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from: 花散里さん
2020年01月22日 10時36分41秒
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リッポン本 「話題の人物編」
リッポン本には、スケオタ達に名前をよく知られたコーチや選手とのエピソードも語られている。全体からすると量的には、そんなに多くはないのだが、スケオタツイ
リッポン本には、スケオタ達に名前をよく知られたコーチや選手とのエピソードも語られている。全体からすると量的には、そんなに多くはないのだが、スケオタツイ界隈では、その部分だけが話題になったりもしている。
本を読んだ人の個人的感想だけを漏れ聞いて、その前後に想像を膨らませて、誤解している人もいるかも?
なので前後含めて訳してみたいと思います。
今訳し始めてますが、のろのろペースで(;^_^A
区切りの良いところまで訳し終わり次第貼り付けていきますね
(*^-^*)
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from: 花散里さん
2020年03月11日 11時23分00秒
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≪デトロイト 編≫ フランク・キャロル ラファエル・アルトゥニアン 佐藤有香&その夫のジェイソンといったコーチ名 振付師のパスカル・カメレンゴ 選手名ではライサチェック ジェレミー・アボットといった名が・・・P66の8行目~P67
その頃カルフォルニアにフランク・キャロルというコーチがいて、彼は僕を高く買ってくれていたので、僕は彼と一緒にトレーニングしたかった。そこへ行って二週間過ごしたが、彼はオリンピックチャンピオンのエバン・ライサチェックと契約していて、ライサチェックはスケーティングを続けるのか否かまだ決めていなかった。
フランクは、同じカルフォルニアに居るラファエル・アルトゥニアン というコーチを勧めてくれた。でも、ラファエルは自分の家族を訪問中で3週間先までジョージア(ジョージア州ではなく、国名のジョージアだ)に居た。
僕は、今起こることが、これからの年月の全てのように感じていて、今何かが起ころなければこれから先、全く何も起きないように思えた。旅行は計画通りに行かなかった。僕の予定表によれば、フランクと、または少なくともフランクに代わりとして勧められたラファエルとトレーニングする筈だった。しかし、僕はその年のトレーニングに入る必要があったので、どちらも実際の選択肢ではなかった。
僕はフランクとトレーニングした後に、振り付け師のパスカル・カメレンゴに次のシーズンの二つのプログラムを振付てもらう為にデトロイトへの旅行を既に予約してあった。僕が理想とした世界では、僕はデトロイトからカリフォルニアに戻る筈であったが、悲しいことに、これはもはや必ずしも理想的な世界ではなくなっていた。
デトロイトに着いた時、トロントでの時と同じように、そこに居たスケーター達や何もかもに、そのリンクと恋に落ちたんだ。もし僕がまだフランクかラファエルと一緒にトレーニングできないのであれば、そこが完璧な場所のように感じられた。
僕はジェイソン・ダンジェンと佐藤有香夫妻のチームと一緒にトレーニングし始めた。夫妻は現全米チャンピオンのジェレミー・アボットのコーチもしていた。有香とジェイソンは、ジェレミーが自分の競争相手と一緒にトレーニングすることをOKしてくれるのか、彼と話さなければならなかったが、彼はそれが両方にとって良い事だと快く承知してくれた。
デトロイトについて重要なのは、僕が初めてエリートスケーター全体のグループの中にいたということだ。それは、ユナと僕、もしくは他に一人か二人の選手というのは違っていた。自分と同じくらいか年上の、僕がしていることを正確に知っていて、夜遅くに出かけたりパーティーに行ったり-僕が決して楽しめないことーをしない人々と継続的な友人の仲間をもったのは、初めてのことだった。
もし僕達が一緒に遊んでも、映画を観て9時には帰宅するだろう。なぜなら、僕達は皆朝からトレーニングしなればならないからだ。僕がいつも招待を断ることで相手を失望させたりするようなことにはならなかった。とはいえ、全員がオリンピック選手になりたいと思っている30人とのサマーキャンプのようなものだった。皆が知っていた。僕の人生を永遠に変えるのはこの友人達だった。
≪感想≫
