みなさん、こんにちは。「明星 メンバーズ コミュニティ」進行役の星美です。

9月に募集した、＜【明星の工場担当者が登場！】インスタント麺の製造現場への質問大募集！＞には、
たくさんの感想や質問をお寄せいただき、ありがとうございました。
今回は、みなさんの質問に工場担当者が再度登場してお答えしますよ！
以下、Q&A方式で掲載いたします。ぜひ、ご覧くださいね。
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Q.粉末スープはどのようにして作られますか？
粉をお湯で薄めるととても美味しいスープになるのが子供の頃からの不思議です。
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みなさんこんにちは。株式会社ユニ・スターの武藤正幸です。こちらの質問は私からお答えします。

A.粉末スープは、旨みのもととなる鶏、豚、香味野菜などのエキスに、パウダー状の醤油などの調味料、スパイスなどを決められたバランスで混ぜることで、お湯を入れるだけで本格的な味わいが出せるよう工夫しています。

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Q.明星食品の代表的な商品『チャルメラ』と『中華三昧』では麺の食感が全く異なりますが、麺の食品材料だけでなく、工場での製造工程で機械やラインがだいぶ違うのでしょうか？
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コミュニティのみなさんこんにちは！東日本明星株式会社の村田篤司です。

西日本明星株式会社の中村律子です。
同じく、西日本明星株式会社の古川博之です。


たくさんの質問をありがとうございます。
ここからは東西工場の担当より、お答えさせていただきます。

A.「チャルメラ」と「中華三昧」では、麺の作り方も大きく異なります。どちちらも長期保存できるように麺を乾燥させる必要がありますが、その乾燥方法によって食感が変わってきます。乾燥方法は大きく二種類あり、ひとつは油で揚げる「フライ製法」、もうひとつは熱風を使って乾燥させる「ノンフライ製法」になります。
「フライ製法」を使った代表的な製品が「チャルメラ」、ノンフライ製法を使った代表的な製品が「中華三昧」です。

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Q.ノンフライ麺の乾燥方法について知りたいです。油で揚げて乾燥させる従来の即席麺の製造方法はポテトチップなどを作った時に実感として分かるし、フリーズドライも高野豆腐の製造工程などから何となく理屈としてわかるのですが、ノンフライ麺をあのようなきちんとした形状のまま乾燥させる方法はどうしても想像がつきません。
ぜひ教えてほしいです。
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A.ノンフライ製法では前の質問でもお話しした通り、熱風を使って麺を乾燥させています。熱風が通りぬけるようにたくさんの穴が開いた専用の枠の中に麺をいれた状態で熱風を吹き付け乾燥していくことで、きちんとした形状のまま乾燥されます。このように書くとごく簡単なように聞こえますが、早く乾かそうとすると、麺のかたまりの内側まで熱風が通りづらく乾燥状態にムラが出ます。よって麺のかたまりの外側と内側で均一な乾燥が同時に進むよう、温度・風量を整えるところにノウハウがあるのです。

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Q.同じ商品の味違いって、スープは違うけど、麺も変えているのでしょうか？
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A.麺が異なるものもありますよ。例えば袋麺の「中華三昧」ですが、「広東風醤油」の麺と「涼麺」の麺は、食べるときの温度やスープの味にあう食感にするよう麺を変えています。ゆで時間が異なることから気づいていただけるかもしれませんね。
また同じく袋麺の「チャルメラ」では、「しょうゆラーメン」はフライ麺、「バリカタ麺豚骨」はノンフライ麺のように麺の種類が異なっています。

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Q.製造工程はどのようなものがありますか？機械を導入されていると思うのですが、「この作業工程だけは人の手でやっています！」みたいなこだわりはあったりしますか？
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A.多くの工程は機械化、数値化されており、基本的に人の手がかからないように作られています。
ただし、麺の質はその日の気温や湿度などにより変わります。特に、小麦粉を練って原料を調整する工程は現在でも数値化が難しい部分があり、熟練した経験を要している状況です。
また製造する麺の厚みも1/100mm単位で合わせ（その程度の微細な違いも食感の違いとして現れるため）いつでも美味しい麺を提供できるよう努力しています。

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Q.今までの麺とはひと味もふた味も違う麺神の麺ですが、製造秘話や特殊な製造工程を少しだけでも聞けたり見たりしたいです。教えていただけますか？
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A.ごめんなさい！ここは企業秘密です...。しかし、「他とは違う」と感じていただけで、私たち現場も嬉しいです。

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Q.同じ商品でも関東と関西で味付け等何か好みに合わせて変えていますか？関東と関西で味付け等何か好みに合わせて変えていますか？
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A.例えば大盛カップ麺の「旨だし屋」という商品があるのですが、この商品の「きつねうどん」と「天ぷらそば」は関東と関西で、東向け、西向けと作っており、味付けが異なります。機会があったら食べ比べてください。スープの色も違いますよ。
▼詳細はこちら
https://www.myojofoods.co.jp/products/category/region/

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Q.袋麺とカップ麺の製造工程で違いはありますか？私はゴミが少なくすむので袋麺が便利だなと思うのですが、製造過程でゴミを出さない工夫などはされていますか？
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A.袋麺とカップ麺の製造工程での大きな違いは、包装工程になります。
カップ麺には、麺、スープに加えて具材が入りますので、袋麺よりは包装工程が複雑になってきます。また、麺をつくる際には、麺の塊の角が欠けたものや重量が規定に合わないものが出てきます。これらは人の目視チェックに加え検査カメラ、専用の検査装置にて全数検査しラインアウトされますが、ゴミとして廃棄するのではなく品種毎に分別収集し、家畜の飼料や肥料としてリサイクルすることによりゴミの削減に努めています。
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いかがでしたでしょうか？
他にもたくさんご質問いただき、ありがとうございました。
商品開発系のご質問も多く、機会があれば改めてこちらからアンサーをご用意できれば...と思っております。
お楽しみに！

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https://cs.beach.jp/scu/9g7z

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「明星 メンバーズ コミュニティ」 オーナー（進行役）　星美