行こう」彼が自分で起き上がったので、僕は自分の目を瞬間閉じて、それから急いで目を開けた。「どれくらい僕は寝てた?」と僕は彼にきいた。
「なんだって?」
「僕はちょっと寝ていたんだよ。どれくらい寝ていたんだろう?」
「君は寝てなんかいないよ。君は1~2秒目を目を閉じただけだ。幻覚だよ」
それから、全てが突然におそってきて、カウチが僕の身体全体を呑み込み二度と戻って来られない程沈んでいくように感じられた。呼吸の仕方を思い出すのが困難だった。僕は自分自身を保とうとし続けた。「息を吸って、息を吐いて」よしそれでいい。僕は呼吸の機能がいかれたと、そう思ったのだ。普通それを失くしてしまうまでは、呼吸がどれだけ大事なのかは気付かないものだ。
「多分、僕達は何か食べなければ」とショーンが言った。
「そうだね。何か食べよう」冷凍庫に冷凍ピザがあったので、ショーンがそれを取り出してオーブンに移した。気怠く酔った状態で、彼はオーブンを付けようとして間違ってコンロを付けた。僕はそれを見て思った。「ここは安全じゃない。彼は僕の頭を取ってコンロの上で粉々にする気だ」極端な妄想に襲われた。多分僕はもう完全に生きてはいない。多分ショーンに毒を盛られて死んだんだって。
「もうお腹はすいてない」僕は彼に言った。僕は彼がぼくをストーブかなんかで殴るんじゃないかと怖ろしかった。「ベッドに行こう」
僕達はベッドにはいった。僕はショーンの隣に横たわっていたので、「変だな。ほとんどの人は自分が何時死ぬか分からないのに、僕は今夜死ぬんだって確信をもって知っているなんて」
マリファナは人をよりリラックスさせるものだと思っていたんだけれど、僕をより一層のドラマティックなクィーンに変えてしまったんだ。
ショーンが、君は非常に興奮しているから寝られないだろうと言ったのかな、それで 別の映画をつけた。・・・今度はアバターで、僕は眼鏡も何もつけてないのに、それが3Ⅾで見えていたんだ。僕は幻覚体験抜きで映画に集中しようと自分に言い聞かせ続けていた。それから一人静かに泣き始めた。なぜならあまりに美しかったから。クリスティーナ・アギレラ(米シンガーソングライター)ならまだ理解できるが、アバターがだよ?僕はまたとても眠くなってきたのだけれど、ショーンが眠ってしまうまでは起きていなければならないと思った。さもないと彼に殺されてしまうだろうと。最後には二人とも意識を失って、僕が目覚めた時には朝だった。僕は思った。
「ああ神様!僕はもう決してマリファナをやりません」と。
≪麻薬による幻覚とはいえ、優しいショーン君に殺されるなんて被害妄想が過ぎる
最初に読んだ時は、ピートとの付き合いがトラウマになってて、そんな被害妄想を・・・と思った。上の体験の時期についてははっきりしないんだけど、初期なら、それもあるかな?と でも、二人の別れまで知った後で読み返すと、もし骨折の後、コロラドで一緒に過ごしていた時期なら、リッポン君の中にショーン君に対する罪悪感があって、それが原因かもと。治療とリハビリがすめば、リッポン君はホームリンクのあるカルフォルニアに帰ってしまう。それだけじゃなくてリンクに戻ったら怪我による遅れを取り戻す為に、スケートだけに集中したいとも思ってて、その為に恋人関係を解消することを考え始めていて、それをショーン君に告げぬままに暫しの蜜月を楽しんでいたのだから
ショーン君を都合の良い恋人にしてしまってることに対して、ちょっとばかりやましい気持ちがあったのかなとも想像しちゃった(^^;)?≫
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from: 花散里さん
2020年01月07日 08時49分56秒
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≪オリンピックを1年後に控えた2017年の全米選手権前にアダムくんは骨折し、その治療とリハビリに専念する為、コロラドスプリングスのオリンピック・トレーニング・センターに行くことを決めた。その選択が適切である合理的理由をいくつか述べた後≫ P169の下から8行目~5行目
また秘密のボーナスもあった。僕の恋人ショーンがそこに住んでいるから、僕達は数ヶ月間同じ都市で過ごすことができる。心地良い抱擁は骨折の治療に役立つのだろうか?それは定かではないが、僕は楽しみに思いはじめた。
≪オリンピックセンターでの治療とリハビリの日々が中心の記述の中にちらりと≫P174の16行~P18行
コロラドスプリングスでの愛の暮らしがはじまった。ショーンと過ごす時間は僕達の関係を素晴らしいものにした。そしてこの地に住んででトレーニングしている他の友達もいたので、僕はまだ外との繋がりを保つことができた。
≪当時、上のインスタとか見て、アシュリーとも離れて、アダムくん寂しそう(@_@。
って心配していたのに・・・恋人とラブラブ生活だったんじゃん( ̄▽ ̄)
でも、失望と焦りに襲われかねない状況でも楽しみを見いだせて前向きになれたのは
ショーン君の存在があったからなんだね。(*´▽`*)ありがとうショーンくん≫
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from: 花散里さん
2020年01月06日 10時30分44秒
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≪感想≫
スケートマガジンで公にカミングアウトした頃というと・・・👇
うぅ・・・銀髪リッポン君・・・美し過ぎる(@_@。
この映像撮影して編集したのは?・・・もしかして(´-`).。oO?
