みなさん、こんにちは。「みらいテラス」の進行役のダコタです。

みなさん、前回の『SDGs的"絆"の企業リレー』は読んでくれたかしら。第8弾は「イトキン株式会社メンズ事業部」様の、見た目だけではない価値。アパレルブランド　世界から飢餓をなくすサポートを...！の取り組みについてだったわ。たくさんのコメントを届けてくれて、本当にありがとう！

ちなみに、『SDGs的"絆"の企業リレー』というのは、こんな企画よ。

■『SDGs的"絆"の企業リレー』って？
"絆"のコミュニティに参加されている企業様の多くがいろいろなSDGsに取り組んでいることは、みなさんも知っての通りね。だけど、その企業様や担当者さんが、どんなSDGsをどんな思いで取り組んでいるかは意外に知らないのではないかしら。
そこで「みらいテラス」では、そんな企業様や担当者さんの思いを、直接語ってもらうインタビュー企画を立ち上げました！
毎回、必ず担当者さんからみなさんへ質問が投げかけられるので、ぜひコメントしてね。
このインタビューにコメントしてくれた方に、こんなプレゼントをご用意したわ♪

☆彡1企業様のインタビューに感想や質問に答えてくれた方の中から10名様に、Amazonギフトカード500円分をプレゼント！（期間限定）

これから新しく登場する企業様のインタビューに答えると、それぞれにプレゼントチャンスが発生！ぜひ、いろいろな企業様のSDGsの取り組みや考え方を知りながら、コメントにもチャレンジしてみてね。

今回、『SDGs的"絆"の企業リレー』第9弾に登場していただくのは、「キーコーヒー株式会社」様よ。キーコーヒー株式会社様が運営される「みんなで語ろうCoffee Fan Club」は、コーヒー好きが集まって、おしゃべりするコミュニティ。

みんなで語ろうCoffee Fan Club
https://www.beach.jp/community/KEYCOFFEE/
そんなキーコーヒー株式会社様が取り組まれているSDGsについて、今回、いろいろなお話を聞いてみたわ！
最後の質問にも、ぜひ答えてくださいね！

■今回のプレゼント応募期間　2023年7月28日（金）13時
キーコーヒー株式会社様のインタビューに感想や質問にコメントしていただくと応募完了です。

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■身近な一杯のコーヒーから
地球やそこに暮らす人々、未来について考えよう
キーコーヒー株式会社様

ダコタ（以下略）
本日はお時間をいただき、ありがとうございます！まずは、簡単に自己紹介をお願いいたします。

伊東様
はい、キーコーヒー株式会社　サステナビリティ推進室の伊東と申します。今回は、どうぞよろしくお願いいたします。
前回のイトキン株式会社メンズ事業部さんの食糧に困っている世界の子供たちへのサポートとして学校給食の支援を行う取り組みについて、私たちもSDGs目標１「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」につながる活動を継続する企業として、とても共感するところがありました！

■世界の子供たちに学校給食を〜「レッドカップキャンペーン」イトキン様のインタビューはこちら！
https://cs.beach.jp/scu/4tyc

■おいしいコーヒーの追究が
SDGsの概念に通じる活動だった

本日は、よろしくお願いいたします！モーニングタイムの目覚めの一杯から始まり、仕事に集中したい時、はたまたホッと一息入れたい休憩時間などなど、コーヒーがとても身近にある生活を送っています！

ありがとうございます。コーヒーが毎日の生活に根付いているという方も多いかと思います。コーヒーの種類は沢山ありますが、当社の「トアルコ トラジャ」はご存知ですか？

世界的評価を得ているおいしいプレミアムコーヒーということは知っているのですが、残念ながら詳しくありません。改めて教えていただけますか。

ありがとうございます。「トアルコ トラジャ」は、コーヒーベルト（赤道周辺のコーヒー栽培に適した気候・土壌を持つエリア）の一角にある赤道直下の島、インドネシア・スラウェシ島のトラジャ地方、標高1,000～1,800ｍ級の高地に位置する当社直営パダマラン農園と農園周辺の協力生産農家で栽培・生産しているコーヒーです。日本で発売を開始して今年で45周年を迎えます。

おお！今回は、直営農園での取り組みを紹介いただけるんですね！

はい。おいしい一杯のコーヒーになるまで、実に多くの情熱が込められていることを「みらいテラス」の皆さまに紹介させていただきます。本日は、よろしくお願いいたします。

■荒れ果てた農園をトラジャの方々とともに再生
「心でつくるコーヒー」を復活

よろしくお願いします。標高1,000～1,800ｍ級の高地となると、栽培環境も過酷そうですね。

そうなんです。コーヒーの栽培に理想的な地というのは、本当に過酷な自然環境の中にあります。トラジャ地方は、戦後に栽培が中断され、当社は1970年代に産地に至る道もなくなってしまっていたこともあり、直営農園を開墾する以前から道路などのインフラ整備を行い、荒れ果てた農園を再生しました。トラジャ地方の皆さまとともに復活したのが「トアルコ トラジャコーヒー」なんです。

