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from: たけしさん
2020年06月29日 21時45分40秒
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南フランスです。
上の写真はポー駅です。前々回は11年前でしたが、その時はまだ小さな駅舎で昔のままでした。しかし今回2年前は大きな駅舎に変身していて、何だか寂しかったです。私は完全に昔の人なんだと感じます。年を取ると人間昔のことを懐かしく思う、特に男は過去に生きている。昔の彼女のことをいつまでも思っていたりするのは、たぶん、ほとんど大部分の男性だと思います。い覆う女性は未来に生きる人間ですので過去のことを思う人は少なく、多くは未来を切り開くたくましい人間。やっぱりお母さんは強いんですね。男は女々しい。
上の写真はオロロン・サントマリーの川沿いの風景です。古びた街並みが印象的です。何年経っても変わらない風景。スペインへ行くには、大昔はここからしかバスが出ていなかったんです。牧歌的な田園風景はまるでおとぎ話の世界を感じさせました。ただの自然風景ですが、世界遺産級と呼ばれていました。私は中世へタイムスリップしたかと見間違うほどの感動をしたものです。平屋の家々と狭い道、そして田園風景。遠くにそびえるピレネー山脈。時間があればバスを降りて、歩いてピレネーへ向かったと思います。
写真はその一部です。これは町内循環のマイクロバスです。私は運転手さんから特別に乗せていただいて、街中を眺めることが出来ました。とっても嬉しいひと時でした。でものんびり見たかったのはここから10km以上行った町からなんです。それでも言葉に言えないほど嬉しかったです。南フランスの人々はとても穏やかで親切でした。前回の時もみな親切でしたよ。まあ秩父の辺りと同じ感じでしょうか?パリから直線で700kmくらいのところですので日本で言うと、東京から青森県あたりですね。やっぱり田舎ってどこの国もいいですね。
ここはBEDOUS。ベデュースって読みます。オロロン・サントマリーからさらに南へ30km行ったところで終点です。線路は続きますが家がまばらで、駅は作れないんですね。仕方がないと思います。ここからバスでスペインのcanfrancまで行きます。ピレネーの頂上で一番低い部分、標高2000mです。
ここは南フランス最南端の村落Urdosの外れです。ここまで来るとほとんど奥秩父の山って感じがします。この風景は42年前と全く同じだと思いますが、すっかり忘れています。ただし、その当時は車での走る村道はきっとアスファルトはなかったと思います。そこだけは進化している感じがしました。
ここはスペインcanfranc駅です。42年前は道幅が4mの道路でした。車がやっとすれ違う道です。家なんて一軒もなし、切り立った山々がそびえ、草に雪がたまっていて路肩は雪だらけ、ただただ寒かったです。
ここはjaca。ハカです。この風景は昔と変わらずに残っています。人々の憩いの場。時代が変わっても人が人と出会って交流する場は大事ですね。
この会で感じた人は、アンダーソンさんとドリーさんの二人でした。お二人は私に近いものを持っている。お話が出来そうです、この2人は。
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