ショーン君、家族にカミングアウトを受け入れられなかったどころか、矯正セラピー受けさせられたなんて、可哀想( ;∀;)
きっとその時感じた疎外感とか、本来の自分を否定するような誘導セラピーによって自尊心が傷つけられた事とか、
より親しくなるうちに、いろいろショーン君から打ち明けられていたんだろうな
「ゲイの矯正プログラム」に寄付してたマイクペンス副大統領への反発を表明して物議をかもしたのは
ショーン君のような人達の代弁者としてでもあったのね(*・ω・)(*-ω-)ウンウン
堂々とカミングアウトした後、皆にそれを好感をもって受け入れられてて、
プログラム曲の選択でも髪色でも衣装でも、
躊躇なく自分らしさをどんどん表現できるリッポン君は
ショーン君の憧れで、尊敬の対象だったんじゃないかな?
今彼さんへの配慮か?ショーン君との惚気エピソードの記述は少ないけれど、
多分、その頃のリッポン君にとっては、
アダルトゲイメンとしての自信を高めてくれる良い恋だったんだと思う
だって、その年のSPがクィーンの「リブ・フォー・エバー」にエキシが「胸いっぱいの愛を」で翌年エキシが「マイ・ファニー・バレンタイン」(*´▽`*)
どれも色気増し増しで、リッポン君の魅力全開 成績も上昇安定だものね
公私共に充実していた証じゃないかな
マイファニー・バレンタイン
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from: 花散里さん
2020年01月06日 09時11分57秒
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≪癒し系ボーイのショーンくん≫ P154の15行目~P155の16行目
スケートマガジンでカミングアウトしたのと同じ頃、ショーンという男の子と出会った。彼はUSFS(全米フィギュアスケート協会)の映像制作者だった。毎年、協会の委員達が一同に集まってルールについて話し合う為の会議が開かれる。友人のダグラスは、僕と同じくらいに「取引」を愛しているが、もっと実用的な理由で、彼は僕に、議会の運営の為に署名し、委員会に志願するように言った。
委員会に参加している全員が年次総会の開催場所に飛んで行くので、僕たちは無料の旅行ができて、一緒に遊ぶことができるというわけだ。
美味しい取引である。その場では、低い級のための異なるルールに投票するのだが、そのたびに、僕は「スキャンダル」(米ドラマ)のオリビア・ポープの気分で投票した。(補足・ドラマの中で、スタッフ達が、依頼人の依頼を受けるかどうか投票するシーンがあって、最終的にはリーダーであるオリビア・ポープの直感が決め手となる)
その年、僕達は贅沢なバケーションの費用を得てコロラドスプリングスに行き、ダブルツリー(ヒルトン・ファミリーブランドのホテルチェーン)に泊まって、無料のクッキーを食べた。USFSに所属する全てのメンバーが、年次総会をオンラインで見ることができる。そのビデオの撮影は、映像制作者であるショーンの仕事だった。会議の席についていた僕は、上の空で「帽子を後ろ向きに被ったセクシーなビデオカメラマンは誰だろう?」とばかり考えていた。USFSが僕にレモンを与えたので、僕はバックワードキャップ(キャップのブランド名で後ろ向きという意味)のレモネードをつくった。(補足・When life gives you lemons, make lemonade. 人生がレモンというすっぱい果物をくれるなら、それでレモネードを作ればいい。逆境をうまく利用しろ。という意味のことわざをもじったジョーク)
もちろん、この魅力的な男とちょっと知り会う方法をみつけて、ついには彼がゲイであることを探り出した。彼が自分の家族の殆どにそれを隠しているということも知った。彼が家族にカミングアウトしようとしたら、家族は彼に矯正セラピーを受けさせた。今や彼はゲイであることについて沈黙しつづけるしかなかった。彼は小さな農場で生まれ育って、それからコロラドスプリングスの大きな街に引っ越したが、そこはコロラドスプリングスの中でも悪名高いアンチゲイのグループ「Focus on the Famiy」の本拠地だった。 全員参加のディナーの席で僕はショーンの隣に座って、馴れ馴れしく聞き出した。そしてだいたいのことを打ち明けてもらうことができたというわけ。
