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from: 花散里さん
2020年01月22日 10時36分41秒
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リッポン本 「話題の人物編」
リッポン本には、スケオタ達に名前をよく知られたコーチや選手とのエピソードも語られている。全体からすると量的には、そんなに多くはないのだが、スケオタツイ
リッポン本には、スケオタ達に名前をよく知られたコーチや選手とのエピソードも語られている。全体からすると量的には、そんなに多くはないのだが、スケオタツイ界隈では、その部分だけが話題になったりもしている。
本を読んだ人の個人的感想だけを漏れ聞いて、その前後に想像を膨らませて、誤解している人もいるかも?
なので前後含めて訳してみたいと思います。
今訳し始めてますが、のろのろペースで(;^_^A
区切りの良いところまで訳し終わり次第貼り付けていきますね
(*^-^*)
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from: 花散里さん
2020年02月25日 11時36分19秒
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≪感想≫
コーチには、いろいろと問題が多くても
チームニコライは、当時のトップ選手達の練習を間近で観て学べる。多種多様な国の個性的な選手達が集まってる。コーチがリンクに居る時には、彼の注目を自分に惹きつける為のコンテスト状態になる。って意味で非常に刺激的な環境だったようですね。
高橋大輔・安藤美姫・アモディオ・ハビとも、ここでチームメイトとして親しくなったわけですし
十代の頃、ここで思春期を過ごしたことは
リッポン君の表現者としての成長と、人格形成に与えた影響は大きかったと思います。反面教師としての困った大人の醜態を目の当たりにしていたことも含めてね
ニコライコーチの滅茶苦茶な言動を面白おかしく語ってくれていて
彼のことを信頼できなくなったのは仕方ないと納得されるけれど
でも、それを嫌悪し憎んでるって感じではなく
なんだか、駄目な人だなぁ~って呆れつつも、
それでもコーチとして、振付師として惹かれる部分も愛着も少なからずあって
もっとちゃんと自分のことを気にかけて欲しかったし、もっと沢山彼の指導受けたかったんだなよね ってちょっぴり切なくなるね。
そんな風に感じるのは、もしかして、わたしだけ?(;'∀')?
競技者としての技術向上を目指すって観点からは理想的環境とはいえないが
純粋培養されたアスリートではないからこその
一見邪魔となりそうな経験からも培った強さと面白さと賢さとが
今のリッポン君の魅力を形作ってると思うんだな(´-`*)
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from: 花散里さん
2020年02月25日 09時27分30秒
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P61の16行目~P62の下から9行目
僕の態度が変わったのはある日の練習でニコライが僕にこう言った時だ。大輔を教えるのに飽きたから他の日本人スケーターをみると。
「大輔と彼を取り換えちゃう気?」現世界選手権メダリストを放り出すつもりなのかと疑って、僕はニコライに聞いた。
「そうさ。俺はうんざりした。彼は自分でやりたがっている。なんでかんでも。自分でやってみるがいいさ。俺は他の誰かをみる」
僕は考えた。「もしニコライが大輔を去らせるのなら、次は僕かもしれない。彼はいつでも僕と誰かを取り換えることができるんだから」
今なら、コーチは自分のためだけでなく、アスリートのためにも、できるだけ優秀な生徒を名簿に詰め込む必要があることを理解できる。
それは、アスリートに、あまり楽をさせ過ぎず、常に頑張る必要があることを分からせる為だ。
文字通り、毎日のコンテストに勝つためにトレーニングをしているのでなければ、本当の意味でそれほど上達はしない。
一部の選手はそのプレッシャーに耐えられなくなるかもしれないが、優れた競争相手はそれに対処できる。
僕の問題は、あまり練習したくないというようなことではなく、むしろもっとハードに練習したいってことだった。 ニコライは頻繁に日本にいたので、彼は僕をあまりトレーニングしてくれなかった。 大輔に対する彼のコメントは、僕に自分が何の注目も得ていないと思わせ、ドアから出て行きたくさせた。 皮肉なことにHPキャンプでのAlanis Morissetteのパフォーマンスと同じだった。
(この章の最初に、オリンピックセンターでの強化キャンプに参加した時、同じチームメイトの先輩に、バレーボール選手でいっぱいのテーブルの所に行って歌うように囃されたので、アダムくんがカフェテリアの中で突如パフォーマンスを披露したというエピソードが語られていて。その時、アダムくんが歌ったのがアラニス・モリセットの「アイロニック(皮肉)」であった。)
僕はニコライに言った。「僕がオリンピックに行きたいのなら、あなたの助けが必要なのに、あなたは僕に手を貸してくれない」と、オリンピックまであと1年だった。「問題ない。君には時間がある」と彼は言ったが、僕には時間があるとは思えなかったし、彼のコメントは、僕にとても無理だと感じさせた。僕は直ぐにもオリンピックに行かねばと自分にプレッシャーをかけていた。
(僕は最終的にオリンピックにいくんだとは思えなかった。ただそれには10年かかるんだけどね)
しまいには、僕はここを去る必要があると思った。ニコライはもう僕に決して振付をしてくれないだろう。彼は僕に、僕は充分に優秀で、自分自身でそれが出来ると思うと言ったんだ。でも、僕は19歳だったんだよ。その資格を与えられたようには感じられなかったよ。
僕はニコライに電話したことを覚えている。彼が日本にいる時で、彼にこう言ったんだ。あなたが僕の為に充分な時間をかけてくれているとは感じられないから他のコーチと一緒にやっていきたいと。彼がなんて言ったか決して忘れないだろう。
「君は自分が何をしているのかわかってない。この電話を後悔するよ」そして電話は切れた。
僕は自分が正しいことをしていると感じていたが、同時にもしかして僕は間違いを犯してしまったのではとも感じていた。彼はジャッジ達に僕に悪い点を与えるように言うつもりだろうか?彼は他のコーチ達に僕と一緒にやっていくべきじゃないというつもりだろうか?その時点ではそれは問題なかった。彼は多分そんなことはしないだろうと分かっていたし、自分の経験から彼を信頼すべきでないと感じる他の理由があったんだ。
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