みなさま

能登豪雨
もう、毎日、辛くて悲しくて、どういっていいかわかりません。
被災された方々の苦悩には、到底及びもしませんが。

片付けられていないがれきや倒壊した家も、そのまま、流れてきてしまった。
せっかく少し片づけ、生活し始めたのに、また、全て失くしてしまった。
収穫して保管していた米も、全部、水に浸かって、売り物にならなくなった。
新たに購入した商売道具が、全部、流され、壊れ、失うことになってしまう。
やっと仕込みを再開した酒、一軒しかないスーパー、命も失うという大災害。
またまた、水も止まり、電気も止まり、家族と電話すらできない、安否も不明。
誰もが、心が折れる、涙も出ないが泣くしかない、というのは、当然でしょう。

仮設住宅は、元々、宅地に適さない所だから、仮設団地に活用できたわけです。
選択肢もないし、公営仮設にあたったら、それだけで御の字、文句言う余裕なし。
そんな方々が、ほとんどだったと思います。
砂利敷きの地面に、プレハブ置いただけみたいな仮設で、安全安心もあったもんか！
住めなくなった実家に戻り、無理矢理寝ている、という方もあるようです。

豪雨災害は、能登に限らずですが、正月の地震に続き、あまりにもひどすぎる。
ニュース観るのも、辛いです。

仮設住宅
民間で土地を提供する人はほとんどいないと思われます。
仮設住宅は最長2年のはずでしたが、東北では、10年住んでいる方がいました。
被害に合われた方が大変だろうからと、平坦で自然災害も受けにくく、比較的買い物にも便利な場所を提供したら、その後10年以上、その土地は返って来ない…
開発・再建計画からも外れてしまいます。

被害にあわれた方は、全てを失い、好きで狭くてプライバシーも守れない仮設住宅に住み続けたとは思いませんが、
一度腰を落ち着けたら、動かない、動けない人が一定数いるとしたら、土地を提供する人はいないと思います。

生まれ育った土地を離れたくない気持ちはわかります。能登固有の事情は何も分かりませんが、安心安全のために、一旦離れる選択も考えてほしいと思っています。

ニュースを見るのは辛いです。とにかく暖かい場所でゆっくり体を休めてほしいと願うばかりです。