僕が振付師とのプログラム作りと練習の為にコロラドスプリングスに戻って短期滞在した時、ショーンと僕はデートし始めた。彼は最高に可愛くて優しい男だった。彼にとってはこれが「初めての関係」だったものだから、彼は、僕の考えること全てがベストアイデアで、僕のすることに間違いはないと、そう考えたんだ。ピートと一緒にいる時は、いつも僕が間違っていると言われた。その後だから、これは本当に素晴らしく気分が良かった。
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from: 花散里さん
2019年12月23日 11時00分34秒
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≪リッポン君 おおいに反省する≫P145の13行目~
ピートが登場したのは、僕が自分自身に失望していた時で、僕は、自分を気分よくさせてくれる誰かを必要としていた。自分が魅力的で必要とされてると感じさせてくれる誰かを必要としていたんだ。自分の生活が充実していると世の中に証明する為にボーイフレンドが必要で、少なくとも頑張って関係を続けて行こうとした。加えて、僕は自分自身について、ピートが僕にしたようなやり方で扱われて当然だってくらいに自分のことを駄目だと感じていた。僕は、ちょうど、ピートをガッカリさせて不安にさせていたように、いつも自分が皆を失望させて彼らの心をみだしてしまうんだと感じていたんだ。
人生が元の軌道に戻って、特に自分のスケートが元の軌道に乗った後、それは真実ではないと分かった。僕に相応しいのは、ハードな練習が見た目に理想的なインスタグラムライフの妨げとなると考える誰かではなく、僕が頑張って練習することに価値を認めてそれ故に僕を愛する誰かにこそ、僕は値するんだ。
ピートがドアの外に出てていった今こそ全米選手権の為の時間だった。そのシーズンの成果を発揮する極めて重要な大会だ。何故ならこの後にあるのは世界選手権だけで、そこには国のトップ二人のスケーターだけが行くことになっていたからだ。(後略)
≪疫病神を退散させた後のリッポン君の躍進はあらためて言うまでもありませんね。フィギュアの練習と競技についてのラファのアドバイスは、「失敗からは、成功の何倍ものことを学べる。失敗の原因をよく分析し、同じ失敗をしない為に必要なことを理解して実行することができる。次に生かせばよい」
だったそうで、それでリッポン君、それまでのように失敗を恐れなくなれたそう
リンクで学んだことはリンクの外にも生かされてますね。ピートと切れた後、リッポン君は、よく自己分析できてますし、大丈夫、ちゃんと自分で断ち切ったし、次のお相手はピートとは真逆のタイプで、大丈夫、リッポン君がダメンズウォーカーじゃなくて(*^^)v良かった良かった。
次の恋のエピソードの中に、リッポン君に被害妄想的なところが少々見受けられてに「ピートとの事がトラウマになってるんじゃ?」って部分が少々あるが、
ピートがリッポンに対して、直接手をあげなかったのと、ストーカー化しなかったってのは、そこまで悪質では無かったのは、不幸中の幸いだったと思う。
それにしてもピート氏、一泊に拘るのって、なんとかSEXにもちこめば縒りを戻せると考えてそうなのが見え見えで(-_-;)ウザ~~~
以下は、わたしのピート氏許せん( `ー´)ノから妄想したものだが
オリンピック後リッポンちゃんが「アメリカの恋人」として一躍ゲイさん達のアイドルになった時、きっとお馬鹿なピートのことだから、ゲイのクラブや、モデル仲間(今もモデルしていればだけど)の集まる場所やなんかで、「アダムリッポンと付き合ってたんだぜ」って自慢していたに違いない。彼の嫉妬妄想に基づいてのあることないことを理由に自分からふったかのように脚色して言いふらしてたんじゃないかと。。。(ーー゛).。oO
でもこの本が出て、読んだ奴から「お前って最低な奴だな」と指摘されて(もしくは皆がこの本を読んで自分のことを笑ってるんじゃないかとの妄想に襲われて)
恥ずかしくて、もうクラブにも行けない、モデル仲間にも顔合わせられないと
一人ぼっちでサメザメと泣いてるんじゃないかな。。。(´-`).。oOと妄想して留
飲を下す(≧▽≦)
次回翻訳予告
