ココロイキルヒトサークル>掲示板
コミュニティからのお知らせ
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月30日 10時15分24秒
icon
「世の中のもったいないをもっとゆたかに!」Social Innovation大賞、ORBISスマートエイジング賞、Like(共感)賞を受賞した石頭悦さんインタビュー
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
先日開催されたSSIS2021(※)。今回は、SSIS2021でSocial Innovation大賞、ORBISスマートエイジング賞、Like(共感)賞を受賞された石頭悦さんにインタビューをしてきました。これから新たに一歩踏み出したいと考えているみなさん、ぜひ参考になさってくださいね!
(※「SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT」。震災で社会課題がより浮き彫りとなった仙台・東北では、「社会、地域のため」という想いが広がり、現在、社会課題解決のための様々なイノベーションが生まれています。SSISは、そんな社会課題に立ち向かう起業家の声を実際に聞いていただき、課題解決への可能性を感じ、一歩踏み出すきっかけとしていただきたいという想いを込めて開催しているイベントです。)
▼石頭悦さんの発表はこちら(動画)
https://youtu.be/AB06ZFoUOwM
(※石頭悦さんの紹介は44:30から。再生時には、音量にご注意ください)
それでは、さっそくご紹介します!
--------------
★「幸呼来Japan」 石頭 悦 さん
「世の中のもったいないをもっとゆたかに!」
--------------
スタッフ心羽:さっそくですが、まずは 取り組まれているプロジェクトについて、ご紹介をお願いします。
石頭さん:東北地方に古くから伝わる伝統「裂き織」を障がいのある方たちと一緒に作っています。
裂き織は使われなくなった古布をひも状に裂いて、それを横糸にして手織り機で織り直し再利用するといった、もったいない精神が表現された織物で、ものがない時代に生活の知恵から生まれた織物です。
私たちは、障がいのある方たちの特性を活かし、裂き織で小物雑貨を作ったり、アパレルさんとのコラボレーションをさせていただいたりしております。
障がいのある方たちの働く場所を作り、地域の伝統を後世に伝えていくことを行っております。
素晴らしい取り組みですね。石頭さんが「裂き織」に出会ったきっかけや、プロジェクトを始動したきっかけは何だったのでしょうか?
2009年、特別支援学校に見学に行った際に生徒さんの織る裂き織に魅了されました。それまで、地域に裂き織があることを知らずにいて、このままでは、裂き織は廃れていってしまう織物かもしれない。地域にある伝統が消えてしまうかもしれないと、思いました。
また、障がいのある生徒さんが織った裂き織はとても緻密で美しいものでした。岩手にはこんなに素晴らしい技術を持っている障がいのある方たちがいることをいろいろな人達に知ってもらいたい、裂き織を後世に残していきたい。と考え2010年に以前勤めていた会社で部門として事業化しました。その後、震災を経て独立することになり、2011年から「幸呼来Japan」で行っております。
石頭さんを魅了した「裂き織」、わたしも拝見しましたが、とても古布を利用しているとは思えない素敵なデザインでした。
受賞後、周囲からはどのような反応がありましたか?
たくさんの方々からお祝いのコメントをいただきました。たくさんの人達から応援いただいていることを強く感じました。Social Innovation大賞、ORBISスマートエイジング賞、Like(共感)賞のトリプル受賞に驚いております。私たちの行っていることが社会に必要とされていることを改めて感じることができました。
トリプル受賞はすごかったですね。受賞数だけ、期待を感じられたんですね。
SIAへのご参加によって、石頭さんご自身には何か変化はありましたか?
会社を立ち上げて10年目にSIAに参加させていただきました。会社経営を10年なんとか続けることができていましたが、これから先の10年、20年が暗中模索状態でした。経営理念はありましたが立派な理念を掲げても収益性が確保できなければ会社は存続できません。どうやって事業を存続させていくのか、どう進んでいけばいいのかがわからなかった。
そのような状態でしたが、SIAに参加することで、VISION、MISSION、VALUEを言語化し、様々なことをロジカルに考えることができるようになり、これから先の展望が見えるようになりました。
自分の頭の中を整理し、考えを言語化することで、どう進んでいけばいいのかがわかるようになりました。
また、半年間12名の仲間と一緒に学ばせていただき、みんなの熱意がものすごい刺激になりました。経営者としての責任を改めて腹に据え、覚悟を決めて進んでいく決心ができました。
SNSなどで、みんなの活動を見ては私も頑張らないと! と、刺激をいただいております。
これまで10年間、経営者として経験を積まれていた石頭さんですが、SIAでの学びや出会いが良い刺激となり、改めて経営者としての強い決心を持つきっかけになったのですね。
それでは最後に、SIAにご興味のある方をはじめ、「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」ご参加者や、東北の方々に向けてメッセージをお願いします。
こうなったらいいのになと、漠然とした考えを持っていてもそれを言語化して伝えていかないと何も始まらないと思います。私も、障がいのある方たちの力をいろいろな人に知ってもらいたいと、発信し続けることで、本当にたくさんの方々から応援していただき、今があります。一人ではなかなか前に進めなくても、いろいろな人と繋がっていくことで前に進めるようになっていくと思います。とにかく発信し続けることが大切だと思います。
東北のポテンシャルは素晴らしいと思います。地元にいると見えない景色も一旦外に出てみるとその素晴らしさが見えるようになってくる。一度、地元から離れて地元を見直してみるというのもいいかもしれません。地域のことをもっとよく知ることからスタートしてみてください。
発信していくことの大切さが伝わってきました。石頭さん、どうもありがとうございました!