世界に認められるおいしい一杯はインフラ整備から！ 現地の方たちの生活に寄り添っているんですね。

はい。品質面も現地の皆さまとの心のパートナーシップなしには生まれません。「トアルコ トラジャ」として認められ、収穫されるのは赤く完熟したチェリーだけで、一粒一粒、人の手によって厳選されます。手摘みは、機械などでしごき落とす収穫方法と比べて手間もかかりますが、完熟した品質の良い果実だけを収穫するためには、譲れない作業です。

現地の皆さまに支えられて、高い品質が守られているんですね。

私自身も直営農園での現地研修に参加したことがありますが、コーヒーの実を収穫するまでは、簡単に収穫できるだろうと軽く考えていたんです。でも完熟した実を選別し、農家の方々と同じスピードで収穫することは全く出来ませんでした。さらに脱肉・水洗・乾燥後の選別も熟練者のハンドピッキングを経て、厳しい基準に合格したものだけが出荷されるんです。

この手選別の工程では、特に女性の方を中心に、本当にたくさんの方が働いているんですよね。

そうなんです。山間農村部では力仕事が多く、なかなか女性の仕事は少ないので、コーヒー豆の手選別はより女性が活躍できる仕事として、村の方々からも大変喜ばれています。それは単に雇用の機会を作るということではなく、「みんなが働きたいと思える場所を作る」ことに重きが置かれた農園づくり、関係づくりが基盤にあります。現地の方々と協業で作るからこそ、この山で育つコーヒーの実から特別なコーヒーができあがると心から思っているからです。

■地域や地域の方々の持続性とともに事業の持続性を高める

普段、当たり前のように飲んでいる1杯のコーヒー、大変なドラマがありますね。

「トアルコ トラジャ」は、日本のレギュラーコーヒーで初めて国際味覚審査機構で優秀味覚賞を受賞しているんです。最大の特徴は、フローラルな香りと柑橘系の酸味がありつつ、カラメルのような甘い余韻が残るコク深さにあり、初めて「トアルコ トラジャ」を飲んだ時の印象は今でも覚えています。コーヒーの木１本から収穫したコーヒー豆から出来上がるレギュラーコーヒーは、わずか400ｇほどです。スーパーで販売しているコーヒーであれば、大袋１袋または小袋２袋程度。関わる人みんなの総力による、貴重な結晶、本当に驚きです。

まさにその一杯は、地域・自然との共生、現地の人々とのパートナーシップによるものなのですね。

はい。当社では、協力関係のある生産者に無償で苗木を提供している他、定期的な栽培講習会の実施や農法支援など多岐にわたる活動を通じて、持続可能な収穫ができるよう支援する取り組みを長年続け、持続的においしいコーヒーを提供できるよう、企業理念にある「コーヒーを究めよう。」を実践しています。

良質なコーヒーを持続的に作り続けるための農地と自然資源の融合、生産者の方々の生活環境の向上等の視点からの取り組みもあると聞いたのですが、教えていただけますか。

自然との共生・循環農法という視点では、コーヒーの木の周りの土壌を守る一方で、作業効率を高めるためのマメ科やイネ科の植物（カバークロップ）、直射日光を遮る樹木（シェードツリー）も植えているほか、脱肉後の果肉を堆肥に利用した循環農法の実践など、持続可能な農業を地道に続けています。また、東京ドーム113個分の広大な当社直営農園は、養蜂に適した場所でもあることから、近隣住人の方に対して農園内での養蜂を容認していますので、コーヒー栽培と養蜂を兼業する方も多いんです。

本当に、地域や地域の方々の持続性とともに、という思いが伝わってくる取り組みですね。

コーヒーづくりに携わった生産者の方々を称えるイベント「KEY COFFEE AWARD」を毎年開催しているのですが、昨年で10回目を迎えました。生産者たちに感謝して表彰するというのは「とても日本らしいイベント」だと、長らくパートナーシップの関係にある現地研究者の方から言われました。