リッポン君の次のお相手は 癒し系ボーイのショーンくん です≫
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from: 花散里さん
2019年12月23日 09時05分56秒
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≪続ピートとの縁切り≫P143の下から9行目~P145の12行目
その後数日間は、ピートから何も言ってこなかった。そして土曜の朝、僕の家のドアがノックされた。僕は宅配便が届いたと思ったんだ。ワインを二杯飲んだ夜にアマゾンで素敵なスキンケア商品を注文してあったからね。僕がドアを開けたら、そこにピートが立っていた。
「話せるかい?」彼は静かな声で穏やかにきいた。
「いいよ。話そう」そう言って彼を中に入れた。
「僕はここでは誰も知り会いが居なくて一人ぼっちだ。縒りを戻そうってつもりはないけれど、ただの友達として、一日一緒に過ごしてもらえないか?」
これは、彼が今まで言った中で最も大人っぽい言葉だと思ったので、僕はそれに同意した。ああそうだね、僕は馬鹿だね。でも、ぼくはまた、もし彼が本当に誰かを必要とする時には僕が彼の為にそこにいるってことを彼に分かってもらいたかったんだ。
僕達がちょっと一緒に過ごしてるうちに、僕がデニスと一緒に訓練する為にグランドに行く時間になったので、ピートは僕達を見に来た。僕が到着した時、デニスが言った「ピートはここで何しているんだ?」
「さあね。僕を凄くハードにしごいてくれ、そうすれば僕は疲れたと言うことができるし、早くおしまいにすることができるから」と僕は言った。全てがクレイジーだね。
その後、ピートと僕はランチをとってから、暫くぶらぶらして、そしてそれは実際とても良い雰囲気だったんだ。ランチの後、彼は、僕の家に忘れてきた物があるから、それを取りに戻れないかと尋ねた。
一緒に中に入り、彼は置き忘れた物を取って、そして彼が聞いてきた「今日僕達は素晴らしい日を過ごせたね?」
「そうだね。」
「僕達はもっとこんな日を過ごせるんだよ」
「僕にはそうは思えない」
「お願いだから、今夜僕を泊めてくれ。ね、今夜だけでいいんだ。」
「良い考えだとは思えないよ。君は去るべきだと思う」
「君は今まで僕ことをちっとも気にかけてくれなかったじゃないか」
「それは真実じゃない。僕は君のことを気にかけてたよ」
「いいだろう。僕は離れないからな」
「ピート、本当にもう帰ってくれ」
こんなやりとりが続いて、3時間も繰り返されたんだ。僕があなたに嘘を言ってるならいいと思うよ。悪賢いグレムリンのように僕を騙して家に入り込んだ元恋人との喧嘩で3時間も費やしたなんてことをあなたに読ませないで済めば良かったのにってね。
「もういいよ」押し問答に疲れてついに彼が言った。「でも、もし僕がそのドアを出て行ったら、僕はもう二度と、君と会うことも話すことも、絶対にないぞ」
「出て行ってくれ!」僕は語意を強めて言い切った。
ピートがドアから出て行くや否や、僕は急いで鍵をかけた。家中のドアと窓のカギをかけてまわった。彼は去った時には落ち着いていたが、僕は彼が戻って来て僕を刺そうとするんじゃないかと怖かった。ちょうど「スクリーム」のオープニングシーンのようにね、そして僕はひどいカツラを被ったドリュー・バリモア(スクリームに出演していた女優)になるかと。
彼は自分の言葉通りに、その日から、再び僕に連絡してくることはなかった。彼が僕の家の倉庫に置いていったクリスマスツリーを返しても欲しくなった時、まだ彼の友達でもある僕の友達に電話してきて、受けとる時間と場所を指定してきた。僕は誰もがしたであろうことをした。僕はそれを救世軍が運営する無料のリサイクルセンターにもっていって、彼の友達のアドレスに、ピートがまだそれを欲しいのなら彼が自分自身で行ってそれを得ることができると、メールしてやった。もし、彼が直接頼んできたなら、僕は誠実に彼のところまで車で運んでやっただろうに、彼はそれすらできなかった。母が言った通り、彼はヘタレだった。
≪やっぱりリッポン君まだ甘いかった。家に入れちゃ駄目だよ。
さすがに指定の場所と時間にのこのこと行かなかったのは正解。
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from: 花散里さん