みなさんもぜひ、石頭悦さんの取り組みを参考になさってみてくださいね!
▼「幸呼来Japan」
公式サイト: https://saccora-japan.com/
facebook: https://www.facebook.com/saccorajapan/
Instagram: https://www.instagram.com/saccora_japan/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCdqRF9-PuhSKArV46CFx6yA
--------------
みなさん、いかがでしたか? 石頭悦さんのお話を聞いて感じたことや質問など、ぜひコメントでお寄せください。
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/9igq
▼投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/7ah6
みなさんからのたくさんの投稿をお待ちしています♪
みんなで、明日の東北をおもしろくしていきましょう!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは)) -
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月30日 10時15分14秒
icon
「東北の自然を活かした見守る子育て」Social Innovation 優秀賞を受賞した杉浦美里さんインタビュー
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
先日開催されたSSIS2021(※)。今回は、SSIS2021でSocial Innovation 優秀賞を受賞された杉浦美里さんにインタビューをしてきました。これから新たに一歩踏み出したいと考えているみなさん、ぜひ参考になさってくださいね!
(※「SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT」。震災で社会課題がより浮き彫りとなった仙台・東北では、「社会、地域のため」という想いが広がり、現在、社会課題解決のための様々なイノベーションが生まれています。SSISは、そんな社会課題に立ち向かう起業家の声を実際に聞いていただき、課題解決への可能性を感じ、一歩踏み出すきっかけとしていただきたいという想いを込めて開催しているイベントです。)
▼杉浦美里さんの発表はこちら(動画)
https://youtu.be/AB06ZFoUOwM
(※杉浦美里さんの紹介は2:00:20から。再生時には、音量にご注意ください)
それでは、さっそくご紹介します!
--------------
★【けせんぬま森のおさんぽ会】【けせんぬま旅する学校】 杉浦 美里 さん
東北の自然を活かした見守る子育て
--------------
スタッフ心羽:さっそくですが、まずは 取り組まれているプロジェクトについて、ご紹介をお願いします。
杉浦さん:宮城県気仙沼市において【けせんぬま森のおさんぽ会】【けせんぬま旅する学校】という団体を運営しています。おさんぽ会は、育児サークル型の森のようちえんで、気仙沼の豊かな自然を活かして未就学児の親子や子どもと遊びたい学生や、地域の方々と共に「みんなで見守る子育て」をしています。旅する学校は、不登校の子どもたちをバスで迎えにいき、様々な場所で学び・遊びの場を提供する、不登校の居場所支援の活動です。
どちらの活動も、地方ならではの良さを存分に活かして、のびのび子育てができる、そして子どもたちが豊かに育っていける環境づくりを行なっています。
ありがとうございます。どのようなことがきっかけで、自然を活かした見守る子育て活動を始められたのでしょうか?
私は、震災後に支援活動で訪れた気仙沼の自然の豊かさや人の温かさに魅了されて、静岡から移住してきました。しかし長男を出産した2013年ごろは震災の影響もあってか、ママサークルのような子育ての集まりはほとんどなく、地元のつながりがない子育て世帯はどんどん孤独になっていってしまう状況でした。子育てに息詰まると、私は海や森に子どもを連れていきました。自然の中では、子どもたちを穏やかに見守ることができるし、自分自身もリフレッシュできる。次第に一緒に過ごす仲間が増えていき、2017年に共同代表赤畑とともに団体として立ち上げました。
杉浦さんご自身が育児をする中で、気仙沼の自然や人の温かさに救われていたのですね。
受賞後、周囲からはどのような反応がありましたか?
たくさんの応援のお声がけをいただき嬉しく思っています。一緒にやりたい、活動に参加してみたい、応援したい、など様々な方が気仙沼での子育てに関わりたいと思ってくださっていることがわかり、とても励みになりました。
嬉しい反応ですね!
今回SIAへのご参加によって、杉浦さんご自身には何か変化はありましたか?
