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from: タリーズこだわり調査隊員さん
2022年03月08日 14時27分24秒
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第10回 工場へ行ってきました「いよいよ焙煎」
こんにちは。調査隊のニッシーです。
引き続き、伊藤園の静岡相良工場内にある、タリーズの焙煎工場から見学レポートをお届けします。今回はいよいよ焙煎です。機械に任せておけば自動でいい具合に焙煎してくれる......なんてことはなく、さまざまな苦労や工夫があることがわかりました。
高温の熱風をあて、大きくかき混ぜながら焙煎
前回は豆の選別について話しましたが、選別を終えたらいよいよ焙煎です。
※充填工場で粉砕される飲料商品やホールビーンなどは粉砕せず包装されます。
焙煎の手順としては、まず焙煎機を起動し、着火します。庫内が設定した温度になったら、選別された豆を焙煎機に入れ、焙煎スタート。高温の熱風をあてて、洗濯機のようにかき混ぜながら焼いていきます。
工場には建設当時導入された初号機と、浅煎りの流行に合わせて導入された2号機の2台の焙煎機があります。
1つは浅煎り向けの焙煎機「ノヴァ1000 RN-UⅢ」。
大きな機械に約120kgのコーヒー豆が入れられ、400度近くの熱風で熱せられていきます。機械内部で焙煎されているため、その中を撮影することはできないのが残念。
イメージの模式図を載せますね。
火を止めるタイミングは焙煎者の腕のみせどころ
豆の投入後、焙煎がはじまり、設定時間が近づいてきたら、事前に定めた目標の豆の色と合っているかどうか、数回確認します。「ノヴァ1000RN-UⅢ」は機械内部が見えない構造ですが、操作室では内部の豆を取り出して確認できるようになっています。
豆の投入後、焙煎がはじまり設定時間が近づいてきたら、事前に定めた目標の豆の色と合っているかどうか数回確認します。ただ、確認中も火が入っている状態。つまり焙煎は進んでますので、じっくり見比べるわけにはいきません。ここは経験に基づく勘や技が重要になります。
一回の焙煎作業を担当するのは基本的に一人。豆の運命はすべて焙煎者の手にかかっています。
お話の中で特になるほど、と思った点。それは朝稼働したての時や季節によって機械の着火時点で温度が違う、ということ。そのため朝動かし始めてから安定するまではそうした点にも気を付けてチェックしているそうです。
もう一つの深煎り向けの焙煎機、高火力に改造を施したという「プロバット ネプチューン」でも作業中。もちろんここでも豆の焙煎度合いをチェックしています。
煎り終わったら、冷やすところまでが焙煎です!
煎り終わった豆は冷却槽へと移されます。
このように焙煎から「煎り止め」をしたのち、豆は冷却槽へ。
クルクル回っている動画、ご覧になったことある人いるかもしれませんが、
これは焙煎後の熱々のコーヒー豆を混ぜて、冷ましていきます。そうしないと余熱を持ったまま焙煎が進んでしまうためです。こうすることで焼きムラを抑えます。
前回の最後にご紹介した写真は、焙煎後クーリングされたのち、煎り豆がサイロ別に搬送するため上に巻き上げられている様子です。動画がなく、わかりづらいかもしれませんが、勢いよく吸い込まれていくのは圧巻!
豆は種類ごとにサイロ、ブレンドへ
こちらではブラジルやコロンビアなど7カ国から仕入れたコーヒー豆を扱っています。先ほどの豆は種類ごとにサイロに保管され、ブレンドへとまわります。もちろんサイロから焙煎窯への豆の移動も人力ではなく、機械で行います。
ところで、コーヒーで「ブレンド」って、ありますよね? 豆をブレンドするのは、焙煎前と後どちらだと思いますか?
答えは両方です。焙煎前にブレンドする(プレミックス)こともあれば、焙煎後にブレンドする(アフターミックス)こともあります。豆商品なのかドリンク商品なのかなど様々なアイテムに応じて、ブレンドのタイミングも異なります。
次回は「焼き立て」の香りが逃げないうちに・・・!
粉砕せず豆(ホールビーン)のまま出荷するアイテムの場合は、工場内でパッケージングまで行います。次回の工場見学レポートは包装から出荷にかけてフォーカス。包装のこだわりについても紹介していきます。
それでは、また次回!-
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コメント: 全46件
from: もふにゃんさん
2022年03月19日 16時01分39秒
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焙煎作業の担当は基本一人に驚きました! 全てが一人の技術にかかっているとは…まさに職人技ですね 美味しい珈琲は人の手に委ねられてるのですね~!
商品によってブレンドにもタイミングがあることも初めて知りました 焙煎前・焙煎後…う~ん…やっぱり珈琲は奥が深いです
from: 草取り名人さん
2022年03月13日 16時53分12秒
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焙煎する人って職人芸でもありますが、センスもいるのでしょうね
それにしても工場の中って良い匂いがしていそうで、うらやましい
工場っていえば、鉄の切粉と油の匂いが一杯の所しかイメージできないので・・
from: えりんぎ♪♪さん
2022年03月13日 15時08分58秒
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ちょうどいい豆の焙煎度合を見極めるのが難しそうですがこれが出来るのも
プロの技なんでしょうね。
私だったら何度も確認しすぎて分からなくなってしまいそう!
from: sakurabunさん
2022年03月12日 10時57分49秒
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焙煎から冷やすまで担当される方は気が抜けないのですね。数時間かかるのでしょうか。そんなお手間を知ったらもっともっと味わっていただきますね。
from: yasuterさん
2022年03月11日 19時19分09秒
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各工程の写真を見ているだけでも、香りが漂ってくるように感じますね!(^^♪
工場で作業されている方々の苦労や工夫で、私達も美味しく頂けるんですね!
from: ガジュマルさん
2022年03月11日 12時43分10秒
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焙煎者の方の腕により コーヒーの味も変わって来るのですね
常に同じ味を作る腕は 長年の経験により養われたものなのでしょうね!
from: みかさん
2022年03月09日 12時01分02秒
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400度の熱風で焙煎されていることに驚きました😲💦そして焙煎の見極めは、焙煎者の目でしっかり確認されてるんですね(^^)機械化の工場でも、ここだけは!というポイントはしっかり人の目が入る…これが商品の品質につながってるんだなぁと感じました✨
やっぱり焙煎機の側は、めちゃくちゃ熱いんでしょうか😃直接見てみたいなぁ♪
from: 翼が欲しい虎さん
2024年08月30日 09時11分49秒
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毎回、楽しいです。
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