2019年12月22日 17時50分35秒
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≪ピートとの縁切り≫P141下から12行目~P143の10行目
付き合い始めて1年後、街の外の振付師に予約をしていたので、彼の誕生日に離れていなければならなくなった時、全てが限界に達した。
アイスリンクから家に向かう車の車の中で彼に電話して「トムディクソンに振り付けてもらう予定が入ってて、彼はコロラドスプリングスにいるから、僕は2週間くらいそこに居ることになる」と言ったら
「僕の誕生日が過ぎてしまうじゃないか」と彼は言った。
「それは、分かってるけど、そこしか彼に会える時がないんだ。だから僕はそこに行かなくちゃならない」
「なんてことだ。全てが君のスケジュール優先で、君は何もしてくれない。君はナイトクラブに通うこともできないんだろ」ピートは大げさに騒ぎ始めた。僕は言った。「僕にこれ以上どうしろっていうんだ。全くどうかしてるよ」
「まるで恋人なんか欲しくない奴みたいな言い方じゃないか」
これが僕の窓を開いた。彼が、そこから逃げ出すきっかけをくれたので、僕はそのチャンスを掴んだ。
「僕は恋人が欲しいとは思ってない」
「なんだって⁈」
「僕はもう恋人が欲しいとは思っていない。こんなの馬鹿げているよ」
「ふざけてるのか?そうだろ?」
「ふざけてなんかいない」
「ここに来い!今直ぐにだ!」
「もうそこに向かってる途中で、後20分程で着くよ。」
「ここに着くまで電話を切らないって約束してくれ。君がマジなのが怖いんだ」
「僕は本気だ。でも、それは、着いてから話そう。電話で話すべき内容じゃないからね」
「冗談だろ?だよね?」彼の声は動揺し、半狂乱になりはじめた。
「冗談だって言ってくれよ」
「冗談で言ってるんじゃない。すぐそこに行くよ」
僕がピートの家に着いた時、彼は笑って出迎えた。僕は笑い返さなかった。
「君は深刻過ぎるよ」彼が言った。
「ああ。僕が電話で言ったことは全部本気だ」
「あのさ、僕はちょっと君にわかって欲しかっただけなんだよ。君が僕から離れてしまったら、僕はここには誰も知り会いが居ないから、僕は一人ぼっちになってしまうんだよ。自分でも自分がどうなってしまうか分からないよ」
「僕は、まだ君のことが心配だから、君に何も起きて欲しくはないから、もし君がまだ必要とするなら、君の為にここにいるてことを分かって欲しい。でも、僕にはもうそれ以上のことはできない。それだけでも多すぎる。」
「分かったよ。でも、君は今夜はここに泊まらなきゃいけない。君は別れられない」
「嫌だ。僕はここには泊まれない。僕は出て行くよ」
僕がドアに向かって歩きだしたら、ピートは急いで僕を追い越してドアを塞いだ。彼はかんぬきを掛けて言った。「何処にも行かせやしない」僕が見た事があるホラー映画では、こんな風に始まったら、決して無事には終わらない。
僕は言った。「ピートどいてくれ。僕は泊まらない」僕が彼の腕が届くところまで近づいたら、彼は僕の肩を掴んで押した。その瞬間僕は思った。「彼が僕を押した。彼は僕を殴るもりだ」
もう一度繰り返して言った。「ここには居られない。そこを退いて僕を行かせてくれ」
ピートが泣き出して言った。「君は、僕が君を殴ると思っってるんだね?違うかい?」
「そうだ。僕は君に殴られると思った」
「いつもこうなってしまう」
「こんなことが前にもあったの?」
「そうだ。前のボーイフレンドとね。彼も僕に殴られると思ったんだ」
そうか、ピート、もし、こんなことが続くのなら、君は多分自分の恋人の扱い方を変えなければならない。僕はそれを決して言いはしなかったが、僕なら多分変えたに違いない。
僕が彼に、別れると言って去った時、この時彼は、僕を止めようとはしなかった。僕はまだ彼が追いかけてくるのではないかと怖くて、建物から走り出て、彼がついてきて僕を見つけることができないように、曲がりくねったルートを歩いて自分の車に戻り、家までの道のりをひた走りに飛ばした。
≪電話でサヨナラで良かったのに~
こういう男との別れ話する為に家の中に入っちゃあか~ん:;(∩´﹏`∩);:危険危険
甘いよリッポンちゃん
次回 続ピートとの縁切り
えぇ~続があるのかよ~Σ(・ω・ノ)ノ!ってなるよね?
