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from: 花散里さん

2020年01月22日 10時36分41秒

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リッポン本 「話題の人物編」

リッポン本には、スケオタ達に名前をよく知られたコーチや選手とのエピソードも語られている。全体からすると量的には、そんなに多くはないのだが、スケオタツイ

リッポン本には、スケオタ達に名前をよく知られたコーチや選手とのエピソードも語られている。全体からすると量的には、そんなに多くはないのだが、スケオタツイ界隈では、その部分だけが話題になったりもしている。
本を読んだ人の個人的感想だけを漏れ聞いて、その前後に想像を膨らませて、誤解している人もいるかも?
なので前後含めて訳してみたいと思います。

今訳し始めてますが、のろのろペースで(;^_^A
区切りの良いところまで訳し終わり次第貼り付けていきますね
(*^-^*)

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from: 花散里さん

2020年02月24日 11時49分58秒

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P57の下から3行め~P60の上から2行目め

 僕がスケートに集中していることを母が監視しようとし続けてる間、ニコライはあらゆる面でクレイジーだった。

 動機付けと心を操る事のとの間には適切なラインってのがあるよね、時に彼は行き過ぎるように思われた。

 例えば、彼の元に居た20歳のくらいの一人の女性スケーターの場合、彼女には本当に気分にムラがあった。彼は彼女とデートし始めた。彼女があまりよくスケートをしない時、彼は彼女と喧嘩別れをするんだ。そう僕は感じてた。すると彼女は「彼を振り向かせてやる」って気持ちになって再び上手くスケートし始める。そうすると彼はよりを戻すんだ。けれども、彼が何をしたにせよ、この女性は本当に上達した。それはもう目に見えて。それが彼の仕事だった。

 彼は僕に対しては無礼なことは決してせずに、より希望を持たせて元気づけるやり方を用いた。時々彼は、僕をおだてあげて完璧だって言う。それでなんでもできるような気になって、リンクへ出て行くと、パーフェクトな演技ができるんだ。すると彼は「君がそうなるってわたしには分かってたよ」って風なんだ。それはそれで充分に価値があるよね。彼にはとても強いパワーがあったので、もし僕がちょっと彼の水晶玉を覗き込めば、彼の言うことは何でも信じただろう。

 それだけではなく、ニコライには滅茶苦茶な部分もたくさんあった。初めて僕達が一緒に世界的な競技会に行った時、彼は髪をきちんとバックに流して、デザイナースーツに身を包んで現れ、まるでジェイムズ・ボンドのように見えた。でもその彼が前日の夜酔っ払ってホテルの壁に小便をしているのを見たと、後から母に聞かされた。彼がそれをどのように始末したのかはわからないけれど、彼にはいつものことだった。

 ニコライが全員に日曜の午後にスケートするように言わたしたことがあって、それはちょっと変わっていた。普段、母は平日のスケートの為に僕を日曜の夜に車で送ってきてくれていたが、この大事な集まりの為に早い時間に僕を車で送って来て、僕の練習を見ていくことにした。母が毎日僕を送り迎えしていた最初の頃そうしていたようにね。

ニコライは、自分が指定した集合時間から一時間たっても現れなかった。僕達は皆彼と練習する為にそこに居るのに、コーチの彼が現れるのを待って、ただスケートをし続けているだけだった。ついに彼が正装してリンクに入ってきた。正装でってのはちょっとおかしいよね。彼のシャツが乾いたゲロで覆われているのを見た時、僕達全員、彼がこれまでどうしていたのか、分かってしまった。

彼は一日中呑んでいたんだ!彼は遅い朝食をとりにいって少なくとも2本のシャンパンを呑み続けて、吐いて、乾いたゲロをシャツに付けたまま登場し、何事もなかったかのように僕達を教え始めたんだ。

それから彼が僕のママのおっぱいを掴んだ時、(文字通り)それが彼の命取りになった。まあ、彼が実際にママのおっぱいを掴もうとしたのか、もしかして、彼は腕を掴もうとしてあやまって手がおっぱいにいっちゃったのか、僕には分からないけれど、どちらにしても彼の手がおっぱいを掴んでた。母は彼の性的な悪ふざけを思い悩んだりはしなかったけれど、僕達がその日リンクを去った時には、明らかに憤慨していた。その理由を彼女は僕に話したがらなかったが、僕が強いて問い詰めたので、ついには何が起きたのかを僕に話した。

翌週いっぱい練習中僕が彼に対して冷たい態度を取り続けていたので、しまいには彼が尋ねてきた。「君に何か悪い事をしたかい?」
僕は彼が母にしたことを彼に話したが、彼は全く覚えていなかった。「あなたが僕に意地悪をしようがポンコツよばわりしようが構わないさ、でも、僕の母に触ったり、彼女を悪く言ったりするのは許さないからな」彼は後悔し、母に電話して謝った。彼は天才コーチだから、しばしば彼の悪い態度も許されていたのだと思う。でも、もし彼が僕のママのおっぱいを掴もうとすれば、僕は彼に後悔させてやるんだ。

