新型コロナ流行中。

約１０００名のコミュニティー当てに文書を書いて配布しました。読み手は様々であることを配慮しています。



その一部をアップします。

４、医療が新型コロナを解決できる日はまだ遠い

１）、ウィルス増殖と免疫暴走による患者の死を薬で防ぎたい。だが、現実は、
他の病気の薬を応用していて、効果はまだ限定的である。
本当に効果ある薬はまだ開発されていない。薬の開発には長年かかる。

２）、長期に効果が続くワクチンを開発したい。だが、現実は、
ワクチンの完成には本当は長年かかる。SARSワクチンさえまだ出来ていない。
新型コロナのワクチン開発は、スピード重視で安全性試験を妥協している。
はしか、おたふく、風疹、天然痘などのワクチンは、免疫が一生効くものが多い。
しかし、新型コロナウィルス抗体は３−４ヶ月で体内から消滅し、再発もある。
WHOは、11月16日、ワクチンだけではコロナ流行阻止は不可能と発表した。

3）、病原ウィルスを世界から駆逐したい。　　だが、たとえば、
11月15日現在、世界の感染者累計数は5397万人、死亡累計数は125万人。
アメリカ、ブラジル、インド、イギリスなどで感染者死亡者ともに多い。
ミンク由来の新型コロナ変異ウィルスが、現在ヨーロッパで大流行している。

３）、つまり、医療が新型コロナを解決できる日はまだ遠い。

５、朗報もある
新型コロナ流行初期から広報されていた予防対策が、本当に有効だと証明されました。
感染するのを予防できることは大変な幸運で、現状ではこれが命綱です。
それは、たとえば皆さんもご存知のこのグラフです。



これは日毎の日本全国の新規感染者数を、３月６日から１１月１６日まで記録したものです。外出や営業の自粛期間には新規感染者数が本当に減少しています。手洗い、消毒、マスク、三密回避などで、１億人もの大きな人口が法的強制なしに実際に感染者が減少したことは、大きな朗報です。まだ医療が的確に新型コロナを治療できない現状では、これは朗報です。