そうなんですよ:;(∩´﹏`∩);:もう少しだけ頑張れりっぽん≫
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from: 花散里さん
2019年12月17日 16時17分02秒
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≪前後しますが、ビアンカ宅での感謝祭ディナーでは、良い出会いもあった。ビアンカさんの彼氏デニスさんを紹介され、彼にトレーニングを受けることになった。これは陸上でのハードルを用いた(ジャンプ力強化の為?)デニスさん考案の超ハードな訓練法だったが、そのハードなトレーニングによって、自分の身体の中に強さの感覚が生まれ、心理的にも自分が強くなったと感じられたそう。心理構造がアスリートだなぁ(´ー`)と思う。同時にパフォーマンスも良くなっていったそうです。←P134~P139概略
デニス氏と
そして迎えたグランプリ大会第2戦がフランス大会で、この大会でリッポン君は6位入賞と復調の兆しを見せる。
その時アシュリーがインスタに上げたコメントが今読み返すとちょっと意味深
ただ、競技のことだけではなく、
フランス大会の際、ピート氏の引き起こした「FaceTime」トラブルにたまたま居合わせ、リッポン君がプライベートでも、困った状態に陥ってることに気付いて、
「本来のあなたを取り戻して、大丈夫あなたはその道を知っている筈」って親友として励ましのメッセージを送っているように思える。アシュリーってば( ;∀;)
この時のショートの演技が👇新鮮なボディームーブメントが魅力の「タキシードジャンクション」このプログラム好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡
このスケスケボンテージ衣装と随所の動きが色っぽい。( *´艸`)
最後のニヤリが可愛い(#^^#)
ピートめぇ~w(; ・'д・´)wこのリッポン君と付き合ってたのかぁ~
こんなに綺麗で可愛いくて色っぽい子が、(インスタやなんかで見ると)誰にでも愛嬌ふりまいて、誰とでも仲よくしてたら、まあ、恋人としては、気が気でないのも分からなくもないが、が、が、が、がああああ
リッポンちゃん何にも悪い事してないのに、謝らなくていいのに、リッポンちゃんの優しさに甘えて、どこまで付け上がるんだ!ピート氏許せん( `ー´")ノ
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from: 花散里さん
2019年12月17日 11時10分15秒
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≪更に続くピート氏災厄≫P139の下から4行目~p141の22行目
僕がフランスでの競技会で離れていた時、ピートと大喧嘩になった。僕はアシュリーや大会に参加している他の友達皆と一緒に夕食に出かけていて、その間ピートは僕にメールや電話をし続けていた。僕達はフランスで9時間ウエストコーストに向かっていた、だから僕は部屋に戻ってから彼に電話するつもりでいた。
僕はもっとよく知っておくべきだったんだ。僕が競技会で離れるのをピートがひどく嫌がっていたのだから。僕を空港で降ろす時、彼は毎回、手に負えない程泣きじゃくった。以前にもこんなことがあった。僕は一緒に旅行する時はいつも友達のコリンとルームメイトになっていたんだ。その時もコリンとルームシェアしていたので、ピートが電話してきた時、僕は、今コリンと一緒に居る、多分出かけてディナーやなんかするつもりだと言ったら
「そりゃあ結構だね。」とピートは皮肉をこめた調子で言った。「君が出かけて楽しんでる間、僕は一人で座っていなけりゃならないんだね?」
僕は彼に謝って、一緒に居られなくてすまないと言ったが、僕はこうも思っていた。「僕にどうして欲しいんだろう?ホテルの部屋に座って電話で話していればいいのかな?」そんなことの後では、僕がどこに離れても、彼は電話してくるに違いなくて、僕は喧嘩をしたくないから、彼には、友達と出かけると言う代わりに、もう寝るよと言うつもりでいた。