これまでは、「これでいいのかな?」と手探りの状態でやってきましたが、今回SIAに参加したことによって明確に自分たち活動の社会的意義や目標を言語化できるようになりました。自分たちの活動に自信を持ち、わかりやすく伝えることが、仲間・資金などを集めるための第一歩だということを再確認したので、何度もトライ&エラーを繰り返しブラッシュアップして最後のステージに立てたことは大きな経験となりました。今回、皆さんの前で発表してしまったので、あとは覚悟を持って目の前のことに取り組んでいこうという想いです。
自分のやりたいことをこのような「かたち」として伝えたことで、より覚悟や目標を持って取り組むことができるようになったのですね。
それでは最後に、SIAにご興味のある方をはじめ、「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」ご参加者や、東北の方々に向けてメッセージをお願いします。
私は震災後に初めて東北に訪れましたが、環境も文化も本当に魅力的な土地だと思っています。地方だからこその魅力を活かして、社会問題を解決していける仲間が増えると私も嬉しいので、ぜひ交流していけたらと思います。気仙沼から子どもたちと旅していける場所があれば、遊び&学びに行かせてください〜!
東北に魅せられ、この地で暮らす中で見つけた課題に対し、一歩踏み出した杉浦美里さん。素敵ですね!
みなさんもぜひ、杉浦美里さんの取り組みを参考になさってみてくださいね!
▼けせんぬま森のおさんぽ会 facebook
https://www.facebook.com/k.morisanpo
▼けせんぬま旅する学校 クラウドファンディングページ(募集終了済)
https://camp-fire.jp/projects/view/348067
--------------
みなさん、いかがでしたか? 杉浦美里さんのお話を聞いて感じたことや質問など、ぜひコメントでお寄せください。
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/8igp
▼投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/7ah6
みなさんからのたくさんの投稿をお待ちしています♪
みんなで、明日の東北をおもしろくしていきましょう!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは)) -
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月30日 10時14分59秒
icon
「街に行き交う笑顔を照らすあかりを日本中に!」Social Innovation 優秀賞を受賞した佐々木卓さんインタビュー
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
先日開催されたSSIS2021(※)。今回は、SSIS2021でSocial Innovation 優秀賞を受賞された佐々木卓さんにインタビューをしてきました。これから新たに一歩踏み出したいと考えているみなさん、ぜひ参考になさってくださいね!
(※「SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT」。震災で社会課題がより浮き彫りとなった仙台・東北では、「社会、地域のため」という想いが広がり、現在、社会課題解決のための様々なイノベーションが生まれています。SSISは、そんな社会課題に立ち向かう起業家の声を実際に聞いていただき、課題解決への可能性を感じ、一歩踏み出すきっかけとしていただきたいという想いを込めて開催しているイベントです。)
▼佐々木卓さんの発表はこちら(動画)
https://youtu.be/AB06ZFoUOwM
(※佐々木卓さんの紹介は1:17:05から。再生時には、音量にご注意ください)
それでは、さっそくご紹介します!
--------------
★「リコリスプロジェクト」 佐々木 卓 さん
街に行き交う笑顔を照らすあかりを日本中に!
--------------
スタッフ心羽:さっそくですが、まずは 取り組まれているプロジェクトについて、ご紹介をお願いします。
佐々木さん:秋田市の中心市街地に飲食店を増やすことで、街ににぎわいを作る「リコリスプロジェクト」を運営しています。現在は秋田市で飲食店兼デザイン事務所「スピカ旅行社」を経営しながら、NPO法人リコリスとして活動しています。
秋田市に限らず、中心市街地の衰退は全国の地方都市でも起きている社会課題です。私たちは「街に飲食店を増やす」という方法でこの課題に取り組んでいます。
なぜ飲食店? と思われるかもしれませんが、その理由は誰もが利用する場所だからです。まずは街に飲食店を増やす。そうすると人が集まってくるので、その間を埋めるように他の業種のお店が出店し人の流れが生まれます。そういった場所には企業も集積してくるので、結果として街を経済的に活性化させることができるというプロジェクトです。
ありがとうございます。佐々木さんが「リコリスプロジェクト」を始めようと考えたきっかけは何でしょうか?
以前取り組んでいた企画の失敗からの学びが発足の大きなきっかけになりました。カフェオーナーの卵たちと複数のカフェを開業し街に歩く人を増やす「シェアカフェ」という企画をやっておりました。しかし、実際にメンバー達がオープンさせた数軒のカフェは早々に店をたたむことになってしまいました。
この失敗で気づいたのが、飲食店の開業にまつわる2つの問題である「非合理的な出店をすること」、「初期費用をかけすぎて運営資金がショートしてしまうこと」です。1つ目の非合理的な出店とは、現状では不動産屋さんで限られた選択肢の物件の中からなんとなく出店場所を決めることが多いということです。その結果近所の競合店の存在に気づけなく、
街のエリアにそぐわない業態になったりと出店後に後悔してしまうことになります。
2つ目の初期費用については、従来の開業費用のうちのほとんどがお店を改装する費用だということに課題を感じました。内装などにこだわりすぎた結果、開業初期に重要となる運転資金を温存できず廃業してしまったオーナーもいます。
これから開業にチャレンジしようとする人に、私たちと同じような苦い経験はさせたくない。そう考えて初期費用をかけず、つぶれにくくするための仕組み「リコリスプロジェクト」を発足しました。
一度目の経験で諦めることなく、その経験を糧に新たな取り組みに移されたのですね!
