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from: コミュニティ スタッフさん
2021年08月25日 15時42分17秒
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【パラリンピアンご紹介】トライアスロン女子 谷真海(まみ)4度目出場へ パラの魅力 多くの人に
2021年8月24日、東京2020 パラリンピックが開会しました。
こちらでは、過去に掲載された産経新聞の記事を紹介します。
*年齢、肩書などは記事掲載当時のままとなっています。
==========競技にかける思いや家族について語る谷=東京都内
東京パラリンピック出場を目指すパラトライアスロン女子の谷真海(まみ)(サントリー)が今春に国内で実施された2つの国際大会で、6月末に決まる出場権に必要な獲得ポイントを積み重ね、2012年まで3大会連続出場した陸上走り幅跳びと合わせて4度目の大舞台へ前進した。24日で開幕まで3カ月となるのを前に産経新聞のインタビューに応じ、「やるべきことはほぼ全てやり切った。代表権を獲得し、開催を信じて本番を迎えたい」と前を向いた。
■延期による試練の1年
4月のアジア選手権(広島)を制し、5月の世界シリーズ横浜大会もパラ出場権を争う障害の軽いクラスと合わせた順位で5位。選考基準のランキング9位以内を満たす8位を維持した。
「国内開催の2つの選考レースが大事だと思って調整してきた。ここでポイントを積み上げないと、6月の海外での選考レースに出なければならない状況だったが、新型コロナウイルス禍での出場は難しい。2大会を納得できる形で終えられて、ホッとしている」世界シリーズ横浜大会で力走する谷=5月15日(本人提供)
東京大会の1年延期は試練だった。体調より気持ちを整えるのに苦心した。
「子供(6歳の長男、海杜くん)が幼く、代表を目指し続けるか悩んだ。だけど、多くの人たちが開催に向けて動いてくれている。アスリートとして最後まで走り切り、『区切りのゴール』を迎えたいと思った」
「東京には現在も緊急事態宣言が出ていて、スポーツに打ち込むこと、パラリンピックを目指すことには葛藤がある。気持ちや意見を言葉にしてきた自分でさえ、何も言わないほうが身を守れると考えてしまう。一方で選考レースは開催され、出なければ前に進めない。もどかしさがあった」
■「最後の大事なピース」
今年2月、招致活動を通じて知り合った夫の昭輝さんに胃の悪性リンパ腫が見つかり、約1カ月の放射線治療を受けた。
「最初はまさかという思いで、心配もあった。なるべく普段の生活を心掛け、私はトレーニングを中断することなく、夫は仕事と治療を両立した。大会にも応援に来てくれた夫の姿は頼もしかった。招致活動から一緒に取り組んだ私たちにとって、東京大会は8年のゴール。共通の思いがあったから、夫も治療を乗り越えられたのかもしれない」
15年に出産し、17年に競技転向して復帰。子育てと仕事、競技を掛け持つ日々でもあった。
「海杜は私がパラ出場を目指していることも認識していて、『ママ、頑張れ』という応援が力になる。限界を作らずに努力を積み重ねる姿勢を見せたいと思っていた。いつか何かに本気で打ち込んだときに、東京大会までの歩みを思い出してくれればうれしい」
自身の戦う背中を通して伝えたいことがある。
「パラを目指すアスリートの環境は劇的に変わり、いい方向に向かっている。次のステップへ進むための『最後の大事なピース』が大会本番。パラアスリートの躍動する姿が社会にインパクトを残し、変革していくことに理念がある。満員の観客とはならなくても、一人でも多くの人にパラの魅力が伝わってほしい」
令和3年5月24日付け 産経新聞朝刊掲載
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選手として、妻として、母として、いろいろな葛藤が伝わってきます。
記事を読んだ感想や、パラリンピックを通じて知った魅力についてなど、コメントでお寄せください。
コメント: 全5件
from: 翼が欲しい虎さん
2021年08月26日 05時59分20秒
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