その夜は、フランスで、僕は友達とのディナーを終えて、皆で僕の部屋に戻ってきたところだった。ピートはビデオ通話アプリ「FaceTime」を試みて僕のアイパッドに電話をかけてきた、僕のアイパッドはアシュリーの隣にあったんだ。アシュリーとピートとは既に知り会っていたので、彼女はそれに出ることにした。「ハーイ、ピート」とアシュリーは愛想良く言った。
「やぁ、アシュリー」と彼は言った。「僕のボーイフレンドはそこにいるかい?」僕を辱めるように言われた「ボーイフレンド」という言葉の響きを聞いた瞬間に非常に厄介なことになるのが分かった。
「ハーイ、ピート」と僕は言った。「皆とちょっと食事して、僕は今部屋に戻ってきたところなんだ」
「僕は1時間も君を捕まえようとし続けていたってのに、知らんふりか?」
「食事中に、僕のアイホンが使えなくなってしまってたんだよ。戻ってきてプラグを入れた時に知ったんだよ」それは本当だった。ピートがあまりにも頻繁に電話をしてくるので僕のバッテリーが2%から0になってしまったのだ。
「僕の電話を無視して、掛け直しても来ないなんて、許せないよ。君が何をしているのか、君が何処で誰といるのか、僕には全く分からないだろ」
僕の友達でいっぱいの部屋の中で彼は「FaceTime」で喚いた。たしかに彼は、僕が何処で誰と一緒にいるのか正確には分かっていなかったに違いない。僕は競技会に来ていて他の沢山のスケーター達と一緒にいた。つまり、僕の言いたいのは難しいことじゃない。食事場所を探してたって以外に何があるっていうんだ。
「ごめんよピート」「これはアクシデントなんだ。本当にすまなかった。二度とそんなことが無いようにするよ。ちょっと後で、皆が出て行ってからかけ直させてくれ」
「何故、君が出て行かなければならないんだ?どこへ行くんだよ?」
「何処へも、ちょっと友達と一緒なんだよ」
僕は部屋を出て、ホテルの廊下でピートと僕は「FaceTime」越しに怒鳴り合う羽目になった。
最後にはなんとか僕が彼を宥めて、充分に落ち着かせてから電話を切り、部屋の中に戻った。
アシュリーが僕に言った。
「あなたがあんな風に下手にでて折れるとこなんて、わたしはこれまで見たことがない。あなた大丈夫なの?こんなの全くあなたらしくないよ」
その時初めて、自分を虐待された子犬のように感じた。罰を受けるのを知っていながらそれを防ぐ術を全く知らない子犬のように感じたんだ。
僕が自分のキャリアに戻ろうとし始めたので、僕がピートの為に使う時間はどんどん減っていき、そのことで関係はどんどん悪化していった。
≪ああぁ~(;゚Д゚)‼ピート氏、信じられないくらいに鬱陶しい奴(ーー゛)
リッポンちゃんも とんだおんぶお化けに憑りつかれたものだ(;^_^A
友達皆の前で、痴話喧嘩仕掛けられて、リッポン君どんなに恥ずかしかったことか( ;∀;) でも、おかげで、アシュリーに気付いてもらえて
自分が本来の自分らしくなくなってるって、自覚できて良かった
アシュリーありがとう
自分のキャリアを第一に考えて、ピート氏に構う時間がなくなって、彼との距離が開いていったのは、むしろ良いこと。呪いが解けるまでにもう一歩だ。(; ・`д・´)
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from: 花散里さん
2019年12月10日 17時17分49秒
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≪ピート氏がヤバすぎる≫P132の下から8行目~P133
ピートと一緒に今夜泊る予定の僕の家に向って90分のドライブをしている間、全てのことが僕の頭のなかでグルグルと回り続けていた。ピートが、ドライブに僕の車の使用を主張するのは、たとえ僕達に何が起きても、彼の車には何も起きないからだ。何を話題にしても僕達の会話はすぐに退屈なものになった。そして、ピートは、僕達がいつか一緒にビジネスを始める為に、二人でいくら投資せねばならいだろうかなんてことを言いだした。彼はビジネスのアイデアを何にも持ってはおらず、ただ僕達は一緒になにかやらなきゃいけないという漠然とした考えに過ぎなかった。自分の車の運転さえ許されてない僕は、自分の将来のビジネスパートナーにいくつもの疑問があって、まず最初に浮かんだのは「何言ってんだこいつ?」だった。
