当初の予定どおり、ロシア号によるウラジオストクからモスクワまで6泊7日の鉄道旅は完走できましたが、もう一つの目的、モスクワ・サンクトペテルブルク間のクラースナヤ・ストレラー号の乗車は残念ながらあきらめることになり1週間繰り上げてベトナムに戻りました。全73駅9380kmの旅でした。


途中何ケ所かホームに降りられる駅にも止まりますが、極東ロシア、シベリアはとても気温が低いので5分もホーム留まることができない状況でした。それでもシベリアの犬たちはとても元気ですね。


車窓からの景色はハバロフスクあたりまでは草原ですが、その後は一面の氷原、凍り付いた川、バイカル湖。途中経由する街も誰も外出していません。
毎日同じ景色が1週間続きます。やはりロシアは広大ですね。


モスクワ到着後先頭車両が変わっていました。途中何回か付け替えたようです。
途中すれ違ったロシアの列車です。


またモスクワでは今年雪が少ないとの事、それでも気温は２度ですが"赤の広場"には多くの観光客が見受けられました。さすがにアジア人は数えるほどしかいませんでしたが。


最後にモスクワプーシキン美術館ではルーベンスの絵画を見てきました。昔フランダースの犬で有名になりましたね、今回展示されていたのは"キリスト降架"他数十点、訪れたのも夜だったのですが客も少なく、ゆっくり見て回れました。

今回中止したサンクト、ヘルシンキそして経由地のイスタンブール。コロナが落ち着いたら再計画を組もうかと考えていますが、まだまだ先になりそうですね。
早く落ち着いてほしいものです。