受賞後、周囲からはどのような反応がありましたか?
皆さんにたくさんお声掛け頂き、自分たちのプロジェクトについて伝えやすくなりました。
SIAの有用性も説明したところ、来年ぜひ参加したいという方々もいました。
ココロイキルヒトがどんどん増えていきそうですね!
今回SIAへのご参加によって、佐々木さんご自身には何か変化はありましたか?
これまで自分たちの事業はお客様と一対一の関係が主であり、個々の方々にいかに満足してもらえるかという視点で考えていました。しかしSIAに参加し、その関係性が広く一対多になったことで、自分たちの事業の価値を伝えるということが必要になりました。このことがとても大きな変化だったと思います。
SIAへの参加が、新たな気づきや課題に向き合う機会にもなったのですね。
それでは最後に、SIAにご興味のある方をはじめ、「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」ご参加者や、東北の方々に向けてメッセージをお願いします。
自分のふるさとや東北に何らかの形で貢献したいという人が、そのノウハウや経験を適切に還元することができる場がもっと必要だと考えています。特にこのコロナ禍でふるさとへの思いがますます強くなったという方も多いのではないでしょうか。
私たちはNPO法人リコリスとしてまずは秋田でその場を作り、徐々に東北の各地へと展開していきたいと考えています。
人口減少、街の衰退など秋田だけではなく、東北が抱える課題はいくつもありますが誰か一人が立ち上がることでその姿を見て奮起する次世代の人達がたくさん増えていくよう、頑張っていきます。
東北の抱える社会的課題に対し、ふるさとへ貢献したいという想いをもって取り組まれている佐々木卓さん。まさにココロイキルヒトですね!
みなさんもぜひ、佐々木卓さんの取り組みを参考になさってみてくださいね!
▼「リコリス」公式サイト
http://ricores.org
▼「リコリス」facebook
https://www.facebook.com/npo.ricores
--------------
みなさん、いかがでしたか? 佐々木卓さんのお話を聞いて感じたことや質問など、ぜひコメントでお寄せください。
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/7igo
▼投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/7ah6
みなさんからのたくさんの投稿をお待ちしています♪
みんなで、明日の東北をおもしろくしていきましょう!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは)) -
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月27日 12時24分59秒
icon
「共に笑い、生きる。いのちを繋ぐ原風景作り」SSISでORBISスマートエイジング賞特別賞を受賞した細谷真紀子さんインタビュー
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
先日開催されたSSIS2021(※)。今回は、SSIS2021でORBISスマートエイジング賞特別賞を受賞された細谷真紀子さんにインタビューをしてきました。これから新たに一歩踏み出したいと考えているみなさん、ぜひ参考になさってくださいね!
(※「SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT」。震災で社会課題がより浮き彫りとなった仙台・東北では、「社会、地域のため」という想いが広がり、現在、社会課題解決のための様々なイノベーションが生まれています。SSISは、そんな社会課題に立ち向かう起業家の声を実際に聞いていただき、課題解決への可能性を感じ、一歩踏み出すきっかけとしていただきたいという想いを込めて開催しているイベントです。)
▼細谷真紀子さんの発表はこちら(動画)
https://youtu.be/AB06ZFoUOwM
(※細谷真紀子さんの紹介は2:44:00から。再生時には、音量にご注意ください)
それでは、さっそくご紹介します!
--------------
★「こころの減災」を育む 細谷 真紀子 さん
共に笑い、生きる。いのちを繋ぐ原風景作り
--------------
スタッフ心羽:さっそくですが、まずは 取り組まれているプロジェクトについて、ご紹介をお願いします。
細谷さん:わたしは「いのち」と「暮らし」を守るために、身の回りにあるモノ・コトを活かす「こころの減災」を育む活動を行っています。大抵の人が持っている防災へのイメージは、面倒くさい・難しい・怖くて見たくない、そんな誰か任せのネガティブなもの。
けれど減災という、災害と人間社会が共存していく考え方は「いのち」の先に続く笑顔のために存在します。
今、取り組んでいる「減災ムガサリLab.」では皆さんが持っている手段、例えば生業や特技というような自分の中で楽しく続けていることから「防災・減災」の視点を見つけ出して、未来を創っていく子どもたちに減災の種として様々な出会いと経験のチャンスを繋いでいくプロジェクトです。
ありがとうございます。「こころの減災」ということ、とても大切なことに感じます。
"ムガサリ"という言葉は、あまり聞いたことがない言葉だったのですが、どんな狙いで名付けられたのでしょうか?
