MIRAT LAB研究員のみなさん、こんにちは。




気候変動や未来の環境のことにアンテナを張っていると、いつも楽しいニュースばかり、というわけではないですよね......。たまに未来のことが心配になり過ぎて、ため息が出てしまう、こばちゃんです。

知りたくないような現実や、暗いニュースだからといって現実逃避するのはいけないことはわかっているけれど、そればかりだと疲れてしまうことがありませんか？

でもそんな時に、ワクワクするようなアイデアを見つけると、なんだか元気が出ます。


そこで今回は、こばちゃんが最近見つけた「フードロスを減らす面白いアイデアや商品」をご紹介したいと思います。


もちろんすべてがパーフェクトで良いことばかりではないけれど、未来を変えていくためにみんなで知恵を絞って、一生懸命考える姿勢に、明るい希望の光が見えるようで嬉しくなります。

どんなすごいアイデアでも、辛い、我慢する、ボランティア......ばかりじゃ続かないから、「面白そうなこと、ワクワクすること」で、みんなが思わずやってみたくなるようなアイデアだと、さらにいいな！と思います。

さてさて、前置きが長くなりましたがご紹介していきますね。


「訳あり」和菓子ガチャ　老舗がSDGs自販機、夜の売り上げも上々
https://news.yahoo.co.jp/articles/728fb364dfc1d869fdfbf06d6feaf292f7a664eb

こちらは老舗の和菓子屋さんが始めた、「訳あり和菓子」の自動販売機です。自動販売機といっても商品を選ぶわけではなく、「ガチャガチャ」や「福袋」のように何が入っているかは開けてからのお楽しみ！というスタイル。

そもそも自動販売機を始めたきっかけはコロナ渦での売上減少を補うためだったそうなのですが、フードロスを減らすために始めた「訳あり和菓子ガチャ」が想定外の一番の人気商品となったそうです。

フードロスをポジティブなアイデアで解決する、良い例だなと思ってご紹介しました！


マンゴーからレザーが誕生！ 植物製レザーは牛革に取って代わるのか
https://www.youtube.com/watch?v=xeECkP8RfGU

こちらもフードロスを減らすアイデアのひとつで、品質チェックのためにカットして廃棄されるマンゴーをレザー調の素材に変えるという試みです。

巨大な皮革産業に完全に取って代わるということはないですし、畜牛を減らす抜本的な解決策にはなりません。

でも、価値がないもの＝廃棄されるしかなかったものに創意工夫によって新しい価値を与え、それが環境に少しでも好影響を与えるのであれば、小さくてもとても意味があることだと思います！

こばちゃん的には製造工程ではさぞかしマンゴーのいい香りが充満するのだろうな〜という点も気になりましたよ！


【おやさいクレヨン】捨てられるはずだった野菜&米から作られているクレヨンとは？
https://oyasai-crayon.com/

青森を拠点としているデザイナーさんが作り出した、主に青森産の野菜や果物から作られたクレヨン。

もともとは廃棄される青森産の野菜をリユースできないか、というところから始まったそうです。

ベースは国産米の米油やライスワックスで、野菜や果物の粉末が原材料に使われているので、クレヨンを使う子供たちがもし口に入れても安全なところも嬉しいポイント。

自然の植物由来のナチュラルな色合いや、一緒に野菜や果物の名前と色を覚えられるのもいいですね。青森出身の人であれば、自分の住んでいる場所の特産物も学ぶことができます。

フードロスだけでなく、地域創生にもつながるアイデアですね！



今回は３つのフードロスを減らすための創意工夫をご紹介しました。

まだまだ課題はあるものの、とても面白い試みだなと思います。

みなさんの周りにも、地球の環境を少しでも良くしていくために考えられた「これは面白い！」とか「思わず参加したくなってしまう！」などの面白いアイデアはありませんか？


もし知っていたら、教えて下さいね！

フードロスだけじゃなくても大丈夫です。


みんなに共有することでまた新しい化学変化が起こり、さらに画期的なアイデアが生まれるかもしれません！


楽しみに待っています^^