皆様こんにちは！
LAB管理人こばちゃんです。



身近にあるフェアトレードの商品についてのたくさんの投稿ありがとうございます。

コーヒーやチョコレート、バナナに紅茶！そしてオーガニックコットンなど、既にフェアトレードの商品を買っているよ〜って方もたくさんいらっしゃいましたね。

意識したことがなかったけど、見かけたら買ってみようかな！というご意見も多数！！
そして知らなかった！という方や、見かけたことないなぁといったご意見も。

実は、日本ではまだまだフェアトレードの浸透がされておらず、フェアトレードの商品もまだまだ少ないのが現状です。

そんなフェアトレードについて、ちょっと詳しくなれるフェアトレードの取り組みや現状を見てみましょう！


■日本でフェアトレードが浸透しない理由は、価格や商品の少なさにあり！？
https://www.cuc.ac.jp/om_miraitimes/column/u0h4tu0000002hpb.html

リンク内のグラフで国別の売上（2017年）を見てみると、日本のフェアトレード市場の規模は小さいと言えます。

実は、日本の一人当たりの年間フェアトレード商品の購入額（2017年）は89円というデータがあるのです。人口が少ない北欧のスウェーデンでは4,735円で、カナダでも974円と大きく違いますよね。

まだまだ認知が少ない上に、対象商品も少ないのが今の日本のフェアトレードの現状です。



■フェアトレードが広まらない理由と課題とは！？
https://mirasus.jp/sdgs/reduced-inqualities/1786

フェアトレードの商品を購入することは、社会貢献の認識が強い風潮がありますが、"公平な貿易"というのがフェアトレードの本来の意味となります。

フェアトレード商品は価格が高いというのも、農薬などの不使用により大量生産をせず、天候に左右されながらも１つ１つ丁寧に作られている背景があります。その労働に見合った公正な取引となるわけですね。




■あなたの街もある！？日本の地域もフェアトレードタウン認定に向けて活動中！
https://fairtrade-forum-japan.org/townactivity/details

フェアトレードタウンに認定されることは、その自治体が世界や地域の問題に注目して解決するために、その地域の人々が自ら進んで考えて行動していることを示すことが出来ます。

認定されるためには、6つの厳しい基準がありますが、世界のフェアトレードタウンは２１８２の都市のところ、日本は現在６都市のみ。2011年に最初に認定された熊本県はなんとアジア初の認定でした！フェアトレードタウン発祥のイギリスでは５００以上のフェアトレードタウンがあります。これからどんどん日本でも増えるといいですね！



■日本初！フェアトレード認証の紙であるバナナペーパー！教科書にも採用
https://oneplanetcafe.com/paper/

バナナは１本の茎から１本のバナナしか実が取れないため、有機バナナ畑で通常捨てられる茎の繊維を使用してバナナペーパーが作られます。茎は1年以内に再生します。

教科書の他、ノートやラッピングなど身近なものもバナナペーパーで作られているものがあります。

バナナのいい匂い！？と気になるところですが、匂いや質感はバナナの影響はないようです。

このバナナペーパーは日本の越前和紙の工場とアフリカのバナナ農園と村の人々とのコラボにより誕生し、現在は世界の１５カ国で展開しています。

バナナペーパーの製品を見たことあるよ！という方は是非教えて下さい♪



■3倍の価格なのに売れる！？エシカルフードの概念に基づいたオランダのチョコレート！
https://www.smartcity.jp/post/infomation20200416_723/

"TONY'S CHOCOLONELY"はオランダ発祥。カカオの栽培は奴隷として売買された子供たちの労働に頼っており、その問題解決に果敢に挑んだ男性がトニーです。日本でも日本語で購入可能な通販があり、800円前後での価格でしたが、売り切れているお店もいくつかありました！

エシカルフードを求める世界中の人々から注目を受けているチョコレートです。

こばちゃんはこのチョコレートのこのパズルみたいな形が気に入って、綺麗に形通りに割ってみたいなと思いました。ちなみに均一ではないパズルのピースみたいな形にも意味があるようですよ！




いかがでしたか？

私たちがスーパーなどで、何気なく手に取る商品には作ってくれているたくさんの働く人々、働いている子供たちがいます。コストや販売価格、まだまだ浸透までの課題や問題もたくさんあるフェアトレードですが、皆様も引き続き、フェアトレードについての取り組みや、知らなかったことなどどんどんコメントをお寄せくださいね。