「減災ムガサリLab.」に込められた想いや、始めたきっかけを教えていただけますか?
「ムガサリ」は山形弁で「マリアージュ(結婚)」という意味があります。
「防災・減災」が皆さんの日常と結びつくものになって欲しい。そんな思いと、減災の楽しさに気がついた大人たちとの出会い・経験が、子どもたちに笑顔あふれる未来を導くための方程式になって欲しい!そんな思いを込めました。
きっかけとなったのは、私の持つ「減災力」の源が特別な防災教育ではなく、幼少期育ったコミュニティの中にあった、自然と人が共に生きる姿や共に生きる人々の表情こそが、私の生きる力・いのちを守る力を育んでいたということでした。
今、地方では子育て世代の大人たちの生活が地域コミュニティから離れていく中で、子どもたちの生活は地域に取り残されています。
すでに社会的マイノリティになっている子どもたちの未来を「後始末」にさせない、安心して暮らし、自分たちの未来を自分たちで作り出す力を身につける為の「減災プレイヤー」との出会いのチャンスを作り出したいとプロジェクトに思いを込めて活動しています。
なるほど。細谷さんは、ご自身が育った幼少期の環境の中で、いのちを守る力を育んでいたと感じていらっしゃったのですね。
受賞後、周囲からはどのような反応がありましたか?
発表後すぐに「心に火がつきました」という言葉や「盲点に気づけた」そんな言葉を頂きました。改めて「こころの減災」の火を手渡すこと、絶やさない事への事業継続の大切さを実感していた矢先、東北を東日本大震災の余震の大きな揺れが襲いました。
口癖のように言い続けた、減災は一日一日の当たり前の日常の中にある積み重ねという言葉を、もう一度足元から伝えていかなければならないと感じています。
「減災ムガサリLab.」第1弾として活動する山形県中山町では、2021年度から10年計画で始まる町の総合計画に防災教育の推進が盛り込まれ、町や教育委員会、小中学校、幼児教育機関を含めた町の教育機関のすべてで防災教育の協議会を作り、このプロジェクトを支援いただけることになったことも反応として、とても嬉しい出来事でした。
それは嬉しい反応ですね。10年計画での「減災ムガサリLab.」第1弾の活動もいよいよスタートですね。
今回SIAへのご参加によって、細谷さんご自身には何か変化はありましたか?
SIAへ参加することで、自分の熱量に満足するだけではない「伝える力」が鍛えられたと思います。言語化しては客観視して、自分に向き合い、多様なメンター陣や同期のメンバーの言葉、フィールドでの出会いに多くのヒントを頂き、また思考を繰り返していく。
そして、沢山の視点から捉えた考え方や物の見方、様々な道筋を知ることで、自分の思いが鮮明に浮かび上がり、その上で自分の思考の癖や課題、強みが見えてきました。
ビジネススキルという事も大きな学びではありましたが、何より一つひとつの課題は違っても、社会の中ですべてが繋がり連動していること、だからこそ、一人よりも仲間を作るという大切さへの気づきとその機会に恵まれたことが大きな学びであり、変化だったと感じています。
ビジネススキルの取得だけではなく、仲間との繋がりの大切さなど、さまざまな気づきを得る機会となったのですね。
それでは最後に、SIAにご興味のある方をはじめ、「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」ご参加者や、東北の方々に向けてメッセージをお願いします。
東北では地域に根差した人・物・事から繋がり合うコミュニティが多く存在すると思います。それゆえの難しさもあったり、変革にチャレンジするチャンスがそもそも少なかったり・・・。
その中でもSIAは東北全域に広くチャンスを与えてくれるプログラムです。特にこのコロナ禍を経てより参加しやすい環境が整っていると感じています。費やした時間以上の価値と成長が生まれ、繋がり合うプログラム。社会の中でどう自分のこころを活かし、影響力を持って生きていくのか。自分だけのこころの燈火を見つける濃厚な時間を過ごせる幸せに、ぜひ、手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
東北の人々、未来ある子どもたちのためにと一歩踏み出し、ココロイキルヒトとして歩み始めた細谷さん、貴重なお話をどうもありがとうございました!
みなさんもぜひ、細谷真紀子さんの取り組みを参考になさってみてくださいね!