この時からラファエル・アルトゥニアンコーチについていれば、四回転にももっとはやく取り組めていたし、世界初の4回転ルッツ成功者になれたかもしれない(´-`).。oOアスリートとしてのキャリアにもっと大きな成功を収めていたかも(´-`).。oOと残念に思わないこともないのですが。。。
でも、この時デトロイトを選んでなければ、その年と翌年にジェレミーの振付をしたベンジー・シュイマーさんと知り会うこともなく、後にベンジーさんに振付依頼することもなく、オリンピックの演技で全米を感動させた鳥さんプロも誕生しなかったかもしれない。
あのプログラムは、ベンジーさんが、アダム・リッポンの感性や個性を充分に理解していて、アダム・リッポンの魅力を存分に表現してくれたプログラムだとも思っているんで。。。(´-`*)
だから。。。まあ、アスリートとしてのキャリア的には少々周り道になってしまったとしても、表現者としては後の成功に結び付いたわけで「万事塞翁が馬」ってことで
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from: 花散里さん
2020年03月10日 18時11分35秒
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≪キム・ヨナ編 後≫P65の15行目~P66の7行目
オリンピックが終わって、僕が素晴らしいシーズンを過ごした後、関係に緊張が生じて、ちょっとした喧嘩をするようになった。ユナは韓国に帰った。
僕はいつも彼女にメールを送ったが、一週間彼女から連絡はなかった。 最後に長いメールが届き、もう二人は同じページにいないことがわかった。
ユナの言う別れる理由は、もう英語を話したくない。ということだった。英語を話すのはとても疲れてしまうからと。まるで髪を洗いたいから韓国に留まるというような調子だった。
別れることは最良の選択であり、お互いに激しい感情はなかったけれど、当時は落ち込んだ。「もう英語を話したくないって彼女は何を言ってるのだろう?」と考えた。「彼女は生活の中でどうしたって英語を話さなきゃならないじゃないか」しかしそうではなかった。彼女は、韓国に留まっていれば、自分が望まない限りもう
"ハーイ ハワユ―?" なんて言う必要はないのだ。(完全に別れて後に、数回彼女に会うことがあった。そして僕達は今は良い関係にあるが、お互いに僕達の交際について話したことはない)
彼女はその夏の後半にトレーニングのためにトロントに戻ったが、僕は彼女を無視した。僕達の交際が、出だしは良かったのに途中でしぼんでしまったように、僕のスケートもそうなった。
この新しいシーズンの最初、僕には勢いがあった。シーズン最初の競技会で2010年オリンピックメダリストの2人を打ち負かしたのだ。それに伴い、僕が慣れていない、または対処する準備ができていない新しいプレッシャーに襲われた。僕はよく演ずることを、もう負け犬ではないことを期待された。全てが一度に僕を襲ってきた。僕はオリンピックに行けなかったことを受け入れ、強くシーズンをスタートしたのに結局は弱くシーズンを終えてしまった。自分の中ではそうだった。視点を変える必要があったので、それにはトロントを後にするのが最善だと考えた。
≪感想≫
ユナを責めることはできないなと思う。
互いが互いを好きっていう同じ思いを共有するのに言葉は要らない。お互いを思い合ってるときの意思疎通は絵文字で事足りていたのだろう。でも、それぞれの主張がぶつかり合う時には、自分の考えや思いを上手く言葉にできない側は、言いたいことを飲み込まざる得ない。相手の言うことが、よく聞き取れなければ、相手の言い分を納得するのも難しかろう。リッポン君は対等にちょっとした口喧嘩をしてるつもりでも、ネイティブでない側は、反論できずに、ただ言われっ放しになってしまわざる得ないってこともあったろうと、想像に難くない
国が違う、母国語が違う関係の難しさだよね。
ネイティブの側により思いやりが必要なのだと思う。
あの時の経験を生かして、JPさんとの間では、そうならないように・・・と願う
あんなに優しかった理想の王子様に、冷たい態度とられるのは、
リッポン君綺麗な顔立ちなだけに、その表情を想像すると結構キツイものがあって
:;(∩´﹏`∩);: キム・ヨナに同情してしまうわ
もちろん、なんでフラれてしまったのか戸惑って落ち込むリッポン君にもね
この頃、リッポン君が初めて自分で振付けた(振付師と一緒にですが)エキシプロは
「思うにまかせぬ恋の切なさと戸惑いを表現した」そうで
歌詞和訳みると。。。なんか未練たっぷりだな(ーー;)
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