皆さん、お久しぶりです。ホウメイです。すっかりご無沙汰になってしまいました。食品スーパー販売店での過ごした日々、苦しみながらも勤続15年目に入りました。さて、小売りメインの店なので、毎年に盆暮れ正月で発生するイベントが多々あるのですが、土用丑の日とか、恵方巻き販売、はたまたクリスマスなど、店に特別注文で、出来合いのお惣菜とか、ケーキなどを販売しているんですが、従業員も、まあ一つくらい買ってねと会社から言われています。安い商品もラインナップは豊富なので、自分の場合、購買した商品は家に持ち帰り、家の人達の皆で食べていました。懐事情によりお値打ちプライスの惣菜関連のメニューを注文する機会が多く、こないだの丑の日にも、ウナギ炊き込みご飯を購入したのですが、後日、店の惣菜担当者から商品買ってくれてありがとう、毎回、いつも買ってくれるよねと温かいお言葉をかけてもらい、自分も気恥ずかしくなって、何たいした買い物はしていないよ、へのツッパリみたいなもんですよと謙遜したのですが、その時、私のアタマの中である真実がハイブリット生成されたのでした。
　実は最近、店の経済状況がいろいろな外的要因で悪くなってきていまして、商圏エリアに、ライバル店が続々参入し、烈しい、顧客の奪い合いバトルが勃発しているのです。そんな時に自分の店でお客様からの苦情で店内でのあいさつがまったくなってないと厳しく注意がありました。もちろんのこと会社でも喫緊の課題として声がけやあいさつの特別訓練が勤務中に行われるようになりました。ナイショですが、注意を受けても、未だにあいさつしない従業員もいます。
　なんでなんだろうなと思った私ですが、前述した惣菜担当者の話にヒントがあるなと閃きました。商品を売る仕事、特に毎日、お客様が来店されるケースが多いお店では、今、自分の目の前にいるお客様に、また明日とか来られるといいなと思い、私はあいさつを心掛けるように今までやってきました。
　上からの命令だけで機械的にとにかく、あいさつをしろでは、ものぐさな人は動かないかもしれません。お客様とコミュニケーションを取ることにより、お客様がまたこの店に来たいなと思わせることが出来れば、売上UPにつながると思います。そして、お客様が気分よく店に再来してくれた時、「また来たよ、美味しい食品を買わせてね」と言われたとき、よくお越しいただきました。いつもご利用ありがとうございます。とお客様に返答できれば最高の信頼関係が構築できて店の売り上げは改善すると思います。
　自分一人が黙って仕事をしても誰かがやるだろうといった浅はかな考えでは未来はありません。売って喜ぶ，買って喜ぶが商売の基本だと思います。お客様に対しての感謝から出るあいさつは相手の心にきっと届くと私は信じています。私も惣菜担当者の人から言われた何気ない感謝の言葉は凄く嬉しかったです。明けない夜はありません。必ず、朝日は昇ります。嬉しかった気持ちを心に刻み、仕事に取り組もうと決意しました。