▼減災Days
https://note.com/gensaidays
--------------
みなさん、いかがでしたか? 細谷真紀子さんのお話を聞いて感じたことや質問など、ぜひコメントでお寄せください。
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/6ien
みなさんからのたくさんの投稿をお待ちしています♪
みんなで、明日の東北をおもしろくしていきましょう!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは)) -
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月27日 12時24分42秒
icon
人の繋がりから生まれる冒険を楽しむ世界へ!SSISでWeWork賞を受賞した齋藤あゆみさんインタビュー
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
先日開催されたSSIS2021(※)。今回は、SSIS2021でWeWork賞を受賞された齋藤あゆみさんにインタビューをしてきました。これから新たに一歩踏み出したいと考えているみなさん、ぜひ参考になさってくださいね!
(※「SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT」。震災で社会課題がより浮き彫りとなった仙台・東北では、「社会、地域のため」という想いが広がり、現在、社会課題解決のための様々なイノベーションが生まれています。SSISは、そんな社会課題に立ち向かう起業家の声を実際に聞いていただき、課題解決への可能性を感じ、一歩踏み出すきっかけとしていただきたいという想いを込めて開催しているイベントです。)
▼齋藤あゆみさんの発表はこちら(動画)
https://youtu.be/AB06ZFoUOwM
(※齋藤あゆみさんの紹介は1:06:30から。再生時には、音量にご注意ください)
それでは、さっそくご紹介します!
--------------
★旅のわツアー 齋藤あゆみさん
人の繋がりから生まれる冒険を楽しむ世界へ
--------------
スタッフ心羽:さっそくですが、まずは 取り組まれているプロジェクトについて、ご紹介をお願いします。
齋藤さん:今現在、旅という方法で秋田の地域の人と地域外の人を繋いで、新しい価値を作る事業を行なっています。
現在、立ち上げてちょうど1年が経ち2年目がスタートしていますが、1年目断片的に取り組んできたことを繋げるプロジェクトを2年目に行う予定です。
内容としては、主にネットで知り合った秋田の人と地域外の人を繋ぎ、リアルで出会う旅を物語のように組み立てて行うプロジェクトです。
ありがとうございます。ネットで出会えたとしても、リアルに繋げることってなかなかできないですよね。素晴らしいです。
プロジェクトをはじめるきっかけや想いなど、どんなことがあったのか教えていただけますか?
もともと私自身人見知りで、人と変わったことをするのが怖い性格でした。
しかし高校卒業後、県外に10年以上出ていろんな価値観の人との出会いにより、価値観の違う人たちと出会うのが楽しい!新しいことにチャレンジすることが楽しい!と思えるようになりました。しかし秋田に帰った時に、地元の人たちと話した時に感じたのは、ネガティブな話題が多く、昔の自分を見ているような気がしました。
そこで私自身、県外に出て多くの価値観の違う人と出会ったことにより変われたので、人と人を繋いで新しい価値を作り、地元秋田を盛り上げたい!私自身バックパッカーの経験から、人と人を繋げて新しい価値を作れるのは旅で作れるのはないか!と思い、今の事業を立ち上げました。
また、今年取り組み始めるプロジェクトは、1年目オンラインツアーやオンライン観光ゲームイベント、リアルのバスツアーを企画実施した経験から、地域の人のファンになると、地域に興味をもちファンになってくれるというのに気づき、これらを繋いで一つの物語の旅にしたら面白いのではないか!と思いこれから取り組む予定です。
齋藤さんが感じたことへの解決方法として、ご自身でも体験した旅に人と人を繋げられる新しい価値に気づかれたんですね。
受賞後、周囲からはどのような反応がありましたか?
実際にプレゼンを見ていただいた方からは、私がどのような思いがあって今の事業をやっているのか初めて知った!とても伝わってきた!と言われます。また、自分もいい刺激になったと思います。
今回のプレゼンで私の今の事業の思いが伝わるきっかけにもなり、周りにも少しでも何かプラスの影響を与えられていたなら良かったなと思います。
事業の思いを改めて伝えられる機会って、なかなか作れるものではないですよね。
今回SIAへのご参加によって、齋藤さんご自身どのような変化がありましたか?
一番変わったのは、SIAの後企画プレゼンや講演会などあったのですが、今までなかなか伝えられなかった部分なども、相手に伝わるようになってきたと実感しています。
また、今までプレゼンにとても苦手意識があったのですが、今回のSIAが終わった後、何度か受けてだめだったビジネスプランのピッチに再度応募したところ、初めて賞を取れたのがまた一つ自信になりました。
SIAをきっかけにご自身の成長を進められているんですね。
それでは最後に、SIAにご興味のある方をはじめ、「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」ご参加者や、東北の方々に向けてメッセージをお願いします。
今回SIAを受講して学んだことは、スキルの部分だけではなく自分自身の考え方や、取り組む姿勢の部分でもたくさんの学びが得られました。まだ、終わって1ヶ月ですが、私自身仕事で特に人に「伝える」という部分ではとても変化が感じられています。
本気で取り組ませていただける環境や人の繋がりもできるので、もし「自分の中で何か変えたい!」という思いがありましたら、このSIAプログラムを受講することをお勧め致します。
また、私の行なっている事業に興味があったり、何かお互い相乗効果が生み出せそうなものがございましたら、お気軽にご連絡いただけると嬉しいです。
"旅のわツアー"のキャッチコピーは、「旅を楽しみ、学び、つながる!」です。齋藤あゆみさんの実行力はまさに「ココロイキルヒト」だと思いました!