こんなことがあった。彼はチームの皆を日本食レストランに連れていって、一晩中日本酒を呑んでいた。僕達の食事が終わった時、彼が言った。「スケーター全員の家まで俺が運転してってやる」彼は既に用を足す為にトイレに立つことすらできなくなってたのに、僕達全員を無傷で家に送り届けるなんてできるわけがない。
幸い僕達のうちの一人のエージェントがそこにいて、彼が言った「やっぱり、わたしが君らを家まで送ろう。居合わせたんだしね」

ニコライと彼の友達は、これがまた同様にクズなんだけど、僕達が去った後に自分達の車で帰った。彼らが家についたのは、結局もっと遅くなってしまった。ニコライは警察に連れていかれてなんとか逃げて来たと言った。それが本当がどうかは、分からないが、僕が若い頃に目撃した最大のスキャンダルであることは確かだ。

母が僕を過剰に監視していたとしても不思議ではない。- 僕がクレイジーな人(の世話になっていて)と付き合っていることを知っていたからね。

《感想の後後編に続く、明日感想を添えて貼り付け予定》

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from: 花散里さん

2020年02月25日 09時19分50秒

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P60の3行目~P61no15行目

 完璧に練習に熱中している時の方がはるかに多かったんだけど、同時に、時には馬鹿をやる十代らしい楽しい時間もあった。

 一度僕達全員で独立記念日の週末にコネチカットに行ったことがあった。なぜなら僕達が練習しているリンクが祝日で閉まっていて、コネチカットでは、どうやら愛国心などもっていなかったのかな、そこはオープンしていたからだ。
 
短期滞在していたロシア人スケーターが22歳だったので、僕達は彼を説得してスミノフアイス(酎ハイカクテル)を3ケース買いに行かせた。22歳の年長のロシア男子に未成年のガキどもの為にアルコールを買わせるのを思い付くのは容易い。彼は酒だけじゃなくて、いくつかの花火をもってきた。僕達7人くらいで、リンクの駐車場に座って、スミノフアイスを呑み、花火をして遊んだんだ。
 
これほどまでに胸がドキドキしたことはなかった、それがスミノフアイスのせいだとは思わない。僕には妄想癖があってね、僕たちが捕まるか、または体を壊してしまうか、またはその両方だと考えていたんだ。それでも、僕のお気に入りの思い出の1つだ。あの時、こう思ったんだ。「僕は成長してまるで大人になったみたいだ」って。
 
ハッケンサックにいた時、一緒にスケートしている仲間のうちで、僕だけが唯一人のアイルランド系白人のカソリックで、そんなことは初めてだったよ。なぜなら、ニコライがトレーニングしているアメリカ人選手は僕だけで、他のスケーターは皆余所の国からやってきた選手だったからだ。彼らはいつも旅行していた。そんな環境にいるので、僕はいろいろな意味でより広い世界を知ることができた。そのことには感謝している。これは僕が小さな街出身のお子様から実社会の人になれた時だった。

 US Figure Skating の誰もがそんな風に思っているわけではなかった。中には、ニコライの行動が物議を醸し過ぎていると感じている者もいた。USFSの誰かが、ある大会で僕に言ったんだ。「ニコライの指導が、あなたのためにうまくいっているのはうれしいが、彼とは距離を保つようにしなさい」と。

僕はどうしたかったんだろう?他の誰かの処へ行って、最終的に、立派なスケーターになる?僕は、自分のこれまでのキャリアよりもずっと上達しているのに、危険をおかすことはできないって風に感じていた。生徒がニコライから離れていこうとすれば、彼は、奴らは愚かで自分が何をしたいのか分かってないんだって言っていた。

 僕が他のスケーターとニコライから離れることについて話題にしていた時、何人かは、ニコライは尊敬されスケート界に強いコネがあるので、彼がジャッジに僕達を駄目な選手だと話して、僕達の点数はさんざんなものになるだろうと恐れていた。彼が何かそのようなことをしているのを見た者は誰もいないが、僕達の中にはそんな恐れがあったんだよ。

 僕が、ただひたすらにニコライの注意をひきたかったのは、どんなに上手くスケートをしても、いつも自分が彼にとっては一番価値のない生徒のように感じていたからだ。彼は、殆どの時間、アイスダンスカップルと、他には大輔と安藤美姫という有名な世界チャンピオンの2人の生徒だけをトレーニングしていた。僕の為に時間をさく必要が彼にはないんだと感じていたので、ぼくにはその価値があると証明する為には、本当に何でもした。

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