かつて夏に強いと言われ兵庫の高校野球界を牽引した名将
東洋大姫路の梅谷監督。全国制覇した時の主将が言ってた
相手に点をやらなければ負けない野球。
１点を取って守り切る野球。
絶妙なバットコントロールのノックで、取れるか取れないかギリギリの打球で
徹底的に守備を鍛え上げた。
朝昼夜と徹底的にノックをし守備を鍛え上げたという。
チームを日本一に導いたその監督の手腕は、徹底した守備重視のチームだった。
点をやらなければ、負けない。

プロ野球に関しては色々な意見がある。
打てないと勝てない
しっかりした投手陣がいないとペナントは勝てない。
機動力・長打力を兼ね備えないと勝てない。
もちろん投手力も。しかしそれは先発陣であったりリリーフであったり
クローザであったり。色々、勝つための条件がある。

しかし先の梅谷監督のような、
相手に点をやらなければ負けない、という言葉は僕はあまり聞かない。

プロの世界でも高校野球と同じく
守備で。守り抜いて。相手に点をやらなければ勝つ。

昨日はセカンド、今日はサード。
昨日はサード、今日はファースト。

プロ野球と高校野球の違いはもちろんある。
けどなぜか今日はその梅谷監督に阪神の試合を見てみて欲しかった。

中野の積極的な捕球態勢からの落球。
結果エラーだったが、待って次のバウウンドで獲って間に合う打球じゃない。
大山のエラー。ヒット性の当たりを逆シングルで獲りにいったが落球。
どちらも避難されるエラーじゃない。と思った。

少年時代に見てた強い東洋大姫路の試合を思い出して
今日の負けは薄氷を踏むスレスレの負けだったと思ったのは
日本全国で俺だけかなあ笑

とりあえず梅谷さん、来シーズンの阪神、
ノックバット持って天国から来て阪神でノックしたって下さい。

と、思った試合でした。

あと、もうちょっと残塁どないかせえよ笑