みなさんもぜひ、齋藤あゆみさんの取り組みを参考になさってみてくださいね!
▼旅のわツアー
ホームページ: https://tabinowa.site/
Facebook: https://www.facebook.com/tabinowatour
--------------
みなさん、いかがでしたか?齋藤あゆみさんのお話を聞いて感じたことや質問など、ぜひコメントでお寄せください。
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/1ifr
みなさんからのたくさんの投稿をお待ちしています♪
みんなで、明日の東北をおもしろくしていきましょう!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは)) -
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月23日 15時04分47秒
icon
東北風土マラソン&フェスティバル2021 について
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
明日4/24(土)25(日)で「東北風土マラソン&フェスティバル 2021」が開催されますよ!
https://tohokumarathon.com/
昨年はコロナ禍の影響で延期となってしまっていましたが、今年はオンラインで開催できるのこと、そしてオンラインで配信予定もあるということですので、ぜひみんなで一緒に「東北風土マラソン&フェスティバル 2021」を応援しませんか?
現在、配信準備中とのことですので、準備ができ次第こちらでもアナウンスさせて頂く予定です!
▼2019年の様子はこちら
https://youtu.be/mXZDUbs3Dp8
2021年当日のプログラムはこちらです!
東北風土マラソン&フェスティバル 2021 開催概要
日 時:2021年4月24日11時〜15時、4月25日10時〜15時
視聴方法:東北風土マラソン&フェスティバルウェブサイト内 視聴ページ
MC:佐藤千晶(アナウンサー、みなと気仙沼大使)、浜知美(アリティーヴィーアナウンサー)
後援(配信会場):INTILAQ東北イノベーションセンター
==========
少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご参加くださいね!
そして配信をご覧になった方も、残念ながらご覧いただけなかった方も、東北の皆さんやランナーとして参加する全国の皆さんに応援のメッセージを投稿してもらえたら嬉しいです!
みなさんのご参加とあたたかいメッセージ、お待ちしています!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは)) -
from: 東北 ココロイキルヒト コミュニティ スタッフさん
2021年04月27日 12時24分51秒
icon
「やってみたい」その一歩が東北を変える!SSISでLike(共感)賞を受賞した佐々木祐子さんインタビュー
みなさん、こんにちは。「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」スタッフの心羽(ここは)です。
先日開催されたSSIS2021(※)。今回は、SSIS2021でLike(共感)賞を受賞された佐々木祐子さんにインタビューをしてきました。これから新たに一歩踏み出したいと考えているみなさん、ぜひ参考になさってくださいね!
(※「SENDAI SOCIAL INNOVATION SUMMIT」。震災で社会課題がより浮き彫りとなった仙台・東北では、「社会、地域のため」という想いが広がり、現在、社会課題解決のための様々なイノベーションが生まれています。SSISは、そんな社会課題に立ち向かう起業家の声を実際に聞いていただき、課題解決への可能性を感じ、一歩踏み出すきっかけとしていただきたいという想いを込めて開催しているイベントです。)
▼佐々木祐子さんの発表はこちら(動画)
https://youtu.be/AB06ZFoUOwM
(※佐々木祐子さんの紹介は1:27:00から。再生時には、音量にご注意ください)
それでは、さっそくご紹介します!
--------------
★ゲストハウスひととき 佐々木 祐子 さん
「やってみたい」その一歩が東北を変える!
--------------
スタッフ心羽:さっそくですが、まずは 取り組まれているプロジェクトについて、ご紹介をお願いします。
佐々木さん:福島県西会津町で、夫婦で空き家となった元桐下駄屋をリノベーションし、「ゲストハウスひととき」という宿を2018年から運営しています。翌年には宿に併設する形でカフェとバーをオープンし、旅人と地域の方の交流拠点を目指し運営を行ってきました。
また、豪雪を逆手にとった冬期間のアクティビティを生み出すため移動式のテントサウナと雪ダイブを楽しむ「SNOW SAUNA Fes」なども企画してきました。
上記の活動を通して、「ひととき」で「こんなことやってみたい」というお声が集まるようになり、このお一人お一人の「小さなやってみたい」をかたちにしていき、中山間地域でもっと生き生きと自分軸をもった人を増やしていきたいと思い、「自分たちでつくる暮らしゼミ」というゼミ活動を2021年からはじめる予定です。
ありがとうございます。「ゲストハウスひととき」の運営から「自分たちでつくる暮らしゼミ」へは、どのような想いでつながっていったのでしょうか?