本当！そうなのかもしれないですね。気候変動の視点からはいかがですか。

近年では、地球温暖化による環境変化によりコーヒーの収穫量減少や品質低下が危惧されるなか、良質なコーヒーの品種や栽培技術などをコーヒーの未来を守る取り組みとして、コーヒーの可能性を追究する研究や支援にも力を入れています。その一つが、WCR（ワールド・コーヒー・リサーチ）やICCRI（インドネシアコーヒーカカオ研究所）とともに品種の優れたアラビカ種を世界各地の気候で栽培試験を行い、気候変動に適応できるコーヒー品種を発掘するIMLVT（International Multi-Location Variety Trial）の取り組みです。インドネシアでは、当社直営農園の一角にて、この栽培試験を2017年から実施しています。

■消費者の皆さまの判断がSDGs目標につながる選択となるように

今後、取り組んでいきたいこと、課題に感じていることなどあれば、お聞かせください。

最近では安価な価格帯でコーヒーを飲めるシーンも出てきましたが、消費者が安価なコーヒーを選択し続けると、コーヒー生産者への還元率が下がり、結果、収入減少にもなり、「貧困」を助長させる恐れがあることを心配しています。貧困から抜け出せなくなり労働環境悪化への悪循環となると危惧しています。間接的でも、消費者の皆さまにとって、"SDGsの目標1:「貧困をなくそう」に繋がる選択"ができるよう情報発信を強めていきたいと思っています。

本日は壮大かつ貴重なお話をありがとうございました。
では、最後までお付き合いいただいた「みらいテラス」の皆さまに、伊東様からぜひ一言、お願いいたします。

今回は、皆さまが普段お飲みになる1杯のコーヒーになるまでに、さまざまなストーリーがあることをお伝えさせていただきました。特に「トアルコ トラジャ」は、生産現場のリアル感をよりお伝えできるコーヒーです。直営農園近隣ではコーヒー産業がなかった時代から農園を作り、地域と連携しながら現地で雇用を作り、経済的価値を創出することを実践しています。
この度、「トアルコ トラジャ」発売45周年を機に当社公式YouTubeで「トアルコ トラジャ45周年オープニングムービー」や「コーヒーは地球語（全3話）」を公開しています。「トアルコ トラジャ」のストーリー動画をぜひご視聴いただき、「トアルコ トラジャ」の世界観を体感いただきながら飲んでいただきたいです。その一杯が現地生産者さんへの支援にも繋がります。
https://www.keycoffee.co.jp/toarcotoraja/gallery.html

■キーコーヒー様が、みなさんに聞いてみたいこととは？

ありがとうございます。では、最後に伊東様が「みらいテラス」の皆さんへちょっと聞いてみたいことを、お伝えいただけますか。

サステナブルな環境配慮や認証系商品は、一定の（環境・労働など）基準をクリアした証です。そのような商品についてお伺いします。
皆さまは、嗜好品など購入する時、環境配慮や認証系などSDGsを気にしていますか。
また、商品購入するとき、どんな情報（認証マーク、環境配慮マーク、商品説明など）を見ていますか。
サステナブルな商品は気になるけど、価格で判断するなど、率直なご意見を聞かせてください。

「みらいテラス」のみなさん、ぜひ伊東様の質問にコメントをよろしくお願いいたしますね！
伊東様、今回はお時間をいただき、本当にありがとうございました。最後に、次にバトンを渡すお相手へ、メッセージをお願いします！

次回のマルコ株式会社さんのSDGs的な取り組みとはどんなものなんでしょうか。とても気になります...！マルコ株式会社さん、バトンをお渡しします！

■マルコ株式会社様のインタビュー
https://cs.beach.jp/scu/1unr

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伊東様、いろいろお話をしていただき、本当にありがとうございました！

さて、みなさん！今回、伊東様からみなさんへいただいたお題はこちらになるわよ。

【キーコーヒー株式会社様からのお題】
サステナブルな環境配慮や認証系商品は、一定の（環境・労働など）基準をクリアした証です。そのような商品についてお伺いします。
●嗜好品など購入する時、環境配慮や認証系などSDGｓを気にしていますか？
●商品購入するとき、どんな情報（認証マーク、環境配慮マーク、商品説明など）を見ていますか？
●サステナブルな商品は気になるけど、価格で判断するなど、率直なご意見を聞かせてください！

▼投稿はこちらから

https://cs.beach.jp/scu/3u3k

いただいたお声は、キーコーヒー株式会社様へダコタがきっちりとお届けするわ！みなさんのコメント、心よりお待ちしています！
それではみなさんご一緒に、「みらいテラス」で未来を照らしましょ♪

（コミュニティスタッフ ダコタ）

■注意事項
必ずご応募前に下記より「キャンペーン規約」をご確認ください。
https://cs.beach.jp/scu/9naq