何が彼に、僕のお金を彼に投資するなんて思いつかせたのか?ベイビー、ぼくは決して思いもしなかったよ、でも、彼に、それが良いアイデアだとは僕には思えないって言った時、彼は非常に取り乱して、「君は僕の言うことを信じてない。君は僕の言うことを聞こうとしない」と言った。
「違うよ。僕は君の言うことを聞いてるよ」僕は彼に言った。「ちょっと考えてみたんだ。その時がきたとしても、僕達はビジネスパートナーにはならない方がベストに違いないって思ったんだ。ほら、よく言うだろう、楽しみとビジネスはごっちゃにしちゃいけないって」本当のことを言えば、ピートとの関係は楽しみなんかじゃなかった。僕は馬鹿だったんだ。でも、警告もなしに物を投げつけるような奴と一緒にビジネスを始めるのが良いアイデアだと思える程の馬鹿ではなかった。
このおかしな点について議論し続けた為に、ピートは、高速道路でスピードを上げ、更に上げ続けていた。やっと僕がどれだけの速さで走ってるんだろうと気付いて、スピードメーターを見たら、時速105マイル(時速168キロくらい)になっていた。僕は内心「やべえ、彼は、自分の主張を通す為に、ワザと車をクラッシュさせて一緒に死ぬ気なのか」と思った。
結局、僕が優しくなって、彼に君が正しいと言った。全部僕が悪かったと。なんてことだ。どこまで僕は馬鹿だったんだろう。ピート、君はスマートで君の言うことは全て正しい。僕は永久に君を愛し続けるし、決して君と別れない。何が何でも、僕は、彼を落ち着かせる為に、言うしかなかったんだ。
彼が常識的な時速75マイル(時速120キロ)にスピードを落としたので、僕はほっとしたが、もうこれ以上何も彼と話したくはなかった。もしもあの時本当に僕が死んでいたらどうなっていたんだろうと考えていた。全くオリンピックにいくことの無かったスケーターとその愚かな彼氏について書かれるであろう僕の死亡記事、そして非常に素晴らしい髪で覆われた彼のおでこには小さな傷があって、それは彼が酔って踊った時に親友のアシュリーワグナーの前歯によってつけられたものであった。僕はそんな風に書かれたくない。自分自身の為にもっとマシな何かが欲しかった。それでもまだ僕はそれから数ヶ月はピートと別れなかったが、最終的には、自分にはもっと価値があると思えるようになった。でも、その為には、僕が自分自身のハンドルを握らねばならなかった。
≪もう別れる理由には充分だと思いますが・・・(゚Д゚;)あかん
後数ヶ月も何をグズグズ躊躇してたんだか?
リッポン君自身も後から「僕はなんて馬鹿だったんだ~」って頭掻きむしってるみたいだけど、読んでるこちらも頭掻きむしりたくなる(;^_^A
ピート氏ヤバすぎるし、これ脅迫行為だし、
この時、もしかしたら本当に車事故ってた可能性もあって、それでリッポン君がスケートできない身体になってたらと考えたらゾ~~~:;(∩´﹏`∩);:
スコッティ―氏は許せても、ピート氏は断じて許せん(# ゚Д゚)!
まだまだピート氏災厄は続いてしまうので、それは今季グランプリシリーズ振り返りの後ってことで(^^ゞ≫
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from: 花散里さん
2020年01月16日 13時05分25秒
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≪感想≫
最初の恋では、ボストンとロサンジェルスじゃ遠すぎてリアルな恋人に成れるわきゃないって諦めてたのに、
最初に付き合った相手が車で45分かかるハリウッドに住んでいるのを遠いってぼやいていたのに、
次につきあった相手はコロラドで、今彼はフィンランドかい。。。Σ(゚Д゚)?どんどん遠距離化してる
でもそれは、大人になるにしたがってリッポン君の世界が広がって、行動範囲が広がり、経済的にも豊かになっていってるから、
そしてその距離を縮めるSNS環境がどんどん便利になっているから、
ってことなんだろうけど。。。(;^_^A
リッポン君の恋愛遍歴辿ってきて、
一方通行の恋も相手選び損ねの大失敗もあったけれど
リッポン君、恋愛面でも、好奇心旺盛に、いろいろ経験しながら
確実に良い方向に成長しているなぁと(´-`*)おばちゃん安心したよ
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