ゲストハウスを立ち上げた当初は「福島にもっと気軽に友だちの家にくるように遊びに来れる場所」をつくりたいという想いをもっていました。
縁あって西会津町にたどり着き、その後、宿やカフェバーの運営を通して、中山間地域での様々な課題を実感値をもって感じることが多くなりました。
また、震災以降の福島県に関わる中で、「社会課題に対して一歩を踏み出し行動する人の不足」という課題感が自分の中で生まれました。
社会課題に関心はあるけれど、解決に向けて自分がどんなことをすればいいか分からない、一歩の踏み出し方が分からない、勇気がもてない人がたくさんいるんだなと。
私はここ西会津町にたどり着くまで、たくさんの人に自分の一歩を応援してもらい、今自分らしいやり方で事業を運営することができています。だからこそ、今度は自分自身が次の一歩を踏み出そうとする方々を応援していきたい。それが「自分たちの暮らしゼミ」を立ち上げようと思ったきっかけです。
ゲストハウスの運営や「ひととき」での様々な方との交流を通して、中山間地域での課題や、震災後の社会課題を身をもって実感されたのですね。
受賞後、周囲からはどのような反応がありましたか?
これまで、「ゲストハウスひととき」自体の活動自体はお伝えする機会はあっても、私自身がどんなヴィジョンをもって取り組んでいるかを伝える機会はありませんでした。
今回、SSIS2021での発表を通して、自分の言葉で、「ひととき」をどんな想いをもって取り組んでいるかを改めて伝えることができ、イベントに来てくださった方や動画をみてくださった方から、「ひとときの目指す未来について知ることができた、もっと応援したくなった」という言葉をいろんな方からいただきました。
「自分たちでつくる暮らしゼミ」を一緒にやってみたいというお声もいただいており、今後具体的なアクションにつながることと思うと私自身もわくわくしています。
それは嬉しい反応ですね。今後の取り組みへの励みにもなりますね!
今回SIAへのご参加によって、佐々木さんご自身には何か変化はありましたか?
SIA2020では、ヴィジョンとミッションを明確にすることの大切さを学ぶことができました。また私は福島県西会津町といういわゆる中山間地域で起業しており、事業での悩みに耳を傾け、一緒に考え、話し合う仲間がいないことにも課題意識を感じていましたので、SIA2020で出会った同期の皆さんやメンター・事務局の方々との対話の時間そのものが自分の事業に向き合う勇気や、このヴィジョンに向かってそれこそ一歩を踏み出すための覚悟をもつことができたと思います。
大人になってから自分の全力を傾けて取り組むことが減っていく中で、半年間のプログラムでの学びに向き合う時間は貴重な時間でした。
SIAでの時間や出会いは、学びとしてだけでなく気持ちの面でも貴重な機会となったのですね。
それでは最後に、SIAにご興味のある方をはじめ、「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」ご参加者や、東北の方々に向けてメッセージをお願いします。
2021年3月11日で東日本大震災から10年が経ちました。私は震災当時、東北のために何もできなかった自分のモヤモヤが出発点となり、様々な時間と経験を経て、起業家という道を歩み始めました。
もし、私のように震災やその後の復興の取り組みのなかで「何もできなかった、でも今なら何かできるかも、やりたいかも」という方がいらしたらぜひ、その想いを小さくとも形にしてみてはいかがでしょうか?
今の東北を支えているのはきっと「誰かのやってみたい」からはじまった想いと行動の蓄積だと思います。一人一人その力があると私は信じています。ぜひ一歩を踏み出してもしくは一緒に踏み出しましょうとお伝えしたいです。
「あの時、何もできなかった」という想いから勇気をもって一歩踏み出した佐々木祐子さん。まさに「ココロイキルヒト」ですね。貴重なお話、どうもありがとうございました!
みなさんもぜひ、佐々木祐子さんの取り組みを参考になさってみてくださいね!
▼ゲストハウスひととき
ホームページ: https://www.gh-hitotoki.com/
Instagram: https://www.instagram.com/hito_toki.fukushima/
▼多世代型ワークスペースいとなみ
https://www.100itonami.com/
--------------
みなさん、いかがでしたか? 佐々木祐子さんのお話を聞いて感じたことや質問など、ぜひコメントでお寄せください。
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/2if1
▼投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/7ah6
みなさんからのたくさんの投稿をお待ちしています♪
みんなで、明日の東北をおもしろくしていきましょう!
(コミュニティスタッフ 心羽(ここは))
from: 翼が欲しい虎さん
2024年07月01日 01時20分23秒
icon
■石頭悦さんのお話を聞いて感じたことをどうぞ素晴らしいです。